ランパートで壁を作りながらディボとスピファを撃ちまくるの楽しそうだなぁ。
Vの体ができたらエペの配信とかやりたいですねぇ。
・
自身の手を掴んでニコニコと笑みを浮かべている和服姿の少女の姿に竜はどうしたものかと考える。
貴身純家の3人がなにも言わないことや、貴見済家の男性が気にせずに貴身純家に来た理由を話していることからそこまでたいしたことではないのだろうと推測することはできるのだが、それでも見知らぬ少女に嬉しそうに手を掴まれているということにどうしても困惑してしまっていた。
「────ということから私とこちらのイタコさんが結婚することができれば本家である貴身純家にもかなりのプラスになるのではないかと考えられるわけです」
「ふぅむ。確かに利点は多いように思えるがのう・・・・・・」
「ええ、ですがイタコさんは婚約自体を拒否しておられる様子ですし、望まぬ結婚をさせるというのも・・・・・・」
竜が和服の少女に気を取られていると、いつの間にか貴見済家の男性の話が終わっており、男性の話の内容を貴身純家当主である紅葉と貴身純家長男の筒治が話し合っていた。
男性の話を聞いていたイタコ先生は不愉快そうに顔をゆがませている。
「では、次にイタコ殿の話をうかがってみようかのう」
「たしか、貴見済家との婚約を断りたいと言っていましたね」
男性の話を聞き終えた紅葉と紅葉は次にイタコ先生の話を聞くために話を振る。
2人の言葉にイタコ先生は不愉快そうにしていた表情を元に戻して貴身純家に来た理由を話し始めた。
「ふん。どう考えても私と結婚をすることになるのは目に見えているだろうに」
貴身純家に来た理由を話すイタコ先生の姿を見て、男性はバカにするかのように鼻を鳴らす。
「それにこの女と結婚をすれば必然的にこいつの妹が2人もついてくるからな。そうなれば高校生と少々幼いが小学生の体を味わうことができるからな・・・・・・。ぐふふふ・・・・・・」
「こいつ・・・・・・」
イタコ先生の妹、つまりはずん子ときりたんのことを妄想でもしているのか、気持ちの悪い笑みを男性は浮かべる。
気持ちの悪い笑みを浮かべながらつぶやいている男性の声に竜は殴りかかってしまいそうな衝動をどうにか抑えこむ。
竜がなにかをこらえていることが分かったのか、竜の手を掴んでいた和服の少女は竜の顔を見、竜が睨みつけている男性を見た。
「────ですので、年齢的な意味でもこのような結婚はお断りしたいのです」
「なるほどなるほど。たしかに年齢がだいぶ離れているように見えるのう」
「そんなものは些細なことにしか過ぎないだろう!いいから私と結婚をするのだ。そうすれば私の貴見済家の力も増すことになる!」
イタコ先生の説明に紅葉はうんうんと納得したようにうなずく。
そんなイタコ先生の言葉を切り捨て、男性は強気に言い切る。
あまりにも自信に満ちた男性の言葉に筒治は少しばかり眉を動かす。
「ふふ・・・・・・、あはははは・・・・・・。あーはははっははっはははっは!!」
「?!」
「おい、なんでいきなり笑っているんだ?!」
「・・・・・・この声って」
不意に小さな笑い声が聞こえてくる。
その笑い声は徐々に大きくなっていき、最終的にはかなり大きな笑い声となっていた。
笑い声をあげていたのは顔を黒子のような格好をしている女性。
女性がいきなり笑い出したことにイタコ先生は驚き、紅葉は呆れたように額に手を当て、筒治は女性がいきなり笑い出したことに対して怒っていた。
そんななか竜だけは女性の声に聞き覚えを感じているのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
-
佐藤ささら
-
鈴木つづみ