変わった生き物を拾いました   作:竜音(ドラオン)

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撮影のときの裏話とか分からないから描写が難しいなぁ。

とりあえずは私のイメージする撮影風景となっております。









第446話

 

 

 

 

 撮影の準備が整い、ウナの表情が“cafe Maki”スペシャルを食べていたときの子どもらしいものからインタビューをするジュニアアイドルのものへと変化する。

 そして、ボイテレビのスタッフからマイクを受け取ったウナはニコリと笑みを浮かべた。

 

 

「撮影開始しまーす!5、4・・・・・・」

「皆さんこんにちは!“UNA(ユーナ)”です!今日は町できいたオススメのお店“cafe Maki”さんに来てます!」

 

 

 ボイテレビのスタッフがカウント3から声に出さずに指だけでカウントをして撮影が始まる。

 撮影が始まるとウナは笑みを浮かべながらカメラに向かって自分がどこに来ているのかを答えた。

 

 

「このお店、“cafe Maki”はその名前の通りカフェで、飲み物やいろいろと美味しい食べ物を出してくれるよ。どの料理も美味しそうで、見ているだけでも楽しめるんだ!」

 

 

 最初にウナがカメラに向かって説明するのは“cafe Maki”がどのようなお店なのか。

 これは番組として撮影させてもらうお店に対する礼儀のようなもので、決して忘れてはいけないことの1つだろう。

 なお、忘れてはいけないことの1つには必ず取材許可を取るなどの当たり前のことも含まれているのだが、これを忘れてしまうスタッフがたまにいるらしく、なくすことができないらしい。

 

 

「あ、店員さんがいますね。お話をうかがってみましょう!すみませーん!」

「はい。なんでしょうか?」

 

 

 ややわざとらしいウナの呼びかけに、竜はボイテレビのスタッフから先に言われていたようになるべく自然に見えるようにしながらウナの呼びかけに答える。

 まぁ、とはいっても素人に演技などできるわけもないので、その辺りはいつも通りにお客さんに呼ばれたときのように動いていくしかないだろう。

 

 

「えっと、このお店のオススメの料理や飲み物を教えてくれますか?」

「オススメの料理と飲み物ですか・・・・・・」

 

 

 ウナ質問に竜は少しだけ考え込む。

オススメの飲み物に関して言えば答えることは難しくはないのだが、料理のオススメとなれば少々答えるのが難しくなってしまうのだ。

 

 

「オススメ・・・・・・、オススメ・・・・・・。ううん、難しいですね。料理はどれも美味しいのでどれもオススメできますし、飲み物に関しても店長のオススメを選べば頼んだ料理に一番合うような飲み物を出してくれますから」

「なるほどー。じゃあ、つまりは何回も来ていろいろな料理を食べた方が良いってことだね?」

「まぁ、そうなるかなぁ」

 

 

 オススメの料理、オススメの飲み物。

 正直に言ってオススメというのは勧めた本人の好みに基づいて答えられるので、万人に受けるかと聞かれれば首をかしげざるを得ない。

 そのため、竜はオススメの料理と飲み物を具体的には答えなかった。

 

 それから、竜はウナからの質問に答えて撮影を続けていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のヤンデレが読みたいですか? その16

  • 佐藤ささら
  • 鈴木つづみ
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