ディスコの仲間たちとアモングアスをやりました!
めっちゃわちゃわちゃして楽しかったです!
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ウナによるインタビューが終わり、ボイテレビの撮影スタッフたちは一気に雰囲気を柔らかいものへと変化させる。
オンとオフの空気にきっちりとメリハリがあるというのはとても重要なことで、常にピリピリとした雰囲気であったり、常に緩んだ雰囲気であり続けるよりもかなり効率的に仕事などを進めることができるだろう。
「・・・・・・ふぅ。はーい、これで今日の撮影は終わりです。局に戻る時間になるまでは休憩にしますね」
「分かりましたー」
「あ、店員さん。注文しても良いですか?」
「今日の撮影もすぐに終わりましたねー」
「“UNA”ちゃんがNGを出さないおかげよ。別のところでは取り直しの回数が2桁にいったことだってあるらしいし」
ボイテレビのこのグループのおそらくは総責任者らしきスタッフの言葉に、他のスタッフたちは機材などを手早くまとめていく。
そして、機材などをまとめ終わったスタッフから順に“cafe Maki”の店員たちによって空いている席に案内されていった。
ボイテレビのスタッフたちが席に案内されていく中、もともと席に座っていたウナはジッとスタッフたちを案内している竜の姿を見ていた。
「よし、これで全員案内し終わったな」
「なぁご主人、さっきからウナちゃんがご主人のこと見とるで?」
テレビ番組の撮影スタッフということでそこそこの人数がいたが、無事に全員を席に案内することができて竜はグッと伸びをする。
まだここからスタッフたちの注文を聞く仕事が残っているのだが、まだスタッフたちはメニュー表を見てなにを注文しようか悩んでいるためにつかの間の平穏が訪れていた。
竜のポケットから顔を出して周囲を見渡していたついなはウナが先ほどから竜のことを見ていることに気がついて竜に教える。
ついなの言葉に竜は首をかしげながらチラリと目だけを動かしてウナのいる方を見た。
ウナの座っている席はウナが料理を食べているシーンを撮影しやすいように1人用の席となっており、その近くの席にはボイテレビのスタッフたちが座っている。
その座っている席でウナは変わらずジッと竜のことを見ていた。
ウナが自分のことを見ていることを確認した竜は不思議に思いつつウナのもとへと向かって行った。
「なにか追加で注文かな?」
「あ、ううん!そういうわけじゃないんだぞ!」
竜の言葉にウナはパタパタと手を振りながら答えた。
ウナの答えに、それならばどうして見ていたのかと竜は首をかしげる。
「えっと・・・・・・、その・・・・・・、ね?私の撮影してるとこ見ててどうだった?」
「撮影してるとこを見てて?といっても前にも別の撮影をしてるところは見てるけど・・・・・・」
どこか恥ずかしそうにしながらウナは尋ねる。
ウナの言葉に竜は不思議に思い聞き返す。
そんな竜の言葉にウナは不満そうに頬を膨らませるのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ