今日はなんとか1時に間に合いました!
なんとかこの時間に投稿するのを継続しておかないと・・・・・・
・
パチパチと先ほどまでの激しい音と光とはうって変わって静かな柔らかい光と音が砂浜に響き渡る。
線香花火が発するその音と光は先ほどまでやっていた手持ち花火にはない、穏やかな感情を引き出してくれた。
「あ・・・・・・」
「落ちてもうた・・・・・・」
「最後までいけませんでしたね・・・・・・」
1人、また1人とその静かで
落ちていったその輝きは静かに光を失っていき、残るのは線香花火の紙の部分だけ。
それが一層のこと寂しさを増していた。
「線香花火を長持ちさせるのにはちょっとしたコツがあるんだよ」
「コツを使うだけでビックリするほど長持ちするんよね」
「ですわね。公住くんも先ほどこっそりやってましたもの」
「長持ちのコツはあまり知られていませんよね」
「そんなに難しいことでもないんですけどね」
「すごいなー。東北たちのはまだ光ってるのか」
順番に落ちていく線香花火をチラリと見ながら竜たちは自分たちの持っている線香花火を見る。
竜たちが持っている線香花火の光はどこかほかの線香花火の光よりも安定しているように見え、いまだに落ちる気配はなかった。
「すごい長持ちしているね?」
「長持ちする方法ってどんな方法なのかしら?」
「まぁ、とくに秘密にしているわけでもないし教えるよ」
いつの間にか竜たち以外のメンバーは線香花火が終わってしまったのか、竜たちの花火を見るために集まってきていた。
興味深そうにしている面々に竜は線香花火を長持ちさせるコツを教えるのだった。
「えっとだな。まず線香花火に火をつける前に線香花火の下の火薬の部分を丸めて固めておくんだ。これをすると長持ちするようになるんだよ。後は安定させるために下の方を持ちたくなっちゃうかもしれないけど、上のぴらぴらしている紙の部分を持って自然に揺らした方が長持ちはするかな」
「ほーん、そんなことで長持ちするんか」
「本当に簡単なコツなんだね」
線香花火の火薬の部分を丸めることによって火薬がまとまって長持ちするようになる。
そのため、本当に簡単なコツで線香花火を長持ちさせることができるようになるのだ。
そして、竜たちの持つ線香花火は落ちることなく静かにその光を失っていった。
「・・・・・・はぁ、終わってしもたなぁ」
「こう、花火が終わるとなんだか寂しくなっちゃうよね」
「さっきまでの明るさと音が一気になくなるからでしょうかね?」
「たしかにそれはあるかもしれないねー」
すべて消えてしまった花火たちに茜たちは寂しそうに呟く。
そして、竜たちは花火などのゴミを片づけて紲星家の別荘へと戻っていくのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
-
佐藤ささら
-
鈴木つづみ