また3時かぁ・・・・・・
できれば8月の内に水着は終わらせたい・・・・・・
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準備運動を始めようとしていた竜たちにあかりも合流し、竜たちは改めて準備運動を再開する。
ちなみに、準備運動としてアキレスけん伸ばしなどをするのは適しておらず、運動をする前の準備運動としてやるのであれば手足などを動かして体を温めて筋肉の柔軟性を上げていく運動が適している。
そのもっともな例が誰もがやったことがあるであろうラジオ体操だ。
「1、2、3、4・・・・・・」
「2、2、3、4・・・・・・」
「・・・・・・ふぅ、なんだかんだでラジオ体操もけっこう疲れますよね」
「そうだねぇ。でも、動いているから体もけっこう温かくなってきたよね」
「といっても夏だから温かくなっているっていうのは微妙に分かりにくいですけどね」
「・・・・・・ソウダナ」
ラジオ体操をやりながらゆかりたちは会話をする。
ラジオ体操は準備運動ではあるのだが、当然ながら体を大きく動かすものが多く意外と体力を使うのだ。
そんなゆかりたちの言葉を聞きながら竜はやや固い声で答える。
竜の声が固くなっている理由。
それはここまでの流れから想像することは難しくないだろう。
ラジオ体操は準備運動に分類される運動ではあるのだが、実際にやるとジャンプをしたり大きく腕を動かしたりするものが多い。
では、それがどういう意味を持つのか。
分かりやすく一言でいうと、“マキやあかりのたわわなものが竜の近くで暴れまわっていた”のだ。
油断して準備運動を始めた瞬間にそれらを見てしまった竜はとっさに目を閉じることによってその光景が視界に入り続けることを回避したのだが、一度でもそんな光景を見てしまったために竜は目を閉じてもその光景が頭の中に浮かんでしまっていた、というわけだ。
「っし、準備運動も終わったし遊ぶでー!」
「あ、ちょ、待ってよお姉ちゃん!」
「さっそく海に向かって走っていきましたね。ところでどうして竜くんは疲れたような表情なんですか?」
「準備運動のときからそんな感じだったよね?」
「ああ、うん。まぁ、ちょっとな・・・・・・」
「あ、私はちょっとやることがあるので少し離れますね!」
準備運動が終わり、茜は元気よく海へと向かって走り出す。
走っていく茜のあとを葵は慌てて追いかけていった。
元気よく走っていく茜の姿とそれを追いかけていく葵の姿を見て苦笑するゆかりは、先ほどから疲れた様子の竜に声をかける。
まぁ、ゆかりは竜と同じようにマキとあかりのたわわなものを見ているので、なんとなくは察しているような様子なのだが。
竜の様子にはマキとあかりも気づいていたのだが、どうして竜がそうなっていたのかが分からなかったのか不思議そうに首をかしげていた。
首をかしげていたあかりだったが、ここでなにかを思い出したのか走って別荘の方へと戻っていく。
別荘へと向かって走っていくあかりの姿に竜たちは不思議そうに首をかしげるのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ