変わった生き物を拾いました   作:竜音(ドラオン)

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食事だけでここまで話が続くとはなぁ。

とりあえず今回で食事は終わりの予定です。







第501話

 

 

 

 

 十二夫による特別なメニューを堪能した竜たちは満足そうに食後のお茶を飲む。

 このお茶はサービスで、それぞれが好きなお茶を飲むことができていた。

 

 

「やっぱり緑茶ですわよねぇ」

「とても美味しいお茶ですねぇ」

「このお茶ってけっこう高いやつなんじゃないでしょうか?」

「そうなのか?東北」

「この味は・・・・・・、おそらく玉露やね?」

 

 

 キレイな緑色の日本人に最もなじみのあるお茶、緑茶を飲んでホッと息を吐いているのはイタコ先生、ずん子、きりたん、ウナ、ついなの5人だ。

 やはりイタコ先生たちは和のイメージ通りに緑茶を選択していた。

 ちなみに、ウナはきりたんが緑茶を選んでいたのでなんとなく同じものを選んだだけである。

 

 

「こっちの紅茶も美味しいよね」

「せやなー。なんて種類のお茶なんやろ?」

「この紅茶ってたしか・・・・・・、マルコポーロっていうやつじゃなかったかしら?」

「あー、かなり前にお母さんが飲ませてくれたやつだよね。オネちゃんよく覚えてたね?」

「マルコポーロってなんだか歴史の授業で聞いたような・・・・・・?」

「ほら、あれだよ。日本のことを黄金の国だって言った人」

 

 

 鮮やかな紅色のイギリス人が飲んでいるイメージが強い紅茶を飲んでリラックスしているのは葵、茜、オネ、イア、ゆかり、マキの6人だ。

 オネはサービスで出してもらった紅茶の味に覚えがあったのか、ある紅茶の銘柄を言う。

 

 紅茶の名前がマルコポーロと聞き、ゆかりは学校で聞いたような気がして首をかしげる。

 首をかしげるゆかりにマキはゆかりが誰のことを言っているのかを理解して答えるのだった。

 

 

「なんか・・・・・・、想像以上に青いんだな?」

「いえいえ、驚くのはここからなんですよ」

 

 

 そして、緑茶でも紅茶でもないお茶を選んだ竜とあかりの前に置かれたのは色鮮やかな“青色”のお茶だった。

 説明で青いお茶だということは聞いていたのだが、予想していたよりも青いその色に竜はややおっかなびっくりしながらお茶を見る。

 この青いお茶は“バタフライピー”と呼ばれるマメ科の植物を使ったハーブティーで、タイから伝わったものだ。

 見慣れない色のお茶を竜とあかりが頼んだため、茜たちは興味深そうに青色のお茶を見ていた。

 

 

「こうやって端からレモンの絞った汁を入れると・・・・・・」

「色が紫になった?!」

「おー!とてもきれいな色だ!」

「レモンを入れたら色が変わるんですか?!」

 

 

 そう言ってあかりはマドラーを使ってレモンの絞り汁をお茶の中に流し込んでいく。

 あかりがレモンの絞り汁を入れた直後、鮮やかな青色だったお茶は紫色にその色を変えていく。

 色が変化して上が青色、下が紫色に綺麗に変化したお茶に、竜たちは驚き声をあげる。

 

 

「驚きましたか?これがこのお茶の凄いところなんですよ!」

「へー、こんな変化があるとは驚いたなぁ」

 

 

 竜たちの驚くリアクションが見れて満足したのか、あかりは自慢げに言う。

 あかりの言葉を聞きつつ、竜も自分の“バタフライピー”のハーブティーにレモンの絞り汁を少しずつ流し込んでいく。

 そして、ちょうどいい量のレモン汁を入れるとその色のグラデーションを楽しむのだった。

 

 ちなみに、“バタフライピー”には抗血栓作用と血栓溶解作用、簡単に言えば血液がサラサラになる効果があるのだが、生理中や妊娠中の女性は飲んではいけない。

 抗血栓作用などの効果で血が止まらなくなってしまうため、大変なことになってしまうのだ。

 また、同様に出血を伴うケガをしているときも同じように飲んではいけない。

 

 とはいえ、飲むタイミングや飲む量に気をつけさえすれば体に良いことは間違いないので、飲む際には本当に飲んで大丈夫な体調なのかを考えた方が良いだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のヤンデレが読みたいですか? その16

  • 佐藤ささら
  • 鈴木つづみ
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