今日はギリギリ!
文字数を増やしたいけど無理に増やせば変な文面に・・・・・・
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時間は進んで放課後。
今日は“cafe Maki”でのバイトもないため、竜はついなを制服のポケットに入れながら1人で保健室へと向かっていた。
「昨日のあの2人のこととかを話さんといかんのかぁ」
「まぁ、“
保健室へと向かう廊下を歩きながら竜とついなが話すのは保健室で話すことになるであろう昨日の“呪い”のこと。
竜とついなの2人からすれば不快なうえに放置してしまえばろくなことが起こらないであろう人物を対処するための“呪い”だったのだが、その場におらず発動した“呪い”の霊力だけを探知したイタコ先生からすれば気が気でない事態だったのだ。
そんなことを話しながら歩いていると、いつの間にか竜の目の前に保健室の扉があった。
保健室の扉を見た竜とついなは目を合わせ、小さくため息を吐いて保健室の扉を開けた。
「失礼しまーす」
「邪魔するでー」
「ああ、来てくださいましたのね。では、こちらへどうぞ」
竜とついなが保健室の扉を開けて入ってきたのを確認したイタコ先生は、見ていた書類などを軽くまとめると竜たちを椅子へと座るように促した。
イタコ先生に促されて竜はイタコ先生と向かい合うように椅子に座り、それと同時についなが竜のポケットから飛び出して元の大きさに戻り、竜の近くに立つ。
「それでは、昨日なにがあったのかを話してもらってもよろしいですか?」
「ええと、はい・・・・・・」
イタコ先生の言葉に竜はあまり答えたくはないと思いつつも、しっかりと昨日の出来事を話していった。
3年生の脇谷と茂部瀬のこと
この2人が企んでいたであろうスマホの会話アプリの履歴内容のこと
そして、この2人とその関係者を放置してはろくなことにならないと考えて“呪い”をかけたこと
竜とついなから話を聞いたイタコ先生は眉をしかめて不快そうな表情を浮かべる。
「・・・・・・なるほど。そういった理由がありましたのね」
「はい。おそらくは今朝の男子学生が自転車に轢かれたというのも自分がかけた“呪い”の影響だと思います」
「“呪い”の影響でかなり“不運”になっとるからなぁ」
イタコ先生の言葉に竜とついなはうなずく。
竜のかけた“呪い”の中では“不運”がもっとも分かりやすいものなので、残りの2つである“筋力減衰”と“性的興奮対象変更”では微妙に分かりにくいのだ。
「分かりました。一先ずはお咎めとかはなしとしますわ」
竜とついなから聞いた話を頭の中でまとめているのか、イタコ先生は目を閉じながら竜に言う。
イタコ先生の言葉に竜はホッと息を吐き。イタコ先生が頭の中でまとめ終わるまで椅子に座りながら待つのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ