変わった生き物を拾いました   作:竜音(ドラオン)

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かなり眠い・・・・・・

ツイッターの通知音がなければ完全に寝てしまっていた・・・・・・







第426話

 

 

 

 

 竜が座敷童と遊び始めたのを確認したイタコ先生は改めて貴身純家の面々へと体の向きを変える。

 すでに貴見済家の男性はどこかに運び込まれているため、これで安心して本来の目的であった貴見済の男性との婚約を破棄するためのお願いをできるようになるのだ。

 

 

「ええと、改めまして貴見済家の男性との婚約を断るためにお力を貸していただきたいのですが・・・・・・」

「おお、そういえばそんな目的にこの家に来たんじゃったのう」

「といっても彼はあの様子ではもう終わりでしょうけどね」

「むしろ無事に終わらせるつもりなんてないわよー。本家であるこの家を舐めたことしてたんだから」

 

 

 イタコ先生の言葉に紅葉は思い出したように手を叩く。

 そこにさらに筒治、咲良は言葉を続けた。

 

 続けられた筒治と咲良の言葉にイタコ先生は不思議そうに首をかしげる。

 

 

「それはどういう・・・・・・?」

「まぁ、分家であるはずの彼が本家であるはずの私たちに対して明らかに敵対するかのようなことをしていましたからね」

「仮に本家からなにもなかったとしてもこの事実は分家中に広まるから総じて無視されたりするんじゃないかしら?」

 

 

 筒治と咲良の言っている言葉の意味がよく分からなかったイタコ先生は2人にどういう意味なのかを尋ねる。

 

 イタコ先生に尋ねられ、筒治と咲良はどうして貴見済家の男性が終わりなのかを簡単に説明した。

 ちなみに敵対するようなことというのは霊力の高いものを自分たちの血に組み込んで霊力を高めたり、本家に住み着いている存在である座敷童を狙ったりした行為のことを指している。

 

 

「なるほど。そうなれば自然と私との婚約の話もなくなるというわけですわね?」

「まぁ、そういうことじゃのう」

 

 

 筒治と咲良の説明を聞き、どういったことからそうなったのかを理解したイタコ先生はホッと息を吐く。

 これでしたくもない相手と無理やり結婚することがなくなったと分かり、イタコ先生は体から力を抜いて思わず畳の上にへたり込んでしまった。

 

 

「・・・・・・ちゅわ?そういえば私ってもともとは貴身純家の方に婚約の話がいっていたんですわよね?」

 

 

 ふと、イタコ先生はあることを思い出して首をかしげる。

 イタコ先生が思い出したのは自分の親が勝手に打診をした婚約のこと。

 

 本来であれば誰と婚約することになっていたのか。

 イタコ先生はふとそんなことが気になってしまった。

 

 

「ああ、あの婚約の話ね。あれなら一番年齢が近い人ということで竜が候補になっていたわね」

「え、えええええええ?!」

 

 

 咲良の口から発せられた予想外の言葉にイタコ先生は思わず大きな声を出して驚いてしまうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のヤンデレが読みたいですか? その16

  • 佐藤ささら
  • 鈴木つづみ
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