アンケートの内容は前回のものからゆかりさんを抜いたものとなります。
17000を越えたらアンケートは終了します。
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ヒルビリーによって吊られてしまい、処刑されてしまった竜の操作していた生存者。
そして、マッチが終了してリザルト画面が表示される。
修理した発電機が1つだったことと、処刑されてしまったことによって得られたポイントは他の人たちに比べてかなり低いものだった。
「あー・・・・・・、1人だけ死んだのは悔しいなぁ・・・・・・」
「みゅみゅみゅう」
リザルト画面に表示される『処刑された』の言葉に竜は少しだけ落ち込みながら呟く。
落ち込む竜の頭の上にみゅかりさんは移動し、ポフポフと前足で頭を軽く叩くのだった。
「そういえばこのポイントって何に使うんだろ」
「みゅーう?」
マッチ終了時に得たポイントを見て竜は首をかしげる。
竜の首が傾いたのに合わせて、みゅかりさんも竜の頭の上からコロリンと膝の上に落ちた。
膝の上に落ちてきたみゅかりさんの頭を軽く撫でてから竜はメイン画面に表示されているアイコンをそれぞれ調べていく。
「・・・・・・お、このブラッドウェブってやつにポイントを使うのか」
メイン画面を調べていくとブラッドウェブと呼ばれるものを見つけ、そこでマッチで手に入れたポイントを使うのだということが分かった。
ポイントの使い道が分かり、竜はブラッドウェブをしっかりと確認する。
ちなみにブラッドウェブとは他のゲームで言うスキルツリーのようなもので、伸ばしていくことによってアイテムや能力などを手に入れることができるのだ。
「ん~・・・・・・、とりあえずはパークを優先していった方がいいのかな」
「みゅみゃう」
ひとまず現状のポイントでは中心にある始点に隣接するものくらいしか取ることはできないので、とりあえずはパークへとつながる最短のルートのものを取得することにした。
ちなみに生存者のブラッドウェブの選択としてはパークを最優先に取得してくことが最適解と言っても問題はないだろう。
なお、殺人鬼の場合はアドオンも選択肢に入るのでまた違う選び方になるのだが。
「とりあえずこれで。次はこっちか。ここでパークを着けるんだな」
「みゅう」
次に竜が開いたのは生存者にパークなどを着けるための画面、ロードアウトだ。
ロードアウトは開くと始めに初期装備として生存者の固有パークが3つ取得できるので、最初はその中から無難に使えそうなものを着けておくのが無いよりはマシだろう。
「アドオン・・・・・・、まぁ、持ってないし関係ないか」
まだ始めたばかりでブラッドウェブから得たアドオンとアイテムは合わせても1つしか持ってないので、今のところは気にしないでもいいだろう。
簡単にパークをつけて竜は再びマッチングを始める。
「次は脱出できるといいな」
「みゅみゅ」
マッチングを待ちながらみゅかりさんの頭を竜はグリグリと撫でる。
竜に撫でられて鳴き声が震えながらも嬉しそうに目を細めていた。
そして、しばらく待っていると2回目のマッチングが完了した。
「みゅう!」
「ん、みゅかりさんがやってみたいのか?」
「みゅみゅい」
ポフポフとコントローラーを叩きながら鳴き声をあげてきたので尋ねてみれば、肯定するように頷いた。
竜は少しだけ考えるとみゅかりさんにコントローラーを渡す。
竜からコントローラーを受けとるとみゅかりさんは嬉しそうに鳴き声をあげた。
「動画も見たし、俺のプレイも見てたからみゅかりさんの方が上手くできるかもな」
「みゅっみゅみゅ~」
竜の言葉にみゅかりさんは嬉しそうに揺れながらDbDを始めるのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ