変わった生き物を拾いました   作:竜音(ドラオン)

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また更新の期間が開いてしまいましたねぇ




第602話

 

 

 

 

 腹パン(弱)し(メスガキ)たいこの笑顔(スマイル)を浮かべながら親指と人差指で輪っかを意味深に作り、人差し指をその近くで立たせるきりたんの姿に竜はガクリと肩を落とす。

 外に出れば複数人に被害が行き、外に出なかった場合には1人に全ての被害が行く。

 どちらを選んだとしても良い結果にはなっていなかったという結果に竜は深く溜め息を吐いた。

 

 ちなみに、きりたんが意味深に笑顔を浮かべながら指で10を作っている姿を見て竹刀袋を肩にかけた男子高校生が反応を示していたりしたのだが、近くにいた女子高校生によって腹部に重い一撃を叩き込まれた後に顎を的確に打ち抜く拳によって地に伏せられていたりしたが竜たちが気付くことはなかった。

 

 

「ファイナルフュージョン……?」

「ウナは気にしなくていいことだからなー」

 

 

 きりたんの言った〝ファイナルフュージョン〟という言葉の意味が分からないウナは不思議そうに首をかしげる。

 まぁ、ロボット系のアニメを見なければ大まかな意味は分からないだろうし、ウナはそういったアニメはほぼほぼ見ることはないのでそれらの知識に関してはそこまで多くはないのだ。

 

 首をかしげるウナの様子に竜はウナの頭を撫でながらそれ以上考えないようにと言うのだった。

 

 

「まぁ、もう今日はほぼほぼ出きっているとは思うのでもう気にしなくてもいいんじゃないですか?」

「そうだと助かるんだがなぁ……」

 

 

 すでに時刻も夕方の位。

 

 学校で多数のラッキースケベを起こしていたこともあってそうそうラッキースケベが起こることはないのではないかというのがきりたんの考えだ。

 とはいってもそれはきりたんの考えであるため、絶対にそうであるという確証はないことから竜はもう一度深くため息を吐くのだった。

 

 

「そういえばなんか新しいゲームとか見つけたか?」

「そうですねぇ……、ARKの新作だったりとかですかねぇ」

「ARKってたしか恐竜を捕まえるやつだっけ?」

 

 

 気を取り直して家へと向かう道を歩きながら竜はきりたんに尋ねる。

 竜の言葉にきりたんは少しだけ考えて最近やっているゲームを挙げた。

 

 きりたんの挙げたゲーム、ARKの新作というのはおそらくは“ARK Survival Ascended”のことだろう。

 首をかしげながらウナは少しだけきりたんから聞いたことのあるゲームの内容を口にする。

 

 

「そうですそうです。けっこういろいろな恐竜もいてテイムするだけでもかなり楽しいんですよ。トリケラトプスやステゴサウルスなんかの有名どころはもちろんのこと、オヴィラプトルだったりパラケラテリウムっていうのもいて」

「へー、そんなにいろいろな恐竜がいるのか」

「やっぱりティラノサウルスとかもいるのかなぁ?」

 

 

 ウナの言葉にきりたんは頷きながらARKの説明を始める。

 止まらないきりたんの説明を話半分に聞きながら竜はARKに実装されている恐竜の多さに少しだけ驚いていた。

 意図的なのかは不明だがなぜか恐竜といえばで真っ先に挙がりそうなティラノサウルスの名前が出てこなかったのでティラノサウルスも出てくるのかとウナは気になっていた。

 

 

「まぁ、それをやるにしても値段次第かなぁ……」

「なんだったら私が買いましょうか?スパチャがかなり入っているので全然買えますけど?」

「おお、ひもってやつだなー?」

「年下の子に買ってもらうのとかかなり申し訳ないから遠慮しとくよ」

 

 

 マキの家でバイトをしているとはいえ竜にそこまで金銭に余裕があるわけではない。

 興味の湧くゲームではなるのだが値段次第では買うことを断念しなくてはならないだろう。

 

 そんな竜の様子にきりたんは自分が代わりに買おうかと提案をする。

 知っての通りきりたんはライブ配信などをやっているためにスパチャによってなかなかの金額の預金があるのだ。

 そのため竜にゲームを買うことくらい全然問題がないのだ。

 

 きりたんの提案を聞き、ウナは最近ドラマで知った言葉を口にする。

 ウナの言葉に竜は苦笑しながらきりたんの申し出を断るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のヤンデレが読みたいですか? その16

  • 佐藤ささら
  • 鈴木つづみ
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