変わった生き物を拾いました   作:竜音(ドラオン)

425 / 650





わちゃわちゃとみんなでやるマイクラは楽しいですねぇ。

やはり一緒に遊ぶ人がいると楽しいです。







第407話

 

 

 

 

 ずん子ときりたんの声が聞こえてきた部屋。

 扉を開けた竜とついなの目に入ってきたのは押し倒されたずん子とずん子の上に馬乗りになっている半裸の男性の姿。

 その近くにはきりたんのことを捕まえているかなり年を取っている女性の姿もあった。

 

 

「いや!やめてください!」

「ぐふふふ、その抵抗もそそるなぁ」

 

 

 男性に馬乗りにされているずん子は身をよじって脱出しようとするのだが、体格で完全に負けているために脱出をすることはできなかった。

 抵抗するずん子の姿を見て男性はニタニタと下品な笑みを浮かべる。

 

 ずん子が襲われているということを理解した竜は即座に男性へと向かう。

 

 

「きりたんを頼んだ!」

「了解や!」

「な、誰だ貴様らは?!」

 

 

 竜の声に男性たちはようやく竜の存在に気がついたのか驚いた表情になる。

 驚く男性のことなど気にせずに竜はついなにきりたんを助けるように言う。

 竜の言葉についなは短く答えて了承し、きりたんを拘束している女性に向けて槍を作り出して殴りつけた。

 

 

「おぉ、らぁっっ!!!」

「な、防壁術が・・・・・・ぐべらっっ?!」

 

 

 ついなが女性のことを殴り飛ばしたのと同時に竜は男性に向かって思い切り跳躍して蹴りかかる。

 竜は一瞬だけなにかにぶつかるような感触を感じたが、とくに勢いが落ちることはなく、男性の顔面に竜の蹴りが直撃した。

 竜の蹴りを受け、男性は大きく後ろに吹き飛ばされる。

 

 普通であれば飛び蹴りなんかをすれば上手く着地をすることなどはできないのだろうが、竜が飛び蹴りを放った直後に竜に憑いている動物霊たちが一斉に動き出して竜が美味く着地できるように体勢の修正や勢いの減速なんかをしていたので問題なく着地をすることができた。

 

 

「大丈夫ですか?!」

「あ、ありがとうございます・・・・・・」

「ずん姉さま!」

 

 

 男性をずん子の上からどかすことに成功した竜は蹴り飛ばされて倒れた男性を警戒しつつずん子に声をかける。

 男性が上からいなくなったことによって自由になったずん子は乱れていた衣服を元に戻しながら竜にお礼を言う。

 ずん子が自由になったのと同時に同じように自由になったきりたんがずん子に飛びつく。

 

 ずん子や自分が襲われたということが相当に怖ろしかったのか、きりたんは震えながらずん子にしがみついていた。

 

 

「ぐ、ぐぐぐぐ・・・・・・。なんなんだ、このガキはぁ・・・・・・」

「私たちを“貴見済(たかみずみ)家”の人間と知っての行動かえ?!」

 

 

 竜の蹴りによって鼻血が出たのか、鼻を押さえながら男性は立ち上がる。

 それと同時についなによって殴られていた女性も大きな声でわめきだす。

 

 

「貴見済さま、これはどういうことですの!」

「おお、そこにいるのは私の妻ではないか。なに、私の妹になるというのだからな。これは私が色々と手ほどきをするしかなかろう?」

 

 

 イタコ先生が問い詰めるように叫ぶと、男性はニヤニヤと笑みを浮かべながらイタコ先生の体を舐めまわすように見る。

 男性のその視線が相当に不快に感じたイタコ先生は身震いをしながら思わず竜の後ろに隠れてしまう。

 

 イタコ先生、ずん子、きりたんの3人を守るように竜とついなは男性の視線を遮るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のヤンデレが読みたいですか? その16

  • 佐藤ささら
  • 鈴木つづみ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。