ハイスクールCP(サイファーポール) 仮 作:無名のサイドラ使い
〜前回のあらすじ〜
「どこだここ!?」「どこじゃここ!?」
いつも通り部屋で寝ていた二人は謎の世界に来てしまう。
そしてそこで出会ったのはどこかの海軍中将に似た神だった。
「ぶわっはっはっは!!お主らをわしが間違えて殺してもうた!転生させてあげるから許してくれんかのう?」
間違えて二人を殺してしまった神は二人に『転生しないか』と聞く。
それに対して二人の返答は
「「別に 俺達/わしら は未練ないしそれでいい。」」
とあっさり転生を了承。
「特典は何がええかの?」
「「無論ワンピで」」
ワンピースが大好きな二人は特典にワンピースの悪魔の実と覇気、そして六式を選ぶのだった。
「お主ら、容姿は何がええかの?」
「俺はトラファルガー・ローで」「わしはカクで」
容姿ももちろんワンピースのそれぞれが好きなキャラから選んで決めたのであった。
「んじゃあ、転生させるぞ〜」
「「じゃあな〜」」
「軽いわ!!もっと惜しまんかい!!」」
そして二人は転生したのであった。
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二人の視界に溢れていた光が消えると、そこには木々が生い茂る森が広がっていた。
「ふ〜。上手く転生出来たかのう?」
カクは自分の体を見回し、しっかり『カク』になっているかを確認する。
「おい山風屋。一応特典の確認をしないか?」
その声を聞きカクが横を見るとそこには、虎男ではなく『トラファルガー・ロー』が立っていた。
「うぉ!?虎男がローになっちょる!?」
「当たり前だッ!!」
ベシッと音が鳴るくらいの勢いでツッコミした。
「そうゼウスに頼んだんだ!ローになっているのはお前も分かっているだろ!?」
「なんじゃ?ジョーダンじゃジョーダン。」
「全く…」
虎男…否ローはこめかみに指を当てて頭を痛そうにしている。
「それより、じゃ。特典の確認じゃったかのう?」
「ああ、一応今自分がどのような能力を持っているのかは確認しといた方が今後のためだろ?」
「それもそうじゃ。」
そう言ってカクは体を解すように動く。
ローも手首を回す。
〜10分後〜
最後に体を捻りボキッボキッと鳴らすと二人のウォーミングアップは終わった。
「じゃあ今度は、わしからじゃのう。あっちではお前からだったからのう」
「ああ、構わねぇ…の前にだ。」
「?」
カクはローの言葉に首を傾げる。
「なにするんじゃ?」
「『ナギナギの実』の能力でここらの音を消す。じゃねぇと、誰に見つかるかわからねぇ」
「それもそうじゃ。じゃあさっさとやってくれんかのう」
「了解だ…ほら、コッチこい」
ローはカクに自分に近づくよう言うが…
「は?………わしにそう言う趣味はないんじゃ。すまんのお」
カクは『そう言う』方面に捉えてしまったらしく逆に遠くに行ってしまった。
「そうじゃねぇよッ!!!…ったく『凪(カーム)』だ。」
「なんでじゃ?『防音壁(サイレント)』でも良さそうじゃが?」
「『防音壁』だと確かに音は聞こえなくなるが、もし敵が来た時、近づかれているのに気付かない可能性もあるからな。直接お前の音を消す『凪』の方が良いんだよ。それに、コレで俺の能力が試せる、一石二鳥じゃねぇか?」
「それもそうじゃ…ってわしさっきからコレしか言っとらんような気がするんじゃが…」
「気のせいだ…ほらよ『凪』」
そう愚痴を言っているカクに能力を発動させるロー。
そして、発動されたカクの方からは音がしなくなっていた。
「………!…………!………………!!(おお!凄いのお!ホントに音が消えとる!!)」
「何言ってるか分かんねえが…まあ良い、さっさと試すぞ」
「…………!!(了解じゃ!!)」
カクはローの言葉にグッジョブサインで返答し能力を発動させた。
「……………ッ!!(『冥狗(めいごう)』ッ!!」
カクがそう言うと腕が灼熱のマグマに変貌する。
「…なるほど。コレが『マグマグの実』か…よし山風屋、次だ。」
「…………!(わかった!)」
カクはローの言葉にグッジョブサインで返答すると次の能力を発動させた。
「…………!(『エアドア』!)」
するとなにもなかったはずの空間に切れ目ができ、ガチャッ…と音が鳴ると空間にドアの形に穴が空いた。
「…なるほど。コレが『ドアドアの実』…CP9 ブルーノが食べた実だな。」
「………………。(あのー、そろそろ戻して欲しいんじゃが…)」
「ん?…ああ、解除」
そして、ローが能力を解除するとさっきまで音が消えた方からカクの溜息が聞こえてきた。
「ふう…結構疲れるのう…」
「当たり前だ…能力を連続して使用したんだ。そりゃ疲れるだろう」
「なるほどのう。」
そして、カクが一息付いた後、どこからか二人の耳に響く声が聞こえてきた。
『今日こそ決着をつけるぞッ!!アルビオン!!』
『それはこちらのセリフだ!!ドライグッ!!』
その声の主達はまるで戦っているようであった。
「…聞こえたかの?ロー…」
「ああ、聞こえた。」
この声を聞いた二人は
「「行ってみるか!!」」
と、呑気にその声の主達の元へ行こうと言ったのであった。
それで良いのか、転生者。
「「そうと決まれば!!」」
二人はクラウチングスタートの構えをして
「のう…ロー…競争せんか?」
「面白そうだ!!」
特典の一つである『剃(そる)』を発動させたのであった。
「「剃ッ!!」」
そして、二人はまるで風の様なスピードで森を駆け抜けて行った…
〜数分後〜
そこでは、二人…ではなく二体の赤と白の『龍』が戦っていた。
「ふんッ!!なかなかやるな!アルビオン!!」
「ああ!そちらもなッ!!ドライグ!!」
二体の龍はそれぞれを褒め称えるように言葉を交わし、今にも倒れそうな体に鞭を打つ。
そして、二体はそれぞれを倒すために最後の攻撃を放つ
「だが、コレで終わりだ!!」
「そちらもな!!」
「はぁァァァァァァッ!!!」
「せァァァァァァァッ!!!」
そしてその攻撃によりこの戦いの決着が…
つかなかったのである。
何故なら、二体の龍は同時に倒れ、勝敗が付かず、所謂『引き分け』の状態で終わってしまったのである。
「…またか…」
赤い龍が起き上がり言う。
「ああ…まただ…」
白い龍もそれに同調するように起き上がり言う。
「「また…引き分けてしまった…」」
そう、この二体はずっと前から戦っていた。
自らが『強者』だと示すため…さらに自らを高めるため…
そして何より
自らの『誇り』のために。
彼らは互いにライバルと認め合い、戦ってきた。
しかし、いつまでも結果は引き分けであった。
コレではつまらない、もっと面白いものは無いのか?と思うのも無理は無い。
だがそれでもやはり、両方とも『コイツに勝ちたい』と言う気持ちが強いのであった。
故に戦い続けて来たのだが…
そこに思わぬ『イレギュラー』が介入した。
「おう、お前らか?さっきから戦っているのは?」
「…」
それは、二人の人間であった。
「なんだ?お前らは?」
「何故ここに居る?」
二体は二人に問う、何故人間がここに…と
「わしは『カク』と言う者じゃ」
「…俺は『ロー』だ」
二人は二体に自らの名を名乗る。
「ほう?ではカクにロー。一体なぜ人間がこんな所に居る?」
二体の内の赤い龍は少々威圧(それでも並大抵の人間は怯える)して二人に問う。
「わしらはちょいと道に迷ってしまってのう。気づけばこんなところに…と言うわけじゃ。」
カクは、その威圧に全く気圧されずに返答する。
そして、その返答を聞いた赤い龍は
「クックック…ハッハッハッハッハッ!!!面白い人間だ!!この俺の威圧を耐えるとは!!」
面白いものをみたように笑い出す。
「おおッ?そんなに面白かったかのう?」
「ああッ!!最高だ!!ククッ!!お前の様な人間に会えて光栄だッ!!」
「おおッそうかそうか!!」
とカクは褒められた事で嬉しそうにしていた。
そして白い龍は
「…ローよ…お前もそうなのか?」
「…ああ、あいつには劣らねぇつもりだ。」
なるほど…とローに聞き、一人納得していた。
「…ふう、久しぶりに大笑いさせてもらった。ありがとう。」
「いやいや、そんな礼を言う事じゃない」
「ドライグよ…笑いすぎだ」
「…お前もだ。山風屋」
「「すまんかった。」」
咎めるように言われた一体と一人はもう一体と一人に謝る。
「そういやお前さん、ドライグって言うのか?」
「?ああそうだが」
「で、お前さんが、アルビオンと」
「それがどうかしたか?」
そしてカクは二体にある提案をする。
「お前さんら、わしらと友達にならんか?」
「…」
「「?」」
カクは二体に友達にならないか?と提案した。
が、二体の反応は
「とも…だち…?」
「…?すまないカク俺達にはその『友達』と言うのが分からんのだ。」
と、友達のとの字も知らないようであった。
〜カクさん説明中〜
カクが友達の意味について教えたら、二体は理解したようで
「なるほど、用は『共に戦う仲間』と言う認識で良いのか?」
「まぁ、そうじゃなそんな感じじゃ。でどうじゃ?」
「「いいだろう」」
と二体はあっさり了承したのであった。
この即答に、ローは疑問を抱いた。
「…なんでだ?お前らはさっきまで戦っていただろう?」
「まぁ、たしかにそうだ。」
「だが、もう正直戦いに飽きてしまったのだ。この終わりのない戦いに…」
「…なるほど…そう言うことか。」
いつまで経っても終わらない戦い…それにこの龍達は飽きてしまったという。
この『いつまで経っても終わらない戦い』と言うのはまるでワンピースの巨人族の『ドギー』と『ブロギー』の話に似ている。
彼らは自らの故郷『エルバフ』への『エターナルポース』を賭けて戦っていたため、やめるにやめれなかったのだろう。
しかし、この二体は別である。戦いを続ける理由は無かった故に戦いをやめれたであろう。
もし、ドギー、ブロギーが戦いを続ける理由が無ければ…このように外界から来た友に出会う事もあったのでは…とローは一人思っていた。
こうして、二体と二人は晴れて友となった…
が、ここで思わぬハプニングが起こってしまった。
そう、ゼウスの施したものが発動してしまったのである。
その発動したものとは
『原作時間軸への転送』であった。
カクとローの体がどんどん透けてくる。
「!?お前ら…その体は…」
「…多分そう言う事じゃろう」
「…ああ、そう…だな」
「…そうか、行ってしまうのか…」
少々二体は寂しそうに言う。
「まぁ、いつかまた会おう!!」
「…ああ…そうだ。だからそんなに落ち込むな」
二人は二体を励ます。
「ああ…それじゃあ、な」
「またな…二人共」
「「ああ」」
そして、二人の体は完全に消えた。
二体は寂しそうに立ち尽くすのであった…
コメで
「『ウシウシの実 モデル:ジラフ』は出さないか?」
と聞かれたので、アンケートを取ろうと思います。
キリンはいるか、いらないか?
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いる
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いらない
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そんなことより更新して