変わった生き物を拾いました   作:竜音(ドラオン)

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海に行く前にやっぱりやっておかないといけない大切なこと。

さて、海に行けるのはあとどれぐらい経ってからなのだろうか・・・・・・・。







第482話

 

 

 

 

 土曜日。

 

 あかりがお昼休みに「海に行きたい」と言った日から日が経ち、竜の家の前に茜、葵、ゆかり、マキ、あかりの5人が集合していた。

 

 そして、茜が竜の家のインターフォンを鳴らす。

 

 

「・・・・・・マジで俺も行くのか?」

「まぁ、当然やね」

「男の人の意見も欲しいもんね」

「竜くんも新しい水着を見たりしませんか?」

「新しい水着を見るのも楽しいよ?」

「ほら、先輩たちも一緒に行こうって言ってますから。ね?」

 

 

 インターフォンが鳴ったことにより、家の中から竜が顔を出す。

 そして、茜たちの姿を確認した竜は困り顔になりながら本当に自分も水着を買いに行くのについていくのかと確認を取る。

 

 竜としてはやはり女性の買い物、しかも水着ということもあって一緒に買い物に行くのはなかなか抵抗があるのだ。

 

 そんな竜に茜たちは当然といった様子でうなずいた。

 茜たちの言葉に竜は諦めたように息を吐き、玄関から出てきた。

 

 

「はぁ・・・・・・。それで?どこに水着を見に行くんだ?」

「そうですね。この辺のお店だとあまり代わり映えはしませんし・・・・・・」

「でしたらうちの車で少し遠出しましょうか」

「おお、それはいいアイデアやね!」

「遠出ってどこに行くの?」

 

 

 家のカギを閉めた竜はどこに行くのかを茜たちに尋ねる。

 竜の言葉にゆかりは顎に手を当ててどこに行こうかと悩み始めた。

 どうやらどこに水着を見に行くかはノープランだったようで、ゆかりだけでなく茜、葵、マキまでもが悩み始めてしまった。

 そんなゆかりたちにあかりが自分の家の車で遠出するのはどうかと提案する。

 

 あかりの提案に茜はパチンと手を叩いて賛同する。

 

 

「そうですね。東京の方にでも行ってみましょうか」

「ふむ、東京ですか。たしかに東京の方ではこちらとはまた違った水着が見れるかもしれませんね」

「うんうん。可愛いやつとかいろいろとありそうだよね!」

 

 

 葵のどこに遠出するのかという言葉にあかりは少しだけ、東京に行くのはどうかと提案する。

 東京であればいろいろな種類の洋服屋もあるだろうし、いくつもの水着を見比べるのにもちょうどいいだろう。

 

 あかりの提案にゆかりたちは乗り気になってうなずいた。

 

 

「それじゃあ東京に向かうということで大丈夫ですね?」

「問題ないでー」

「ボクも大丈夫だよ」

「車の方はお願いしますね?」

「わーい、東京だー」

 

 

 あかりの言葉に茜たちは嬉しそうに答える。

 そして、あかりの案内のもと紲星家の車が置いてある場所に向かうのだった。

 

 

「・・・・・・この男女比率で東京に。不安だ・・・・・・」

「まぁ、その辺は仕方ないんとちゃうかなぁ・・・・・・」

 

 

 紲星家の車に向かう茜たちの姿を見ながら竜は呟く。

 そんな竜の言葉に近くに立っていたついなが答えるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のヤンデレが読みたいですか? その16

  • 佐藤ささら
  • 鈴木つづみ
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