難産・・・・・・
しかも内容が薄い・・・・・・
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車が竜とあかりの家の前に停まり、竜とあかりが車から降りる。
車から降りた竜は紲星家の使用人から自身の荷物を受け取ってあかりへと体を向けた。
「昨日から本当にありがとうな。とても楽しかったよ」
「私の方こそとても楽しかったです」
あかりの方を向いた竜はイタコ先生やマキたちのようにお礼の言葉を言う。
竜の言葉にあかりはうなずいて答えた。
「さて、と。とりあえずは持っていった荷物を整理しないとだな」
「私もそれはやらないとですね。それじゃあ、また今度」
軽く伸びをした竜は自身の荷物を元の場所にしまわなければと呟く。
同じように竜の言葉にあかりもうなずいた。
そして、竜はあかりに向けて軽く手を振ってから家の中へと入るのだった。
◇ ◇ ◇
少しだけ時間の経過した家の中。
自身の荷物の中から衣類などをしまい終えた竜はリビングで椅子に座ってのんびりとしていた。
台所にはついながおり、もう少しすれば温かいお茶を淹れて持ってきてくれるだろう。
竜が椅子に座ってのんびりとしていると、不意に竜のケータイが着信音を鳴らした。
「んー?えっと・・・・・・、父さんから?」
鳴っているケータイを手に取り、竜は誰から電話がかかってきたのかを確認する。
ケータイの画面に表示された名前は竜の父親のものだった。
不思議に思いながら竜はケータイの着信に出た。
「もしもし、どうしたんだ?」
「ああ、竜かい?実は家のある地方になにか用がある子がいるらしくてな。少しの間だけうちに泊まらせてほしいって連絡が実家の方から来たんだ」
電話に出た竜は不思議そうに首をかしげながら父親にどういった理由で電話をかけてきたのかを尋ねる。
竜の言葉に父親は家に泊めてほしいと言われたことを竜に伝えた。
「うちに泊まる?どのくらいの期間とかは聞いてるの?」
「いや、その辺りはいつになるかは不明らしい。ただ、その期間の間だけ泊まる場所が欲しいってことらしいぞ」
どういった理由からうちに泊まりたいと言ってきたのかが不明だったが、一先ずはなにかしらの理由があるのだろうと竜は納得することにする。
次に竜が気になるのはいつまで家に泊まることになるのかということ。
この辺りの情報もきちんと確認しておかなければ大変なことになってしまうかもしれない。
竜がどのくらいの期間で家に泊まることになるのかを尋ねると、父親は期間は不明だと答える。
期間が不明となってしまうとご飯の食費などもどれくらい消費するのかが不明となってしまう。
父親の言葉に竜はどうしたものかと天井を見上げるのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ