変わった生き物を拾いました   作:竜音(ドラオン)

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いつの間にやら500話かぁ。

1話1話の量は少ないとはいえだいぶ書いてきたなぁ・・・・・・






第500話

 

 

 

 

 竜と男性によるやや騒がしい食事も済み、男性は満足そうに笑みを浮かべる。

 そんな男性に対して、茜たちはいまさらながら不思議そうに視線を向けた。

 

 

「満足しましたか?店長」

「ええ、とても満足しました!紲星(きずな)様のご友人でしょうか?億泰のものまねがとても似ていましたよ!」

「いえいえ、こちらこそ楽しかったです!」

 

 

 嬉しそうに笑みを浮かべている男性にあかりが声をかける。

 あかりの言葉に男性、店長は嬉しそうに答えた。

 

 あかりが男性のことを店長と呼んだことにあかりたちは驚いて店長とあかりを交互に見る。

 そんななか竜だけは男性のことを店長ではないかと推測していたため、そこまで驚くこともなく店長の言葉に答えていた。

 

 

「え、ちょ、この人が店長なん?!」

「ええ、そうですよ」

「はい。この店の店長の“城上(しろかみ)十二夫(とにお)”と申します」

 

 

 目の前で竜と一緒にアニメの再現をしていた男性がこのお店の店長で、自分たちの食べている料理を作った人物なのだと理解した茜が驚きのあまり声をあげる。

 茜の声にあかりはうなずき、店長である十二夫も簡単な自己紹介をする。

 

 

「城上・・・・・・。読み方を変えたら“じょうじょう”でジョジョ?」

「おお!気づいてくれましたか!そうなんですよ!それもあって私の一番の愛読書なんです!」

 

 

 十二夫の名字を聞いた竜は、その名字が読み方を変えたら漫画のタイトルになることに気がつく。

 竜の呟きが聞こえた十二夫は嬉しそうにその漫画、“ジョジョの奇妙な冒険”が一番好きな漫画なのだと答えた。

 

 ちなみに、竜と十二夫の2人がやっていた漫画の再現は、ジョジョの奇妙な冒険の第4部で主人公である仗助とその友人である億泰がトニオ・トラサルディーがオーナーをしているレストランに行き、億泰がトニオの出してきた料理を食べたときのやり取りだったりする。

 

 

「というかよくよく考えたら店長さんの名前も十二夫でおんなじだね」

「ああ、そういえばあのレストランのオーナーの名前もトニオだったわね」

 

 

 ここでイアが十二夫の名前もジョジョに関連した名前だということに気がつく。

 

 トニオ・トラサルディー、レストラン“トラサルディー”のオーナーであり、作った料理を食べた人の体を健康にするという能力のスタンド使いであり、彼の作る料理は絶品だという。

 その証明として十二夫の料理を食べた億泰がかなりのリアクションを取っていた。

 

 そんなイアの言葉にオネも十二夫の名前が同じだと理解して頷いた。

 

 

「名前まで関係していて料理まで上手。すごいんですのねぇ」

「タコ姉さま、ジョジョを知らないで言ってませんか?」

「まぁ、イタコ姉さまも私もそこまでアニメとかには詳しくありませんからね」

「うちもご主人と店長のやりとりはサッパリやったでー」

 

 

 イアとオネの言葉から名字だけでなく名前まで関係していたのだろうということを知り、イタコ先生は感心したような声を出す。

 イタコ先生の言葉にきりたんはやや呆れたような視線を向ける。

 きりたんとイタコ先生の言葉にずん子は微笑みながら答える。

 

 イタコ先生やずん子と同じようにそこまでアニメなどに詳しくはないついなも同意するように声をあげた。

 

 そして、竜とのやり取りで満足した十二夫は料理を作るために部屋から出ていき、竜たちは食事を再開するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のヤンデレが読みたいですか? その16

  • 佐藤ささら
  • 鈴木つづみ
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