ううん。
ここのところ上手く書けないなぁ・・・・・・
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座敷童と昔のおもちゃを使って遊んでいた竜は、いつの間にかそこそこに時間が経ってしまっていることに竜は気がつく。
窓を見れば外の景色がややオレンジ色になってきており、すでに夕方に近い時間になっていることが分かった。
「いつの間にかこんな時間か。そろそろ帰らないとかなぁ」
『帰っちゃうの?この家に住まないの?』
「いやぁ、俺にも家があるからなぁ」
外の景色を確認した竜の呟きに座敷童は首をかしげながら竜の服を掴んで尋ねる。
座敷童からすれば竜はいまとなっては数少ない自分のことを視れる人間。
そのために竜に対して少しだけ執着心が出てきてしまったのだ。
座敷童の言葉に竜は困ったような表情になりながら答えた。
「ごめんな。ずっとこの家にいるつもりはないんだよ」
『寂しい・・・・・・。また、来てくれる?』
「ああ、もちろんだよ」
しょんぼりとした座敷童の姿に竜は優しく頭を撫でる。
竜に頭を撫でられ、座敷童は嬉しそうに目を細めた。
「さて、と。イタコ先生、そろそろ帰った方が良いのでは?」
「いったたたた、・・・・・・ちゅわっ?!え、ああ、そうですわね!」
座敷童の視線に合わせてしゃがみこんでいた竜は立ち上がり、イタコ先生に声をかける。
いまだにキツネに攻撃されていたイタコ先生は竜に声をかけられ、驚いた声を挙げるのと同時に自信を攻撃してきていたキツネを無理やり捕まえて自分の中へと戻した。
「いつの間にかこんな時間でしたのね。ええと、それでは私たちはこれで・・・・・・」
「あ、ちょっと待ちなさい」
イタコ先生の言葉に咲良が待ったをかけた。
帰ろうとしていたところを止められたため、イタコ先生は不思議そうに咲良を見る。
「どうかしましたか?」
「今日は帰らずに家に泊まりなさい。分家とはいえうちの家系の人間が迷惑をかけてしまったのだからそれくらいはさせてちょうだい」
どうして咲良が呼び止めたのかを不思議に思いながらイタコ先生は尋ねる。
イタコ先生の言葉に咲良は申し訳なさそうにしながら言う。
どうやら分家────貴見済家が迷惑をかけたことに対して申し訳なさを感じているようで、イタコ先生にこの家に泊まらないかと提案してきた。
「貴身純家に・・・・・・ですか・・・・・・?いえ、家には妹たちがいますし。今日のところは家に帰らせてもらいますわ」
「そう。なら竜はどうかしら?」
「いや、俺も帰るよ」
咲良の言葉にイタコ先生は泊まらない理由を答える。
イタコ先生に断られた咲良は、そのままついでといった感じで竜にも尋ねる。
咲良に聞かれた竜は首を横に振り、貴身純家に泊まることを断るのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ