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弦巻家での晩ご飯も食べ終わり、竜はついなを頭の上に乗せながら帰路についていた。
帰路はだいぶ暗くなってはいるのだが、母親の実家が貴身純家だとバレたことによって母親から簡単な防御用の術式を教わったために多少暗い道だとしてもほぼ安全に出歩くことができるようになっているのだ。
「ご主人の守りの術はなんかあったかい感じがするなぁ」
「自分ではよく分からないけどそうなのか?」
どこかポヤポヤとした空気を醸し出しながら竜の頭の上でついなは言う。
竜本人に自覚はないのだが、竜の母親の家系────貴身純家の家系が浄化を生業とする家系のために竜自身にも浄化の力がしっかりと受け継がれていた。
しかも竜の浄化の力は歴代の貴身純家の中でも最も高いもので、そこにいるだけで周囲を浄化できるほどだった。
まぁ、本人にその自覚がなかったためにその浄化の力はあくまでも浄化でしかなく、悪霊などの悪い存在から自身の身を守ることができなかったのだが。
ちなみに、竜の周りに動物霊たちが集まってきているのもこの浄化の力が原因であり、竜の周囲が浄化されていることによって動物霊たちにとってもかなり居心地のいい場所となっているのだ。
竜が防御用の術式を扱えるようになったために、特になにごともなく竜とついなは家に到着した。
「ん、音が聞こえるってことは誰か遊びに来てるのか」
「けっこう音がしとるなぁ。どれくらい来とるんやろ?」
家のカギを開けようと竜がカギをポケットから探していると、家の中からなにやら物音が聞こえてくる。
普通であれば泥棒などを疑うかもしれないが、そこはいつもみゅかりさんなどが不法侵入しているので、とくに驚いた様子もなく普通に気にした様子もなく玄関のカギを開けた。
玄関を開けたことによって家の中から聞こえてきていた音がさらにはっきりと聞こえるようになる。
物音の他になにやら鳴き声のようなものが聞こえているあたり、みゅかりさんたちが来ていることは確定していると言えるだろう。
「ただいまー、っと」
「うひゃあ、また散らかしたなぁ・・・・・・」
洗面所でキチンと手洗いうがいを終えてから竜とついなはリビングに入る。
リビングには竜の予想していた通りみゅかりさん、けだまきまき、あかり草、セヤナー、ダヨネーがおり、リビングはやや散らかった状態となっていた。
みゅかりさんたちが遊びに来るとほぼ確実と言っていいほどにリビングは散らかってしまうので、ついはな慣れた様子でリビングの片づけに取りかかる。
ついなに続くように竜もリビングの片づけを手伝う。
竜とついながリビングを片づけ始めたのを見てみゅかりさんたちもリビングの片づけを手伝い始めるのだった。
◇ ◇ ◇
リビングの片づけが終わり、竜たちはソファーに座ってホッと息をつく。
「それにしても毎回毎回リビングを散らかしているけど散らかさないようにすることは無理なのか?」
「うみゅみゅみゅみゅ・・・・・・」
「ぎゅぎゅーん?」
「わぁ」
「ムリヤネー」
「ムリカナー」
竜の座っているソファーの隣に飛び乗ってきたみゅかりさんのことをぐしぐしとやや乱暴に撫でながら竜は言う。
竜の言葉にけだまきまきとあかり草は首をかしげるような仕草を見せ、セヤナーとダヨネーは部屋を散らかさないようにするのは無理だろうと答えた。
「はぁ、今度からはあまり部屋を散らかさないようにしてくれよ?」
「みゅみゅみゅー」
「ぎゅんぎゅぎゅーん」
「わわーわぁ」
「ゼンショハスルデー」
「キヲツケルヨウニスルヨー」
溜息を吐き、竜はみゅかりさんたちに次からはあまりリビングを散らかさないようにしてほしいとお願いする。
そんな竜の言葉にみゅかりさんたちはそれぞれ鳴き声をあげて答えるのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ