いっそのこと一回完結させた方が良いのかとも思いましたけど
完全にネタ切れになるまでは書き続けようと思います。
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保健室に着いた竜たちはそれぞれお昼ご飯の準備を進めていく。
先に保健室に着いていたあかり、イアの2人はすでに準備を終わらせており、竜たちの分の飲み物を準備していた。
「あれ?あかりとイア先輩が飲み物を準備してくれているならオネは別に飲み物を買ってこなくてもよかったんじゃないか?」
「ああ、姉さんたちが用意してくれてるのがお茶だったからよ。ちょっと炭酸系のジュースを飲みたい気分だったの」
あかりとイアが用意してくれた飲み物を受け取りながら竜はふとオネが自販機で飲み物を買っていたことを思い出して尋ねる。
竜の言葉にオネは自販機で買った飲み物を見せながら自販機で飲み物を買ってきていた理由を答えた。
あかりとイアが用意していた飲み物は保健室に置いてあったお茶であり、イタコ先生が自由に飲んでいいと竜たちに言ってあるものだ。
そのため、あかりとイアは自分たちの分だけでなくイタコ先生の分の飲み物も用意している。
「そうなのか。まぁ、たしかに炭酸系は飲みたくなるよな」
「分かるなぁ。うちもちょこちょこ飲みたくなる時があるで」
「いや、お姉ちゃんはほぼ毎日飲んでるでしょ」
「炭酸系は美味しいんですけど糖分も多いんですよねぇ」
「そうそう。だからあまり飲み過ぎると虫歯になったり太ったりしちゃって・・・・・・」
オネが見せた炭酸系の飲み物を見て竜たちは納得する。
炭酸系の飲み物はふとした時に飲みたくなる魔性の飲み物であり、飲みたくなる時が多くあるにも関わらず砂糖が多く使用されて甘く、虫歯になりやすく太りやすくもあるという怖ろしい飲み物だ。
ちなみに、『コーラをたくさん飲むと骨が溶ける』といった話を聞いたことがある人はいるかもしれないが。
これは骨や歯の主成分であるリン酸カルシウムが酸に溶ける性質を持っていて、抜けた歯や魚の骨などを長時間コーラや炭酸飲料、天然果汁など酸を含んだ液体に漬けておくとカルシウムやマグネシウムが溶け出しまていってしまうことから言われるようになったらしい。
といっても酸を含んだ飲食物が人の体内で直接骨に触れるような事態はまずありえず、口に含んだ時も口の中をすぐに通り過ぎて歯に触れている時間が短いうえ、唾液による希釈、中和作用によって守られているので、この話はまったくと言っていいわけではないが、ほぼほぼデマのようなものと考えていいだろう。
「そういえば、今日の体育の授業でオネと公住くんが組んでるのを見てたよー」
「み、見てたの?」
全員に飲み物を渡し終えたイアが思い出したようにオネに言う。
まさかイアに見られていたとは思ってもいなかったオネはイアの言葉に驚き、恥ずかしそうに頬を染めるのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ