今日もなんとか1時に投稿ー
暑い日が戻ってきたから水分補給とかをしていかないと・・・・・・
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小さな船、いわゆるモーターボートに乗ってあかりが陸地へと近づいてくる。
乗っていると言ってもあかりが運転しているわけではなく、あかりの家の使用人の1人が運転をしてあかりはその近くの手すりにつかまる形となっている。
やがて、あかりの乗ったモーターボートは動くことができる限界にまで到着してその動きを止めた。
「お待たせしました!」
「なにかを用意するとか言っていたけど、あの船は一体なんなんだ?」
モーターボートからひらりと跳び下り、海面に着地したあかりはそのままざぶざぶと海をかき分けながら竜たちのもとへと向かってきた。
あかりの言葉に竜はやや離れた位置に停まっている大きな船のことを見ながらあかりに尋ねる。
竜の言葉にあかりはえへんと胸を張る。
そして、竜は胸を張ったあかりから目を逸らす。
「皆さん、夏で海ときたらなにを連想しますか?」
「そりゃあ、水着なんやない?」
「ボクはスイカ割りかなぁ」
「ビーチバレーやビーチフラッグ、なんてものもありますよね」
「私は夜になっちゃうけど花火とかかな」
「夏で海・・・・・・、バーベキューとかはどう?」
「海なら釣りとかもあるんじゃないかしら?といっても夏である必要はないけど」
あかりの言葉に竜たちは口々に夏と海というキーワードから連想できるものを挙げていく。
夏の海ということで様々なものが連想されるが、連想されたものの中にあかりがイメージしているものがないのかあかりは少しだけ頬を膨らませる。
「えー、他にもありますよねぇ?」
「というか、あかりのことだから食べ物系で海の家とかか?」
「ああ、たしかに海の家って夏しかやってませんわね」
「海の家ってウナは行ったことがないんだよなぁ」
「そうですね。端的に言うならそこまで美味しくないラーメンや焼きそばなんかを普通よりも高い値段で売りつける場所、ですかね」
あかりの言葉に竜はあかりが言っているのだから食べ物関係のものではないかと推測して海の家を挙げる。
竜の言葉にウナは海の家に行ったことがないということを言う。
ウナの言葉にきりたんはかなりの独断と偏見の入り混じった海の家のイメージを答えた。
竜のあかりのことだから食べ物系ではないかという言葉にあかりは不満そうに頬をさらに膨らませる。
まぁ、女性であれば誰でも自分=食べ物みたいなことを言われてしまえば不機嫌になってしまうのも仕方がないことなのではないだろうか。
「むぅー・・・・・・。とりあえずは話が進まないのでおいておきましょう。えっとですね、。夏の海ということで私が連想したもの。それは!!」
瞬間、あかりの言葉と同時に少し離れた位置で止まっていた船の側面がもう一度開き、複数の小さな船が出現した。
それらの船にはそれぞれ違った旗のようなものが着けられており、ゆっくりとした速度で竜たちの方へと向かってくる。
「あれは・・・・・・、もしかして縁日とかで並んでいる屋台か?」
「はい!」
小さな船に着けられている旗に描かれている文字を確認した竜はその文字から連想されたものを答える。
竜が答えた屋台という言葉にあかりは嬉しそうに拍手をするのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ