ギリギリの書き終わり・・・・・・
もう少し早く書き終わるようになりたいなぁ・・・・・・
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泣いていたずん子も落ち着きを取り戻し、竜たちは東北家の食卓へと移動する。
ずん子は男性に襲われたことによって少しだけ男性に対して恐怖感があるのか、食卓へと移動する際にも竜から少しばかり距離を取って移動していた。
「公住くん、まずはずんちゃんを助けてくれてありがとうございましたわ」
「あ・・・・・・、私からもありがとう、ございました・・・・・・」
「いえ、あれは自分もかなりむかついたので・・・・・・」
椅子に座り、イタコ先生は改めて竜にお礼を言い、頭を下げた。
イタコ先生がお礼を言ったことに続いて同じようにずん子もお礼を言って頭を下げる。
それに続くようにきりたんも頭を下げた。
3人に頭を下げられ竜は頬を掻きながら3人のお礼を受け取った。
「それで、改めて話を聞いても良いですか?」
「ええ、もちろんお話ししますわ」
3人からのお礼も受け取り、改めて竜は話を聞くために切り出す。
竜の言葉にイタコ先生は椅子に座りなおしてうなずいた。
そして、イタコ先生は改めてイタコ先生が先ほどの男性との婚約を断るための方法を話し始めた。
「ええと、まず大前提として霊力が高くて霊を視ることができる男性であるという条件が必要なことは言いましたわよね?」
「はい。車の中で言ってましたね」
「その条件があるっていうことはやっぱり霊能力者の血を濃くしていこうっちゅう感じの婚約なんか?」
「まぁ、そういうことが多いのはこの業界の
確認をするようにイタコ先生は竜に尋ねる。
イタコ先生の言葉に竜はうなずき、東北家に来る途中の車の中で聞いていたことを答える。
改めて聞いた条件の内容から、ついなはどういった目的での婚約なのかを推測する。
ついなの言葉にきりたんは仕方がないといった風に答えた。
「でも俺なんかの霊力とかで大丈夫なんですか?」
「そこは問題ありませんわ。先ほど、公住くんはさっきのおっさんの霊力を込めた言葉を受けても何ともありませんでしたからね。そのことからも公住くんの方が霊力が多いことは明白なのですわ」
霊力があることや霊が視えることなんかは竜も把握しているのだが、それでも自分の霊力の量がどれくらいなのかまでは正確には把握できていなかったのだ。
竜の言葉にイタコ先生は問題ないとうなずきながら答える。
そして、イタコ先生はどうして問題がないと確信を得たのかを説明した。
先ほど、竜に向かって男性が怒鳴ったとき、竜自身は効果がなかったのと苛立っていたために言葉に霊力が込められていたことにはまったく気づいていなかった。
言葉に霊力を乗せた場合、その言葉は相手の魂に直接届くようになる。
これは基本的には一般人にしか効果はなく、霊力を持つ人間には基本的には効果は薄くなる。
そのため、貴見済の2人は竜に効果がないことに驚いていたのだ。
まぁ、このことから何が言いたいのかを簡潔に言ってしまうのであれば、竜の方が貴見済家の男性よりも霊能力的には優れているということだ。
「というわけで、ええっと、その・・・・・・。婚約を断るために一時的に私の恋人になってもらえないでしょうか?」
言葉にする際に恥ずかしさが出てきたのか、もじもじとしながらイタコ先生は竜にお願いをする。
イタコ先生の言葉に竜はやや困惑した表情を浮かべながら頬を掻くのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ