いつの間にやらUAがかなりの数字になっていますね。
これは急いで番外話を書き上げないとまずそうです。
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脇谷と茂部瀬のスマホとその上に置かれた2人の髪の毛。
竜が霊力を流し込んで“
「筋力減衰、不運、性的興奮対象変更・・・・・・」
「普段が癒しに作用しとるご主人の力が“呪い”に作用すると一気に雰囲気が変わるなぁ」
脇谷と茂部瀬のスマホと2人の髪の毛に竜の霊力が流れ込み、スマホが不自然な明滅を、髪の毛がひとりでにグネグネと動き始める。
そして、グネグネと動き始めた2人の髪の毛はなにかを探すように動き回り、やがて明滅を繰り返していた2人のスマホの画面へと溶けるように染み込んでいった。
「これでよし。とりあえずはこれでさっきの会話履歴とかからこの2人以外の連中にも“呪い”が届くだろ」
「そんならもうこの2人にも用はないなぁ。さっさとバイト先に行かんとやね」
脇谷と茂部瀬の髪の毛が染み込んでいった2人のスマホを乱雑に2人の方に向けて投げ捨て、竜とついなはトイレから出た。
2人に絡まれてしまったためになかなかに時間が経過してしまっており、“cafeb Maki”に向かうのは少しだけ急がなくてはいけないだろう。
トイレで絡んできた脇谷と茂部瀬のことなど速攻で記憶から消し、竜はついなをポケットに入れて早足で教室へと荷物を取りに向かうのだった。
◇ ◇ ◇
“cafe Maki”
なんとかバイトが始まる前に“cafe Maki”に到着することができた竜はバイトをする服装に着替えて接客を開始する。
すでにお客さんはそこそこの人数がおり、手早く行動しなくてはいけないだろう。
「やっほー、竜くん。ちょっと慌ててたみたいだったけど、学校でなにかあったの?」
「んあ?いや、ちょっとめんどくさいのに絡まれただけだよ。もう完全に対処はしたから気にしなくても大丈夫だ」
いつもよりも少し遅れて“cafe Maki”にやって来た竜のことが気になったのか、接客をしながらマキが竜に尋ねる。
マキの言葉に竜は何でもないと答える。
まぁ、竜からすればすでに終わったことなので当然のことなのだが。
竜の言葉にマキは不思議そうに首をかしげた。
「いらっしゃいませー。って、先輩たちか」
「その言い方は酷いんじゃないかなぁ?」
「まぁ、けっこうな頻度で来ているのだし、仕方がないんじゃないかしら?」
お店の扉が開いてお客が入ってきたのを確認した竜は、入ってきたお客がささら、つづみ、ずん子、イア、オネの5人だったのを確認し、拍子抜けしたといった雰囲気を出す。
竜の言葉に不満を感じたのか、ささらが少しだけむくれた表情になりながら問いかけた。
そんなささらのことをつづみが落ち着くようにとなだめる。
「えっと、それじゃあ5人ですね。席に案内するのでついてきてください」
「なんだかささらさんが公住くんに声をかけるのも見慣れてきましたね」
「そうだね。なんだかんだいつも話しかけてるもんね」
「なんていうか、少女漫画とかだったら恋愛に発展しそうではあるのよね」
ささらとつづみのことをとりあえずスルーした竜は人数を念のために確認し、ささらたちを席へと案内する。
席へと案内する竜のあとを追いながらずん子たちは先ほどのささらと竜のやり取りのことを話すのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ