変わった生き物を拾いました   作:竜音(ドラオン)

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わずかに遅れてしまった・・・・・・

しかも内容がぁ・・・・・・





第431話

 

 

 

 

 イタコ先生の婚約騒動も無事に終わり、竜たちはいつも通りに学校に向かう。

 学校に向かっているメンバーはいつものように茜、葵、ゆかり、あかりの4人であり、ついなは竜の制服のポケットに入っていた。

 

 

「そんで、イタコ先生の問題は無事に解決したんか?」

「そういえばお休みのときにイタコ先生のところに行ったんだっけ」

 

 

 学校へと向かいながら茜は気になっていたことを尋ねる。

 茜の言葉に葵も確認するようにつぶやいて竜を見た。

 さらにはゆかり、あかりも同じように竜を見ている。

 

 

「ああ、それならなんとか解決したよ」

「そうなんですね」

「ということは竜先輩が恋人のふりをするのも終わりということですね?」

 

 

 茜の言葉に竜はうなずいて答える。

 竜の答えにゆかりはうなずき、あかりは竜に尋ねる。

 竜がイタコ先生の恋人のふりをするというのは、霊力が高くて霊のことを視ることができる竜であればイタコ先生と婚約をしようとしてきている貴見済家に対して婚約を断ることができるのではないかと考えたからだ。

 

 まぁ、貴身純家が竜の母親の実家だということが分かったために竜とイタコ先生による偽の恋人作戦は使われることなく終わったのだが。

 

 

「あ、そういえば。イタコ先生と婚約をしようとしていた男の実家が貴見済(たかみずみ)家だってことは言ったっけか?」

「やー、確か聞いとらんはずやな」

「うん。ボクも聞いた覚えはないよー」

「私も聞いてませんね」

「同じくですよー」」

 

 

 ふと、竜はイタコ先生に婚約を迫っていた人間が貴見済家であったことを教えたかどうか確認をする。

 竜の言葉に茜たち4人は貴見済という名字に関して聞いたことがないと答えた。

 

 4人の答えに竜は納得したようにうなずく。

 

 

「あー、えっと、とりあえずその貴見済家は分家で本家っていうのがあるんだよ。その本家の家の名字が貴身純(きみすみ)家って名前でな」

「貴身純?なんや竜の名字とおんなじやん」

「本当だ。不思議だねー?」

 

 

 分家である貴見済家の本家、貴身純家の名字を挙げると茜たちは驚いた表情になって顔を見合わせた。

 茜たちにとって“きみすみ”という名字は竜の名字という印象が強かったのだ。

 

 

「そんで、その貴身純家がなんかあったんか?」

「ああ、まあな。その貴身純家がな、俺の母さんの実家だったんだよ」

「うそっ?!」

「そんな偶然がありますか?!」

「す、すごい偶然があったんですね?」

 

 

 貴見済家の本家である貴身純家。

 その家が竜の母親の実家だという事実に茜たちは驚き、思わず口を開いてしまう。

 

 

「まぁ、驚くよなぁ。俺も本当に驚いたし」

「そりゃあ、驚くに決まっとるやろ!」

「たしかイタコ先生は相手の家はけっこう位が高い家だって言ってなかったっけ?」

「そんなことを言っていたような・・・・・・?」

「うろ覚えですねー・・・・・・」

 

 

 茜たちが驚いている様子に竜は何度もうんうんとうなずく。

 そんな竜に茜は思わずツッコミを入れるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のヤンデレが読みたいですか? その16

  • 佐藤ささら
  • 鈴木つづみ
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