さらに遅い時間に・・・・・・
これはさすがに遅すぎるから今後はこの時間にならないようにしないと・・・・・・
・
別荘の方へと走っていったあかりのことを見送り、竜、ゆかり、マキは先に海に向かって行った茜と葵のもとへと向かって行く。
茜と葵はすでに海へと入っており、お互いに海水をかけあっていた。
「おりゃおりゃおりゃおりゃーーー!!!」
「わぷぷぷぷぷぷぷっ?!?!」
膝あたりまでが海に浸かる位置で茜は勢いよく葵の顔に向けて海水をかけていく。
最初は普通に海水の掛け合いをしていた葵だったのだが、茜のかけてくる海水の勢いが強くなるにつれて反撃をすることができなくなっていた。
「いや、なにをやっているんだよ」
「お、竜たちも来たんやね?そんなら竜たちも一緒に遊ぼうや!」
茜がほぼ一方的に葵に向けて海水をかけている光景に竜は思わずツッコミを入れる。
竜の言葉が聞こえた茜は葵に向けて海水をかけていた手を止め、一緒に遊ぼうと声をかけてきた。
「一緒に遊ぶのは良いんですが一方的に葵さんに向けて海水をかけるのはどうなんでしょうね?」
「あはは、普通にいじめみたいになってたよねぇ?」
先ほどまでの茜と葵の様子を見ていたゆかりは首をかしげながら言う。
茜と葵が先ほどやっていたほぼ一方的に海水をかけあっている行為は場合によってはいじめのようにも見えたとマキは苦笑しながら言う。
そして、竜たちが茜たちと一緒に海水をかけあっていると、不意に水着姿の2人が現れた。
「バシャバシャしていて気持ちよさそうだね」
「そうね。日差しも合わさって寒いとかもなさそうだし」
現れた水着姿の2人、イアとオネは海水をかけあっている竜たちの姿を見て微笑ましそうに笑みを浮かべる。
イアの言葉にオネはうなずいて答えた。
ちなみにイアとオネの水着はそれぞれ、イアがクリーム色の水着で左胸に白い星のマークが描かれた水着、オネがオレンジ色のビキニの上とホットパンツのような見た目の水着となっていた。
「あ、イア先輩にオネさん」
「わー、可愛い水着で似合ってますね!」
イアとオネの水着に気がついた葵がパチンと手を叩きながら水着の事を褒める。
葵に褒められたイアとオネは嬉しそうに頬を緩ませた。
「イア先輩はけっこうシンプルな水着なんですね?」
「そうだね。逆にオネちゃんはホットパンツみたいなやつでおしゃれな感じかな?」
イアとオネが着ている水着は水着を買うときに竜が見せてもらったものとは異なる水着であり、そのときとは違う2人の水着姿に竜は茜たちのときと同じように気恥ずかしそうにしていた。
いい加減に慣れてもいいのではないかと思えるが、その辺りはすぐに慣れることができるものでもないため、諦めて地道に慣れていくしかないだろう。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
-
佐藤ささら
-
鈴木つづみ