今日もなんとか投稿ー
でも番外話が上手く書けないー・・・・・・
ドウシテ・・・・・・ドウシテ・・・・・・
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竜たちが遊戯王のテンションで始めたUNOも白熱した戦いを見せており、誰かの手札が減ったかと思えば他の全員が連携してその減った手札以上に増加させたりと一進一退の攻防を見せていた。
ちなみに、竜たちは同じ数字のカードを同時に出すことができるローカルルールを採用してる。
「残り手札が一番少ないのはマキの3枚か」
「とりあえずゆかりがここから勝つのはほぼ無理なんやないかなぁ?」
「まぁ、さっきぐるっと一周してゆかりさんが自分でつこたドロ2が帰ってきたんやもんな」
「えっとボクたちが全員で12人だから・・・・・・。24枚も増えちゃったんだね」
「とはいっても1枚はドロ2を出して使っているから細かく言うなら23枚だけどねー」
「そのくらいはほぼ誤差なんじゃないですか?」
「ぐぬぬぬ・・・・・・」
チラリと竜は全員の手札の枚数を確認して呟く。
いま現在でもっとも手札の枚数が少ないのはマキの3枚。
それに対してもっとも手札の枚数が多いのがゆかりの27枚だった。
ローカルルールのおかげで一気に手札を減らせる可能性があるとはいえ、それでもこの枚数から逆転するのはかなり厳しめの状況だった。
竜たちの言葉にゆかりは悔しそうに声を漏らす。
まぁ、ゆかり本人としては自分に帰ってくることはないだろうと考えてドロ2を使ったので、まさかの一周して自分に帰ってくるというのは本当に予想外だったのだ。
「いまのところマキちゃん以外の手札はほとんど変わらない枚数なんだよね」
「出せなくて山札から引いて枚数が変わらないか1枚増えるかだものね」
「このままだとマキさんが最初にあがるのかしら?」
「それはどうですかね。私はまだまだ1位を諦めてなんていませんよ」
「それはウナも同じだぞ、東北ー」
一番手札の枚数が少ないマキと一番手札の枚数が多いゆかり。
それ以外のメンバーは1、2枚程度の差はあるもののほとんど変わらない手札の枚数だった。
ずん子の言葉にきりたんとウナは元気よく声をあげる。
まぁ、マキの手札はたしかに一番少ないのだが、それは逆に言えばカードを出せない状況になりやすくなるということ。
そのためまだまだ逆転の目は残っているのだ。
「ふふふ、さてそれはどうかなー?私は手札の6を2枚捨てて
「なぁっ?!ここで2枚出しですか?!」
「マキさんがリーチになってしまいました?!」
「これはなんとか妨害せんとあかんな!」
頑張ろうとやる気を出しているきりたんたちをあざ笑うかのようにマキは3枚の手札の中から2枚を場に出す。
これによってマキの手札は1枚。
場のカード次第によっては即座にマキが上がれる状況になってしまった。
マキの手札が1枚になったことにきりたんたちはどうにかして妨害しなくては慌て始めた。
そんな状況の中、竜だけは静かに場のカードを見ている。
「私は普通に出すしかないわね」
「ウナも同じだよー・・・・・・」
「マキの前の人たちに期待やねー」
「私たちはマキ先輩が上がらないことを祈るしかできないですね」
マキの次に回ってくるオネ、ウナ、ついな、あかりはそれぞれ普通に手札を出すことしかできない。
そして、竜へと順番が回ってきた。
「さて、俺の手札は5枚。この状況からマキを上がらせない方法はない────」
「それじゃあ、適当にカードを出すしかないね!」
「────わけじゃない」
「ひょ?」
自分の手札を見ながら言う竜の言葉にマキは勝ち誇ったようにカードを場に出すように言う。
しかしマキの言葉を否定するように竜は言葉を続ける。
そんな竜の言葉にマキはきょとんとした表情になりながら竜を見た。
「俺は、手札のレベル1モンスター4体をリリースする!」
「なっ?!その召喚条件はまさか!」
「まさか、この局面でそのカードを召喚するんか?!」
「これは、予想外だったなぁ」
赤の1、青の1、緑の1、黄の1をすべて場に出し、竜は残りの1枚を高く掲げる。
竜の言葉から竜がなにをやろうとしているのかを理解したきりたん、茜、イアは驚きの表情を浮かべた。
「現れよ!!全ての闇と混沌を統べる絶望の化身!!“絶望神アンチホープ”!!!」
そして、口上とともに竜は最後の手札を場にたたき出した。
5枚目の1のカードが出され、それと同時に竜の手札はすべてなくなる。
それはつまり、竜が上がったことを意味していた。
5枚すべてを同じ数字で固めていたことに竜以外の全員が驚いており、お酒を飲んでいたイタコ先生だけは楽しそうに笑っているのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ