昨日よりは早く書けたかな。
ネタ集めをしておかないと続きを書くことができなくなってしまうから頑張らないとなぁ。
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紲星家の使用人が運転する車に乗って竜たちは紲星家の別荘から帰る。
別荘に行く時と同じ道を通ってはいるのだが、走る向きが違うということで少しだけ違う雰囲気を感じられることができた。
「ほー、こっちの方はこんな建物があったのか」
「行きのときは反対側の道だったから同じ道でもなんだか新鮮ですね」
流れていく街並みなどを見ながら行きとは違う景色に竜は呟く。
同じ道を通っているのだから見える景色などに変わりなどないだろうと思うかもしれないが、道路の右と左で立っている建物が違うし反対車線の方の景色などあまり見るようなものでもない。
竜の呟きにゆかりがうなずいて肯定する。
「うちのターン、ドロー!ターンエンドや!」
「私のターンですね。・・・・・・私もターンエンドです」
「いや、引くって意味では間違っていないんだけどゲームが違うよね?」
窓の外を見ていた竜とゆかりをよそに茜やきりたんがカードを引いてターンエンド宣言をする。
茜やきりたんの言葉に同じようにカードを持っているマキが呆れたようにツッコミを入れた。
「なにを言うとるんや。カードゲームなんてどれも闇のゲームが始まるもんなんやで!」
「まぁ、それが礼儀みたいなところもありますからね」
「そんな礼儀は捨ててしまっていいと思うのだけれど」
「でも普通にカードを引くよりも楽しいと思うけどなぁ」
マキのツッコミに茜ときりたんは力強く答える。
デュエリストにとってそれらの言葉を閊えるタイミングがあれば使ってしまうのはもはや体に染みついた条件反射のようなもの。
逆に使うなという方が無理というものなのだ。
茜ときりたんの言葉にオネは呆れながら言う。
その隣でイアは楽しそうに笑みを浮かべるのだった。
「あうぅう・・・・・・。頭が・・・・・・。もう少し声を小さくしてもらえると助かりますわ・・・・・・」
「イタコ姉さまはまだ辛いみたいですね」
茜たちの声がやや大きかったために頭に響いたのか、イタコ先生はうめくように懇願する。
辛そうにしているイタコ先生の頭を優しく撫でながらずん子は困り顔を浮かべる。
さすがに二日酔いをどうにかできるようなものはないために二日酔いに苦しむイタコ先生を見守ることくらいしかできなかった。
「っとボクの番だね。ええっと・・・・・・これ!やった、これでボクもあがり!」
「ぐぬぬぬ、3位が葵に取られてしもた。こっからはうちも本気でいくで!」
「私こそ負けませんからね!」
茜たちの言葉に苦笑を浮かべていた葵だったが、カードを1枚引いたことによって上がることができる。
葵の勝利宣言に茜ときりたんは一層のことやる気をみなぎらせてババ抜きを進めていくのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ