いつもよりもかなり遅くなってしまった・・・・・・
アンケートの結果はイアとなっているので、次の番外話はイアのヤンデレエンドとなります。
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あかりの家の使用人が運転する車に乗りながら竜たちは先ほど食べた料理の話や、買った水着などについて話をする。
それぞれが買った水着を見せながら話しているため、竜は微妙に気まずそうに眼をキョロキョロとさせていた。
「皆さん素敵な水着を買えたみたいですね」
「そうみたいだな・・・・・・」
楽しそうに話している茜たちの様子にあかりは満足そうにうなずきながら言う。
あかりの言葉に竜は窓の外へと視線を向けながら答えた。
そんな竜の様子から竜が水着の話で気まずそうにしているのだと理解したあかりはイタズラっぽい表情を浮かべる。
「どうしましたぁ?もしかして誰かの水着が気になるんですか?」
「い、いや、そんなことはないぞ・・・・・・?」
ニヤニヤと笑みを浮かべながらあかりは竜に尋ねる。
あかりの言葉に竜はどもりながら答える。
ここでうかつに水着が気になると言ってしまえばどうからかわれるか分からないため、竜は無難な答えをする。
「ほんとですか?私の水着とか、気になりませんか?」
「ちょ、からかうな・・・・・・!」
ゆっくりと近づきながらあかりは竜に話しかける。
近づいてくるあかりのことを押し返しながら竜は言う。
そんな竜とあかりのやり取りを茜たちはじっと見ていた。
「なんや、たまにあかりはあんな風にからかうようになるなぁ」
「そうだね。まぁ、竜くんがけっこうからかわれやすいのもあるのかな?」
「ああ、たしかにそれは分かりますね。竜くんはけっこう顔を赤くしたりして反応が面白いですからね」
あかりが竜をからかう様子を見ながら茜たちは呟く。
あかりが竜のことをからかう様子はちょこちょこ見られており、茜たちからすればそこそこに見慣れた光景ではあるのだ。
まぁ、見慣れた光景ではあってもなにも感じずに見ていられるかと言われればそうではないのだが。
「ほらほらー、先輩が選んでくれた水着ですよー?」
「だぁー、もう!しまっておけ!」
「ほら、あんまり出し入れしていると汚れちゃうよ?」
「それにあまり見せてしまっては見慣れてしまうかもしれませんよ?」
買った水着を取り出して竜に見せびらかしながらあかりは言う。
そんなあかりに竜はあまり水着を見ないようにしながら声をあげた。
竜とあかりのやり取りを見ていたゆかりたちもそろそろ止めなければまずいかと考えたのか、あかりに声をかける。
ゆかりとマキの言葉にあかりはなるほどと思ったのか、買った水着をいそいそとしまい始めた。
「たしかに見慣れてしまうのは困りますね!先輩、これ以上は後日のお楽しみということで!」
「おう、まぁ、好きにしてくれ・・・・・・」
どうにかあかりからのからかいが終わったことに竜はホッと息を吐いて座席に深く腰を落とす。
それから、竜たちはあかりの家の使用人が運転する車に乗りながら他の場所への買い物などをするのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ