気温の変化が激しいので体調に気をつけてください。
朝は暖かくても夜に一気に冷えたりしますので。
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竜の母親の実家がイタコ先生の親が婚約を打診した先だったと聞いてもあまり驚いた様子のないイアとオネに竜は逆に驚いた表情になる。
イタコ先生の親が婚約を打診した家が竜の母親の実家だということを茜たちに言ったときにはかなり驚いていたために、イアとオネがそこまで驚いた様子を見せていないことが竜にとってかなり意外だった。
「驚かない、んですか・・・・・・?」
「んー、たしかに驚きはしたんだけど・・・・・・。詳しく説明をできるってことはなにかしら関係があるんだろうなぁって思ったの」
「そう考えたら驚くよりも納得の方が強かったのよねぇ」
竜の言葉にイアとオネは互いに顔を見合わせて驚かなかった理由を答える。
2人の言葉を聞いて驚かなかった理由を理解し、竜たちは納得して頷いた。
「あれ?そういえばイタコ先生の親が婚約を打診したのが公住くんのお母さんの実家なんだよね?」
「そうですね」
ふとなにかに気がついたのかイアが首をかしげながら竜に尋ねる。
イアがなにに気がついたのか分からず、同じように首をかしげながら竜は答えた。
「それでさ。もしも公住くんの実家がイタコ先生との婚約を断ってなかったら誰が婚約相手になってたのかなぁって、ちょっと気になっちゃった」
「あー、なるほど。母さんから聞いた限りでは母さんのお兄さんの家には娘しかいないらしいですし・・・・・・」
「竜くんのお母さんは他に兄妹とかいるのかしら?」
「いえ、2人兄妹って言ってましたね」
イアが気になったのは貴身純家がイタコ先生との婚約を了承していた場合の相手が誰だったのか。
イアの言葉に続いてオネも竜に気になったことを尋ねる。
竜が聞いた限りでは貴身純家には竜の母親と兄の2人しか子どもがおらず、兄の方には娘しか子どもがいなかった。
そして、公住家、つまりは竜の家には竜しか子どもがいない。
竜の言葉にイアとオネは少しだけ考えるような表情になる。
「・・・・・・そうしたら貴身純家には若い男性が公住くんだけということに」
「それじゃあ、つまりはそういうことよね?」
竜から聞いた情報から貴身純家には若い未婚の男性が竜以外にはいないのだろうということが分かる。
貴身純家に竜以外に若い未婚の男性がいないということ、そしてイタコ先生の婚約相手。
それらの情報からイアとオネはある結論へとたどり着いた。
「もしかしてだけど、イタコ先生の婚約者って公住くんになってた可能性があったんじゃない?」
「貴身純家には他に当てはまりそうな男性は聞いた限りではいないみたいだし間違いないと思うのだけど・・・・・・」
「ちゅ、ちゅわぁ・・・・・・」
イアとオネが出した結論を聞き、竜たちの視線がイタコ先生に集中する。
全員の視線が集まったことに、イタコ先生は表情を固まらせることしか出来なかった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ