ツイッターのフォロワーが一気に300人になって驚いています。
こんなに早く増えるとは思ってもいませんでした。
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紅葉の言う“主として認めたのかもしれない”という言葉に竜は和服の少女を見る。
それと同時についなは不機嫌そうな表情になった。
どうやら紅葉の言った言葉が不満だったようだ。
「むぅ・・・・・・」
「主、ねぇ・・・・・・」
急に主と言われてもどうすればいいのかが分からず、竜は困ったように頬を掻く。
まぁ、すでに一度ついなにいきなりご主人と呼ばれていまも呼ばれ続けているのだが。
さすがに貴身純家に住み着いているであろう座敷童に主と呼ばれても良いものかと竜は頭を悩ませる。
といっても貴身純家の当主である紅葉はとくに気にした様子もなく、同じように筒治もなにかを言う様子はなかった。
『お兄さん。私を視ることができる人。嬉しい』
「あー、なんだ。もしかして誰かに見つけてもらえることが嬉しかったのか?」
不意に竜は頭の中に声が聞こえてくる。
その声の主は目の前にいる和服の少女。
聞こえてきた声の内容に竜はしゃがみこんで少女と目線を合わせながら尋ねた。
『うん。昔は私を視ることができる人いっぱいいた。でも最近は私が声をかけても気づかない人ばかり』
「昔は霊力が高い人が多かったってことか・・・・・・?」
竜の言葉に少女はうなずいて答える。
どうやら少女が言うには昔は少女のことを視ることができる人は多かったらしいが、最近では貴身純家の人間でも少女のことを視ることができる人間はほぼいないらしい。
少女の言葉に竜はいまの貴身純家の状況をなんとなく理解した。
「それでたまたまこの家に来た霊力の高い俺を見つけて近くに来たってことだったんだな」
『うん。だから私と遊ぼう』
少女がどうして自分の近くに現れたのかの理由を理解して竜は納得する。
そんな竜に少女は手を差し出しながら言った。
そうして竜が座敷童の少女と話している光景を、座敷童の見えない面々は不思議そうにしながら見ていた。
「ちゅわぁ、ぜんぜん見えませんし、声も聞こえませんわねぇ・・・・・・」
「あー、まぁ、かなり強い存在みたいだからねぇ・・・・・・。当時は貴身純家で神童だなんだって言われてた私でさえ存在を感じ取れるだけだったもの。・・・・・・なぜかあの子は普通に見えちゃっているんだけどね」
どうにか座敷童とやらの姿を視ることができないかとイタコ先生は目を凝らしてみるが、その目に映るのはとくになにもいない空間ばかり。
そのことにイタコ先生は残念そうな声を出す。
イタコ先生の言葉に竜の母親である咲良はうなずきながら答えるのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ