そういえばアンケートを始めるのを忘れていました。
期限はUAが137000を超えるまでです。
・
茜と葵が試着室の中へと戻っていき、次の人物が試着室の中からヒョコリと顔を出す。
「えっと次は私です」
そう言って試着室から顔を出していた人物、ゆかりは恥ずかしそうにしながら試着室の中から出てきた。
ゆかりが着ている水着はシンプルな紫と白のボーダーの水着。
茜と葵が着ていたものと比べてしまうと地味に見えてしまうかもしれないが、シンプルなその水着は逆にゆかりの魅力を引き出しているようにも見える。
水着のフロント部分と腰の部分に蝶結びが結ばれているのを見た限りでは、おそらくはそこで縛って水着を固定しているのではないかと考えられた。
「どう、でしょうか・・・・・・?」
「ああ、似合っていると思うぞ」
そっと胸の前で手を組みながらゆかりは竜に尋ねる。
胸の前で手を組んでいるのは胸に対して若干のコンプレックスがあることの無意識の表れだろう。
ゆかりの言葉に竜はうなずいて答えた。
「って、よく見たら胸のところにワンポイントでウサギのマークも入っているんだな?」
「んなぁ?!ええと、その・・・・・・、はい・・・・・・」
竜の言葉にゆかりは驚いたように胸を隠すように腕を動かし、ややうつむきながら答える。
竜からすればふと気がついたことを言っただけのつもりだったのだが、ゆかりからすればあまり胸は見ないでほしかったところに胸に関する言葉が出たために驚いてしまったのだ。
いきなりうつむいてしまったゆかりに竜は首をかしげつつ、ゆかりの姿を全体的に見る。
「うん。全体的にゆかりによく似合っていて、良いと思うぞ」
「あ、ありがとうございます」
「終わったかなー?次は私だよー」
竜に改めて水着を似合っていると言われ、ゆかりは恥ずかしそうにうつむきながら頭を下げた。
その直後、試着室の方からマキの声が聞こえてくる。
どうやら次はマキが試着室から出てくるようだ。
「えーっと、私はまずはゆかりんたちに押し切られて持たされた水着なんだけど・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・ウシ?」
「ウシやね?」
頬を掻き、困り顔で試着室から出てきたマキが来ていた水着。
それは白と黒の二色でマーブル模様に彩られた水着だった。
例えるならばダルメシアンなどが挙げられるだろうが、ぶっちゃけて言ってしまうとマキのスタイルから考えてウシの模様にしか見えなかった。
「ちなみにこんな頭飾りもついてたよ」
「ウシの角と耳やんけ」
「完全にウシじゃねーか!」
そう言ってマキが自身の頭に付けたのは小さな白い角とやや垂れた黒い獣の耳。
白と黒のマーブル模様に角と耳が付いたその姿はまるでウシを擬人化したかのような姿だった。
完全にウシをイメージするような姿に竜は思わずツッコミを入れてしまう。
「やっぱりそう思うよねー?」
「仕方がないじゃないですか!マキさんがそんなおっきなものをぶら下げているのが悪いんですよ!」
竜の言葉にマキは苦笑しながらうなずき、チラリとゆかりを見る。
マキの視線に気がついたゆかりはうつむいていた顔を上げると、むんずとマキの胸をわしづかみにした。
「ちょ、ゆかりん!水着が外れちゃう!」
「こんな!触り心地の良いものが!くやしい!でも触っちゃう!」
「なにをやっているんだ・・・・・・」
ゆかりに胸をわしづかみにされたことによって水着が外れてしまいそうになっていることにマキは慌てた声をあげる。
そんなマキの言葉にゆかりは聞く耳を持たずにマキの胸を掴み続ける。
マキとゆかりのやり取りに竜は呆れつつ、うっかりマキの胸を見てしまわないようにそっと顔を2人から逸らすのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
-
佐藤ささら
-
鈴木つづみ