今日はちょっと難産・・・・・・
もっと、こう、スッと書ければ楽なんですけどねぇ
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クレーンゲームをやっている葵とそれを見ているあかりに竜たちは近づいていく。
ある程度近づいたところであかりが竜たちに気がつき、ひらひらと手を振る。
「よ。クレーンやってたんだな」
「はい。それで葵先輩がこれを取ろうとしていたんですがなかなか取れなくて・・・・・・」
「これで・・・・・・!・・・・・・あ゛あ゛あ゛?!?!」
「あー、落ちてしもうたな」
竜の言葉にあかりはうなずき、葵がやっているクレーンゲームをチラリとみる。
クレーンゲームの中にはそこそこ大きな人形が転がっており、奥に同じような人形が並んでいることからこれがこのクレーンゲームの景品で間違いないだろう。
人形がクレーンゲームのアームから落ちてしまったことに落ち込んでいた葵だったが、すぐに顔を上げると両替機の方に足早に向かって行く。
どうやら両替をしてもう一度挑戦するつもりのようだ。
「あのクレーンってでかい人形だからけっこう取りにくい気がするんだがなぁ・・・・・・」
「景品がでかいのはなんかアームがけっこう弱い印象があるんよねぇ」
「あれを取るのは難しいんやない?」
「あ、やっぱりあれって難しいんですか?」
葵が両替に行っている間に竜は葵がやっていたクレーンゲームを確認する。
葵がやっていたクレーンゲームは普通のアームよりも大きめのアームで景品を掴むものとなっており、こういうタイプのクレーンゲームはだいたいがアームを弱く設定されてあることがあるのだ。
まぁ、ものによっては一定額を入れたらアームが強くなってゲットすることができるなんてものもあるので、諦めなければそこそこの確率で景品を手に入れることができるだろう。
「あのタイプってほかのひっかけて落とすタイプのやつとかと違ってなかなか取れないからな」
「たまに脇の下とかそういうところに刺さって上手く持ち上がる、なんてこともあるからなぁ」
葵がやっているクレーンゲームの内容を確認した竜たちはそのクレーンゲームの難易度をざっくりと評価していく。
竜からすればあまり取れなさそうなクレーンゲームという印象なのだが。
どうやら葵はそれほどまでに景品が欲しいようで両替したコインを方ポケットに入れてクレーンゲームを操作していく。
諦めようとしない葵の姿に竜たちはどうしたものかと顔を見合わせる。
「まぁ、あれだ。昔の偉い人は言っていました。クレーンゲームは貯金箱であると。的な感じだ」
「お金を入れている人が使えへん貯金箱にどんな意味がるんかなぁ」
お金を入れ、再びクレーンゲームに挑戦する葵の姿にやや苦笑を浮かべつつ竜は呟くのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ