今日も遅い・・・・・・
というか番外話を書く時間が・・・・・・
・
あかりの家の料理人たちの手によってもっとも美味しい焼き加減、味付けで調理されたお肉や野菜、ついなが取ってきたお魚や貝を竜たちは笑顔になりながら口に運んでいく。
プロの手による料理なので当然ながらその味は格別なもので、竜たちは我先にと争うような勢いで焼かれたものに箸を伸ばしていた。
ちなみに、きりたんやウナの分はキチンと別で分けてもらっているので、2人が料理の取り合いに参加するようなことは起きていない。
「肉もらい!」
「くっ、そんならうちはこっちの魚をもらうで!」
「竜くんもお姉ちゃんも玉ねぎとかピーマンとかも食べなよー」
「いやぁ、すごい争いだねぇ」
「そう言いつつマキさんもシレっととっているじゃないですか」
焼かれたお肉などがテーブルの上に置かれた瞬間に竜たちは素早く箸を伸ばす。
もっとも早くお肉を取ることができた竜は満足そうにお肉を口に運んでその味を堪能する。
お肉を取られたことに悔しそうにしていた茜だったが、そこで悔しがっていては他の人に料理を取られてしまうと考えてすぐに次のターゲットを決めて自身の皿へと取り移した。
野菜を食べようとしない竜と茜に葵は呆れたような視線を向けながら言う。
「「にーく!にーく!お次もにーく!まだまだにーく!どんどんにーく!」」
「ご主人も茜もお肉しか食べとらんやん?!」
「もっとお野菜は食べた方が良いと思うけどなぁ?」
「そう言いながら姉さんは私のお皿に玉ネギを移さないでくれないかしら・・・・・・」
お肉や魚などしか食べないという意思の見える歌を歌いながら竜と茜は食べ進めていく。
野菜を食べようとしない竜と茜についなは思わずツッコミを入れる。
そんな竜たちの姿を見ながらイアとオネはのんびりと料理を食べていた。
まぁ、どうやらイアは玉ネギが苦手なようでオネのお皿に玉ネギだけをはじいていたようだが。
「「それにーく!ほれにーく!どっこいにーく!」」
「というかさっきからシレっとアニメネタを使っていますね」
「そうなのか?ウナもそこそこアニメは見ているけどお兄ちゃんたちが歌っている歌は知らないぞ?」
先ほど歌っていた歌とはまた違う歌を歌っている竜と茜の姿に歌っている歌がアニメのものだと理解していたきりたんは小さく息を吐きながら言う。
ウナ自身もアニメはけっこう見ているのだが、竜と茜が歌っていた歌は深夜アニメのネタなため、小学生であるウナは知らなかったのだ。
とはいっても、同じ小学生であるはずのきりたんが知っているのはいささかおかしいのだが。
そんなふうに竜たちは料理を楽しみながら楽しく会話をしていたのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
-
佐藤ささら
-
鈴木つづみ