Vの体ができたらまずは自己紹介の動画つくりですかねぇ
そのために動画の作り方をもっと詳しく調べないと。
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着替えが終わり、竜たちは保健室に移動する。
保健室へと向かいながら竜たちが話すのは先ほどの大人の姿になっていたひめのこと。
「それにしてもさっきの大人の姿はマジで驚いたんやけど」
「うんうん。いつもの子どもの姿じゃないからぜんぜん分からなかったよ」
「うちで見た姿よりもさらに成長してたよね?」
「とりあえずこれで分かっているのはいつもの子どもの姿と昨日見た大学生くらいの姿、それとさっき見た大人の姿でしょうか?」
「いや、俺もあの姿とか初めて見たから驚いたんだけどな・・・・・・?」
少しばかりジトリとした目線を向けながら茜は竜に言う。
それほどまでにひめの大人の姿に衝撃を受けていたのだが、竜自身もひめが大人の姿になれるということは知らなかったので、いくら茜に言われても教えようがなかったのだが。
保健室へと向かいながら、竜たちはふと保健室に向かう廊下に男子生徒が多いことに気がついた。
「本当に保健室に行ったんだよな?」
「ああ、間違いないぜ!」
「もしかしたら新任の先生なのか?」
「そうかもしれないな。それに保健室に入っていったところを見たやつがいるらしいからイタコ先生とも知り合いなんじゃないか?」
保健室へと向かいながら聞こえてくる声から察するに、どうやら誰か大人の人が保健室に入っていったところを見た生徒がいたらしい。
新任の先生と思えるくらいなのだから、若い大人。
それに加えて男子生徒が多く反応していることから女性であるということは間違いないだろう。
「なんや新しい先生でも来るんかなぁ?」
「え、でもそんなことがあるなら朝会とかで言われそうだけど・・・・・・」
「んー、っていうかもしかしてなんだけど・・・・・・。教室から保健室に向かって行ったあの子なんじゃない?」
「むしろそれしかなさそうですよね?」
男子生徒たちの話している声を聞きながら茜たちは不思議そうに首をかしげる。
新任で新しく先生が来るのであれば全校朝会などで通達があるはずなので、それもなしに校舎の中に新任の先生がいるというのはおかしいことなのだ。
不思議そうにしている茜たちにマキとゆかりは自分たちが考えていたことを答えた。
マキとゆかりの言葉に竜たちは納得した表情でうなずいた。
「あー、なるほどなぁ・・・・・・」
「たしかにあの姿なら新任の先生と思われても仕方がない、のかな?」
「ちゅーか、保健室にくるまでずっと見える状態のままだったんか・・・・・・」
そんな話をしながら竜たちは保健室に到着する。
保健室へと入っていく竜たちのことを、とりわけ竜のことを嫉妬の込められた視線で見ている男子生徒たちのことに気づかないふりをしながら竜たちは保健室の中へと入るのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ