週一くらいのペースがやはり書きやすいんですかねぇ
配信やらエペの練習やらをしているとどうにも書く時間が取りにくいです・・・・・・
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竜たちが学校へ到着するのとほぼ同じタイミングで、向こう側からマキが駆け寄ってくる。
先ほどのあかりたちに起きた事象と合わせて竜は警戒心を高めた。
「あ、みんなおはよー!」
「おお、おはよう」
「マキさん、おはようございます」
「おはようさんやー」
「マキさん、おはよう」
「マキ先輩、おはようございます」
竜たちのもとに挨拶をしながら駆け寄ってきたマキは、竜が少しだけ自分から距離をとっていることに気がつき不思議そうに首をかしげる。
そんなマキの様子にあかりたちも竜が少しだけ移動していることに気がついた。
「どうしたの?」
「あー・・・・・・、いや、ちょっとな?」
不思議そうに首をかしげながらマキは竜へと一歩足を進める。
マキの言葉に竜は頬を掻いて顔を逸らしながら答えた。
その際にマキが近づいてきたのと同じくらいに足を後ろに動かして距離をとる。
もしかしたら朝の“件”の言った予言が原因であかりたちにあんなことが起こったのかもしれないと考えたためにマキやあかりたちから距離をとろうと考えたのだ。
竜が自分から距離をとったことに気がついたマキはもう一度竜へと近づく。
それと同時に竜も同じようにマキから距離をとるように後ろに下がる。
近づく
距離をとる
近づく
距離をとる
近づく・・・・・・・・・・・・
竜との距離が縮まないことにマキは徐々に不満顔になっていく。
そんなマキの表情に竜は困り顔で頬を掻いていた。
そして、なかなか距離が縮まらないことに業を煮やしたのか、マキはいきなり竜へと向かって走り出した。
「むーっ!!」
「まてまてまてっ?!」
いきなりマキが走ってきたことに驚いた竜は慌てて自分も走ろうとするのだが、マキの方を向いていたために反転して走り出すことが間に合わなかった。
竜が走り出すことが間に合わずにマキが竜のことを捕まえるその寸前、不意にマキの身体がガクリと揺れた。
どうやら最後の一歩を踏み出す際に少し大きめの石を踏んでしまい、身体のバランスを崩してしまったようだ。
通常であれば普通にもう片方の足で踏みとどまって倒れたりするような事態は回避できるのだが、あいにくと今のマキは竜へと向かって走っている途中。
そのため、走っている勢いを乗せたまま竜へと向かって倒れ込んでしまうということになってしまった。
「うひゃあぁああああっ?!」
「ちょ、マキ?!どぉわぁっ?!」
悲鳴を上げながら倒れ込んでくるマキに竜は驚いて固まってしまい、そのままマキに巻き込まれる形で倒れ込んでしまった。
まぁ、仮に驚かずにいたとしても倒れてくるマキを助けないという選択肢は竜にはなかったので、どちらにしてもマキに巻き込まれていたのだろうが。
「たたたた・・・・・・。ごめん・・・・・・っ?!」
倒れてしまったマキは身体を起こそうとして自分の身体になにかが触れる感覚に気がつく。
最初は地面に触れている感覚かと思ったのだが、自分が倒れる時に竜を巻き込んでしまったことは分かっているためにそれはないだろうとマキは考える。
では自身の胸に感じるこの感覚はなんなのか。
うすうすとなにが自分の胸に触れているのかを理解しつつも、マキはゆっくりと自分が押し倒してしまっているものを見た。
「むぐぐぐ・・・・・・?!」
「ひゃ、ひゃぁあああああ?!?!」
マキが目線を自分の胸の下へと向けると、そこには自分の胸の下に倒れている竜の姿があった。
感覚と倒れ込んだ瞬間のことからうすうすは察していたマキだったが、それでも実際にその光景を見るとやはり驚いてしまうようで、そのまま思い切り竜のことを殴ってしまう。
マキに押し倒された状態で逃げることができない竜は、押し倒された衝撃とそこに追加で受けたマキの攻撃により、意識を失ってしまうのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ