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体育の授業でなにをしようかなぁ・・・・・・
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落ち着きを取り戻し、竜の肩から手を離したオネは困ったような表情で竜たちを見る。
クラスメイトとほとんど話したことのないオネは、二人一組を組むように言われてとっさに保健室でよく話をしていた竜と組もうとしていた。
しかし落ち着きを取り戻したことによってオネは茜たちと組む選択肢も生まれたのだ。
「んで、どうするんだ?同性の方が組むのは良いと思うんだが・・・・・・」
「うちはぜんぜん大丈夫やで!」
「ボクも大丈夫だよ」
「私も組んでも良いですよ」
「私も大丈夫だよー」
改めて竜はオネにどうするのかを尋ねる。
二人一組を組むのであれば異性である自分よりも同性である茜たちのうちの誰かの方が良いのではないか。
そう考えた竜はオネに茜たちと組んだ方が良いのではないかと尋ねたのだ。
竜の言葉に茜たちも自分たちと組んでも大丈夫だと声を上げる。
茜たちの言葉を聞き、オネは悩むような表情になりながら竜たちを見る。
「えっと、それじゃあ竜くんにお願いしても良いかしら?」
「うん?俺と組むのか?」
竜たちを見てオネが選んだのは竜だった。
異性である自分が選ばれるとは思ってもいなかった竜は驚いたような表情になってオネに聞き返す。
また、竜と同じように落ち着いたオネが竜を選ぶとは思っていなかった茜たちも驚いた表情でオネを見る。
「なんで俺なのか聞いてもいいか?」
「あ、うん。えっと、茜さんと葵さんは姉妹だからやっぱり組むのかなって思って、ゆかりさんとマキさんも仲が良いみたいだから組むんじゃないかなって思ったからね」
「いや、べつにそんなん気にせんでええんよ?!」
「そうそう!」
「そうですよ。たしかに私たちの仲は良いですけど、オネさんとも仲が良いと私は思っていますよ?」
「うんうん。そんなに気にしなくて大丈夫だよ」
自分が選ばれたことが意外だった竜はどうして自分を選んだのかを尋ねる。
竜の言葉にオネはどうして竜をもう一度選んだのかの理由を答えた。
どうやらオネは茜と葵、ゆかりとマキがそれぞれ二人一組を組むのだと考えて竜を選んだらしい。
オネの言葉に茜たちは驚きながら自分たちを選んでもらっても大丈夫だと言う。
まぁ、茜と葵が姉妹だということと、ゆかりとマキが仲の良い2人組だということは保健室での会話でオネは知っていたので、そういった理由から茜と葵、ゆかりとマキが組むのだと思っていたのだろう。
「まぁ、俺はオネが気にしていないなら良いんだが」
「それじゃあお願いするわね!」
オネが自分を選んだ理由を聞き、竜は頬を掻きながら答える。
すでに他のクラスメイトたちは二人一組を組んでいるので、時間的にも早く相手を決めなくてはいけないのだ。
竜の言葉にオネは竜の手を掴んで握手をしながら答える。
竜とオネが握手をしている姿を見て、茜たちは悔しそうにしながらそれぞれ二人一組を作るのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ