今日はなんとか1時に投稿!
もう少し安定させて書けるようになりたい・・・・・・
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お腹にはもふもふとした感触、そして顔にはなにやら柔らかい水風船のような感触が竜にぶつかってくる。
視界は顔にぶつかってきた柔らかいものによってふさがれているためになにも見えないのだが、視界がふさがる前に見えていた光景から竜は自分のお腹と顔にぶつかってきた感触の正体が推測できていた。
「あいたたた・・・・・・。ちゅわぁっ?!ご、ごめんなさい!」
「ぶはぁっ!い、いえ、大丈夫です」
「クーッ!!」
バランスを崩して転んでしまったイタコ先生は自分が竜とキツネのことを押しつぶしてしまっていることに気がつくと慌てて謝りながら飛び退く。
イタコ先生がどいたことにより、地味に呼吸が抑えられていた竜は大きく息を吸い込んで答える。
また、イタコ先生が竜の上からどいたことによって竜のお腹のあたりでイタコ先生と竜に挟まれる形になっていたキツネも自由となり、やや起怒った鳴き声をあげながらイタコ先生へと飛びかかっていった。
「ちょ、いたたたっ?!あなたが挟まれたのは自業自得でしょう?!」
「クーッ!コーンッ!!」
飛びかかってきたキツネによって前足でパンチをされたり後ろ足で蹴られたりと攻撃をされ、イタコ先生は慌てて自分を攻撃してきているキツネを掴み上げて自身の体から引き剥がした。
キツネがイタコ先生と竜の体に挟まれてしまったのは間違いなくキツネの自業自得なのだが、そんなことなど関係ないと言わんばかりにキツネはイタコ先生へと攻撃を繰り返している。
「ほれ、落ち着け。お前が挟まれたのはお前が俺に飛びついてきたからだろうに」
「クー?」
イタコ先生へと攻撃を続けるキツネの体を掴み上げ、竜は目線をキツネと合わせながら挟まれたのは自業自得だったとキツネに言う。
しかし竜の言葉にキツネはコテンと首をかしげるだけで、自分のせいで挟まれるようなことになったのだということを理解しているようにはとても見えなかった。
「はぁ・・・・・・、とりあえず車の中では自分が預かりますよ。またさっきみたいなことが起きたら大変ですので」
「お、お願いしますわ・・・・・・」
首をかしげるキツネの姿に竜はため息を吐き、イタコ先生に車の中では自分がキツネのことを預かると伝える。
たしかに先ほどのようにいきなり飛び出して竜へと飛びかかるよりは最初から竜の近くにいる方が被害となるものも少なく済む。
そう考えたイタコ先生は竜の言葉にうなずき、竜にキツネを預けるのだった。
竜とイタコ先生がそんなやり取りをしている間も車は進み、とくになにごともなくイアとオネの家へと到着するのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ