少しだけ遅れてしまった・・・・・・
もっと早く書き終わるようにしないと・・・・・・
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学校の廊下で相対する竜と、3年生の
脇谷と茂部瀬の2人がどんな目的で話しかけてきたのかは不明だが、わざわざ歩いている道をふさぐようにしていたことと、強引に自分をどこかに連れていこうとしていたことからろくでもない目的だろうと竜は推測していた。
「用があるって言っていたけどどういった用件です?」
「それはちょっとここでは言えないかなぁ」
「その話をするためにお前には俺たちと一緒に来てもらいたいんだがな」
脇谷と茂部瀬の動きを気にしつつ、竜はどういった用件で話しかけてきたのかを尋ねる。
竜の言葉に茂部瀬はへらへらと軽薄そうな笑みを浮かべながら答えた。
どうやら2人はいまこの場で竜に話しかけた理由を答えるつもりはないようだ。
「それじゃあ、めんどくさいんで自分はこの辺で」
「だぁから、俺たちは君に用があるんだって言っているんだよ」
尋ねても用件を答えようとしない脇谷と茂部瀬の2人に竜はめんどくさくなり、2人を無視してもともとの目的だった自販機に向かおうとする。
自販機へと向かおうとする竜へと声をかけて茂部瀬は竜のことを引き留める。
あまりにもしつこい2人に竜がどうしたものかと悩んでいると、竜と同じようにジュースを買いに来たのかイアが現れた。
「あ、竜くんだ。なにしているの?」
「イア先輩。実はジュースを買おうと思ってここまで来たらこの2人に絡まれまして」
竜の姿に気がついたイアは脇谷と茂部瀬のことなど気にせずに竜に声をかける。
イアの言葉に竜は目の前の道をふさいでいる脇谷と茂部瀬のことを指さしながら答えた。
イアが来たことが予想外だったのか、脇谷と茂部瀬の2人は困惑した表情を浮かべながらイアのことを見ていた。
「イ、イアさん。どうしてこんなところに?」
「どうしてもなにもジュースを買いに来ただけだよ?」
「そ、そうですよね!」
困惑した様子で脇谷はイアに尋ねる。
脇谷の問いにイアはとくに隠すようなこともないためあっさりと答えた。
イアの答えに茂部瀬もうなずいて答える。
「そういえば竜くん。戻ってくるのが遅いから茜ちゃんたちが気にしていたよ?」
「あー、了解です。ジュースだけ買って戻りますね」
脇谷と茂部瀬との会話はそれで終わったのか、イアは竜に保健室で茜たちが待っているということを伝えた。
イアの言葉に竜はうなずき、自販機からジュースを一本買って保健室へと戻っていく。
そんな竜の姿を脇谷と茂部瀬はじっと見つめていた。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ