今日はなんとか1時に投稿!
そして、もうすぐ番外話を書き始めなければ
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屋台の船をそれぞれ自由に見回り、竜たちは思い思いのものを手に持つ。
良く言えば嗅ぎ慣れた匂いのする定番の、悪く言えばチープな匂いのする料理たちを手にしながら竜たちは船の飲食スペースに座っていた。
「いや、まぁ、時間的にお昼が近いからちょうどいい・・・・・・のか?」
「それに食べた後に泳いだりすれば大丈夫でしょ」
「泳いでお腹が減ったらまた食べたらええしな」
「かき氷とかも売っているからちょっとした休憩にもちょうどいいよね」
「いきなり船が来た時は驚いたけど結果としてすごく良かったよね」
テーブルに座って屋台の店員から受け取ったものを摘まみながら竜たちは会話をする。
竜たちの家からここに来るまでにかかった時間と、着替えや荷物の移動などにかかった時間、準備運動やビーチバレーをやった時間などを踏まえていまの時刻はおおよそお昼。
そのことを考えればあかりがこの屋台の船を用意したのは本当にちょうどよかったと言える。
「とりあえずこれを食べたらなにをしましょうか?」
「そうですね。さっきの茜さんたちみたいにビーチバレーをやってみましょうか?」
「私はパスです。ここでかき氷を食べ続けて快適に過ごさせてもらいます」
「東北ー、そんなことしてたら腹を壊すぞー?」
そして、屋台で受け取ったものを食べ終えた竜たちはゴミをきちんとごみ箱に捨てて立ち上がる。
竜が立ち上がると、ウナが小走りで竜のもとへと走ってきた。
「お兄ちゃん!なんかボートでバナナボートとかを引っ張ってくれるやつがやれるらしいぞ!」
「お!テレビとか漫画とかでたまに見るあれか!あれって面白そうだったからやってみたいと思ってたんだよなぁ」
「あれはうちも見たことあるなぁ。ご主人が乗るならうちも乗るでー」
「ほーん、それは面白そうやな。うちもやるで!」
「ボクもやりたいかなー」
「私も気になりますね」
「私はどうしようかなぁ。あれってけっこう激しく動いてるし・・・・・・。水着がちょっと心配かなぁ」
「あれってしがみつくのが大変そうですわよね」
「モーターボートで引っ張られますから勢いはすごそうですよね」
「私も見てま・・・・・・、ちょ、なんで引っ張るんですか?!」
「私たちも乗ってこよっか」
「そうね。あまりできる経験じゃないもの」
「ええっと、それじゃあマキ先輩、イタコ先生、ずん子先輩が乗らないということで大丈夫ですか?」
ウナの言うボートでバナナボートとかを引っ張るやつというのはそのまんまバナナボートと呼ばれているアトラクションで、大きなバナナ型のボートに乗った状態で速度の出るモーターボートなどでけん引されるアトラクションのことを指している。
ウナの言葉に竜たちは興味深そうに自分たちも乗ることを決定する。
その際に止めておこうとしていたきりたんのことをウナが捕まえて強制的に乗るメンバーに加えていたのだが、だれも止めることはなかった。
そして、あかりの言葉にうなずいた竜たちはあかりの案内のもと、バナナボートをやるための場所へと移動するのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ