ううむ、上手く書けなかった気が・・・・・・
流れは決まっているのに文章にできないとなんだか悔しいですね・・・・・・
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竜の母親が襲来した翌日。
竜はついなに体を揺らされて目を覚ます。
「ご主人、おはようさんや」
「ん・・・・・・。ああ、おはよう」
いつもとは違うついなの起こし方に竜は不思議そうに首をかしげるが、すぐに自分の母親が帰ってきていることを思い出して納得した。
ついなから自分の母親が霊を見ることができるということを聞いているのではないかと思うかもしれないが、ついな、ひめ、みことは竜の母親に霊を見ることができるということを口止めされているのだ。
そのため、竜は自分の母親が霊を見ることができるということを知らないのだ。
「今日はご主人のお母さんが朝ごはんを作っとるで」
「母さんが?」
ついなの言葉に竜は部屋の外へと耳を澄ませる。
ハッキリとは聞こえないが、うっすらと調理する音などが聞こえてきており、ついなとはまた違った安心感を感じられた。
「はよ着替えて顔洗ってきてなー」
「あいよー」
竜が起きたことを確認したついなは部屋から出ていく。
ついなの言葉に竜は着替えながら答えた。
◇ ◇ ◇
着替えと授業の準備を終えた竜はあくびをこぼしながらリビングに入る。
リビングに入るとついなが椅子に座って待っており、普段では見ない光景に竜は少しだけ違和感を感じていた。
「あ、起きたのね。いま朝ごはんできるから待ってなさい」
「うーい・・・・・・、くぁ・・・・・・」
竜がリビングに入ってきたことに気がついた母親は朝ごはんの用意をしながら竜に声をかける。
母親の言葉に竜は普段ついなに答えているのとは全く違っただらけた様子であくびをしながら答えた。
そんないつもと違う竜の様子についなは驚いた表情を浮かべながら目をパチクリとさせていた。
「ご、ご主人・・・・・・?」
「んぁ?・・・・・・あー、すまん。母さんが相手だからだらけ過ぎた・・・・・・」
いつもと様子の違う竜についなは恐る恐る声をかける。
ついなの言葉に竜は軽く頬を掻き、ついいつもよりも力の抜けた状態でしゃべってしまっていたことを謝った。
「そ、そうなんか。・・・・・・いつもと違ってちょっと驚いてしもた」
竜の言葉についなはポツリとつぶやく。
竜がここまで脱力した状態で話している姿をついなはいままで見たことがない。
それは逆に言えばまだついなの前ではそこまで脱力できるような状態ではないということ。
そのことを理解したついなは少しだけ寂しい気持ちになってしまった。
「ん?どうかしたの────」
「さっきから1人でなにをしゃべっているの?朝ごはんできたわよ」
ついながどことなく暗い表情になってしまっているように感じた竜はついなに声をかけようとする。
しかし、竜の言葉の途中で竜の母親が朝ごはんを持って現れたために竜は言葉を中断せざるを得なかった。
竜の前に朝ごはんを置いた竜の母親は自分の飲み物を用意して椅子に座る。
自分の母親が霊を見ることができるということを知らない竜は母親がいる今の状態ではついなに話しかけることができないと考え、朝ご飯を食べ始めるのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ