誤字報告ありがとうございます。
紲星が絆星になってしまっていました。
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片手剣、大剣と続いて残る葵の説明する武器は1つになった。
最後に残った武器の名前はスラッシュアクス。
斧と剣の形体を使い分けて戦う武器だ。
「それじゃあボクが説明する最後の武器だね。最後の武器はスラッシュアクス。斧と剣を使い分けて戦う武器で、斧はモンスターを怯ませやすくて、剣は高い火力を繰り出すことができるよ」
「あれやな!っジャーンプ、ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ、ボーンッ!」
「お姉ちゃん、ボクが零距離を使うたびにそれを言ってるよね」
「いきなり何を言ってるのかと思ったらそれか」
茜がテンション高めに擬音を口にしたことを不思議に思ったが、葵の言葉に擬音の意味が分かり、納得したように頷いた。
ゆかりとマキはいまいち分かっていないのか首をかしげていた。
「えっと、お姉ちゃんが言ってたのは気にしないで良いから。スラッシュアクスは専用のゲージが2つあってその内の片方を使って強力な剣の攻撃を出すことができるんだ。だから剣の攻撃を主体に戦う武器って感じかな」
「実際はゲージとビンやけどややこしいからしゃーないわな」
「スラッシュアクスには必殺技があって、零距離属性解放突きって言うんだけど、剣の状態でモンスターに剣を突き刺して連続で爆発ダメージを与えるんだよ」
茜の擬音のことは置いておいて、葵はスラッシュアクスの基本的な戦い方と必殺技を言っていく。
スラッシュアクスには剣で攻撃するために必要なビンと、剣で攻撃をすると溜まっていくスラッシュゲージと呼ばれるものがある。
剣での攻撃でビンを消費しつつスラッシュゲージを溜め、スラッシュゲージを溜めきると高出力状態になる。
高出力状態になれば剣での攻撃時に追加ダメージが入り、葵の言う零距離属性解放突きを使うことができるようになるのだ。
また、アイスボーンから追加されたクラッチクローでモンスターに捕まってから零距離属性解放突きを使うことも可能だ。
「スラッシュアクスには武器自体の属性以外にもビンの種類があるんだけど、これはややこしいから基本的には強撃ビンっていうのを選んでおくと無難かな」
「俺が気に入ってるのは減気ビンだな。睡眠属性のやつについてると眠り、疲労、スタンの3つを狙えるから」
「それ、覚醒武器以外だとドスジャグラスの武器だけだよね?」
スラッシュアクスにあるビンの名称は滅龍ビン、減気ビン、強属性ビン、強撃ビン、麻痺ビン、毒ビンの6種類。
これらにはそれぞれ特徴があり、一番の特徴としてはビン自体の属性は武器の属性としては扱われないと言うことだろうか。
例えば、氷属性のスラッシュアクスに滅竜ビンが着いていたとした場合。
この場合は剣の状態なら氷属性と龍属性の複合となり、斧の時は氷属性のみとなる。
あくまでもビンは剣の状態で攻撃するときに付与されるものということになるのだ。
「えっと、次にスラッシュアクスの悪い点だよ。斧と剣のどっちも防御手段がなくて回避をしていかないといけないんだ。それとビンの残りが30%以下の状態で斧から剣に変えようとするとビンをリロードするモーションになって大きな隙ができちゃうんだよ」
「戦闘中にやってしまったら一気にやられてしまうかもしれないってことですね?」
「ビンの残量に気をつけて戦っていかないといけないってことだな」
ビンの残量が30%以下の時にやってしまうリロードのモーション。
これはビンを一気に回復できはするものの大きな隙をモンスターに晒してしまう。
可能ならば転身を着た状態でおこなって転身の回避によるモーションキャンセルをやっていきたいところだ。
「とりあえずうちは葵がモンスターにクラッチしてドーンしてズバババのボーンッ!を見るのは好きやで」
「お姉ちゃん・・・・・・」
茜の言葉に葵はまっすぐに見つめ返す。
そして、ゆっくりと口を開いた。
「・・・・・・擬音ばっかで何が言いたいのか分からないよ」
「なんやてっ?!」
葵の言葉に茜は大きく声をあげるのだった。
ちなみに、茜の擬音だらけの言葉を解説すると以下の内容になる。
モンスターに出会い頭に頭にクラッチして壁に叩きつけてダウン。
剣の形体にして連続で斬ってスラッシュゲージを溜めていく。
スラッシュゲージが溜まりきる直前に属性解放突きを使って爆発を与え、直後にクラッチクローを使ってモンスターにくっついて零距離属性解放突きを叩き込む。
開幕からかなりのダメージを稼げるコンボではあるのだ。
茜の擬音だらけの言葉をきっちりと理解できていればの話だが。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ