雄英高校入試当日。
俺とレイ子は雄英高校の門の前にいた。
「いよいよだな」
「うん、緊張するけど、真司がいれば大丈夫♪」
そう言って腕に抱きついてくるレイ子。
嬉しいけど恥ずかしさと周りの視線が痛い。
言っておくが俺とレイ子はまだ彼氏彼女の関係じゃない。
レイ子のことは好きだ。だがレイ子が俺をどう思ってるのかはわからない。
今、こうして腕を絡まさせてくるのも友達だからか男として好きなのかが俺にはわからない。
ええ!そうですよ!結局は自分から踏み出せないチキン野郎ですとも!
「おら!どけモブども!」
俺が自虐していると後ろから、俺たちと同じ金髪の同じ受験生が周りを威嚇しながら横を通って会場に向かって行った。
「ねえ……アイツって……」
「ああ、ヘドロ事件の被害者が不良って噂は本当らしいな」
爆豪勝己、僕のヒーローアカデミアの作品において主人公、緑谷出久の幼馴染でありライバルポジションであるのだが、幼い頃から無個性の主人公を虐めて、彼に自殺教唆まで唆したほどだが、後に緑谷がオールマイトから個性を貰ったことを知って認めていくのだが、序盤の彼に関してはとにかく他者を見下していてとてもヒーロー候補とは思えない。
「ねえ、あんなのはほっといて行こっ?」
「ああ、そうだな」
お互い顔を見合わせた時、ふと後ろにいた緑谷出久を見つけてあの麗日お茶子イベントが生で見られたことに感動したのはまた別の話
・・・・
「今日は俺のライブにようこそー!!!エブリバディセイヘイ!!!」
プレゼントマイクが恥ずかし気もなく叫ぶが
シ〜〜〜ン
誰も反応しなかった。
「こいつはシヴィー!!!受験生のリスナー!実技試験の概要を説明するぜ!!?アーユーレディ!?」
「ボイスヒーロープレゼントマイクだ……!!ラジオ毎週聴いてるよ……!!感激だなぁ……!!」
う〜ん……緑谷くんの声がここまで聞こえてくるなあ。俺は気にならないが爆豪くんのイライラが限界寸前みたいだ
「入試要項に記された通り!この後、受験生のリスナーたちには演習場で仮想敵戦をしてもらうぜ!各々の個性を活かして三種の仮想敵を行動不能にすればその敵のポイントを得られるぜ!尚、持ち込みは自由!説明後は各自指定された演習場に向かってくれよな!勿論ヒーローを目指す者として、他の受験生への妨害行為などは禁止だぜ!」
ってことはレイ子とは違う会場ってことか……知り合い同士で協力させない「質問よろしいでしょうか!!?」うおっ
いきなり大声を張り上げた眼鏡の受験生に会場にいたほとんどの受験生が視線を向ける。
「プリントには四種類の仮想敵が記されております!!この四種類目の説明がされず、誤載であるならば日本最高峰たる雄英においての痴態!!我々は人々の規範となるべきヒーローを目指しているのです!」
眼鏡受験生は次に緑谷に視線を向けると
「さっきからボソボソと……気が散る!!物見遊山のつもりなら錯覚ここから立ち去りたまえ!!」
うわぁ……原作でも見ていた通りの光景だな……でも見てて気分のいいものじゃないな。緑谷がうるさかったのは事実だがおまえも説明を遮っているって気付いてないのか?
「OK!OK!ナイスなお便りサンキューな!四種類目の仮想敵は0pt!避けて通るギミックさ!」
四種類目の巨大仮想敵は倒すのも普通の個性では困難。ポイントにも加算されないから倒す必要がない。でもな……潰すと面白そうだな……
「最後に一つ!我が校の校訓を紹介しよう!『真の英雄は人生の不幸を乗り越えていく者と』ーーさらに向こうへ!plus ultra!」
最後にプレゼント・マイクが雄英の校訓を伝えてくれた。
「それではリスナーたち!いい受難を!」
説明が終わった後はそれぞれの受験会場へ向かった。どうやら同じ学校同士で協力出来ないらしい。
別れ際にレイ子が離そうとしなかったが、頑張れよ、と頭を撫でると頰を赤くしてスッと手を引いた。チョロい
ちなみにこの時一部女子からは暖かな視線が、一部の男子からは嫉妬の視線が向けられたことに二人して気付かなかった。
・・・・
バスで試験会場まで向かうと百人を超える人が集まっていた。
流石は雄英、と感心していたがこの後の展開を知っているので準備は怠らない。
「ハイスタート!」
のアナウンスが聞こえてきたのですぐさま走り出した。
「どうしたあ!?実戦じゃカウントなんかねえよ!!一人飛び出たぞ。そいつに続け!!試験は、もう始まってるぞ!!」
二度目のアナウンスで完全にパニック状態に全員が一目散に走り出した。
俺は既に会場のど真ん中まできており、走り続けてる中、1ptが飛び出してきたので、それを避けて、ネオディケイドライバーを腰に出現させカードを手にして装填する
「変身!」
『カメンライド、ディケイド!』
音声が響くと、二十近い影が現れ、直後俺に集まりライドプレートが俺の顔に突き刺さる。
これが俺の個性ディケイドだ。
名前でわかると思うが俺は前世の特撮ヒーロー仮面ライダーの一人ディケイドに変身することができる。
ちなみにアタックライドは人間の状態でも使うことができる。
飛び込んで来た1ptを殴り飛ばした後、後ろから来た2ptを回し蹴りで蹴り飛ばした。
と振り向くと3pt仮想敵がワラワラと出てきたのでライドブッカーからカードを取り出して装填する
『カメンライド、電王!』
乗り気な音楽がその場に流れるとともに赤いアーマーがレールに沿って装着される
人の願いを歪んだ形で叶え、過去を壊す怪人イマジンを倒す時空の王者、電王
デンガッシャーソードモードで突撃してきた1ptを斬り裂き、ライドブッカーをソードモードに変形させると疾風の如く仮装敵の群れに突っ込んで両手に手した二刀の太刀を振るって次々と薙ぎ倒していく
そしてワラワラと寄ってきた3pt敵を見て俺は黄色のカードを装填する
『ファイナルアタックライド、デ、デ、デ、電王!』
デンガッシャーとライドブッカーの刃が射出され、クロスさせた両腕を勢いよく開くとそれに合わせて動いた刃が仮装敵を斬り裂いた直後、爆発が起こって仮装敵は葬られた
『アタックライド、スコープ!』
仮装敵をサーチして見つけたので次のカードを装填する
『カメンライド、ドライブ!』
『ドライブ!タイプ!スピード!』
そしてすぐさま
『フォームライド、ドライブ、フォーミュラ!』
『ドライブ!タイプ!フォーミュラ!』
時の流れを歪ませ人々を襲う怪人ロイミュードに対するべく作られた仮面ライダー、ドライブへと姿を変えた
「ひとっ走り付き合えよ!」
一気に仮装敵のいる場所まで移動すると、そのまま2pt敵を殴り飛ばし、振り向きざまに回転して向かってきた3pt敵を蹴り飛ばし、トレーラー砲を使って反対側にいる仮装敵を吹き飛ばすと加速して迫り、高速で仮装敵を殴っていき行動不能にしていく
そして次の仮装敵がいる広場まで移動すると無数の仮装敵を見た俺は
『ファイナルアタックライド、ド、ド、ド、ドライブ!』
トレーラー砲を構えてトリガーを引くと、3つものシフトカーのエネルギーが仮装敵たちにぶつかると鉄の残骸と化した
「マジかよ……!」
「ヤベェってアイツ!」
「なんなんだアイツは……!」
とその時、轟音が会場に響き渡って0pt敵が現れた。
巨大なギミックを見た殆どの受験生が我先にと逃げるが0ptが現れた影響で崩れたビルの瓦礫がオレンジ色のサイドテールの女の子目掛けて落ちてくるのが見えたのですかさず加速して
「ごめん後で謝るから!」
「えっ!?」
断りなくお姫様抱っこしてしまったのですぐにその場から離れた。勿論加速せずに
「ほらもう大丈夫」
「あ、ありがとう///」
ギミックが会場内を移動するせいで街が壊れていく。っていうかどっから金出てんのかな……?
「どうしたの、早く逃げないと!」
「俺は行く」
「えっ!!?こ、怖くないのか……?」
「怖い……?だからって逃げるのが……誰かの希望に成れるのか?」
「!!」
「それに……ぶっ潰し甲斐がありそうだしな!!変身!」
『カメンライド、オーズ!』
『タ・ト・バ!タ・ト・バ!タ・ト・バ!』
オーメダルの力を使い、グリードを封印する存在、欲望の王オーズに変身した。
『フォームライド、オーズ、ガタキリバ!』
『ガ〜タガタガタ・キリッバ・ガタキリッバ!』
「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!ハアッ!!!」
雄叫びを上げるとともに、ガタキリバコンボの特殊能力を発動し50人に分身する。
「「「『えええええええ!!?』」」」
これには受験生だけでなくモニタールームの教師陣も驚きを隠せない
そして道中に現れた仮想敵たちが突撃してくるがクワガタヘッドの電撃でショートさせ、バッタレッグで飛び乗ってカマキリブレードで回路ごと斬り落として停止させていく。
邪魔がなくなったところでケリをつけるべく止めのカードを装填する
『『『『ファイナルアタックライド、オ、オ、オ、オーズ!』』』』』
バッタレッグが変形すると同時に飛び上がって、空中でライダーキックの体勢になるとそのまま0ptに突撃する。
50ものライダーキックを受けた0pt敵は爆発四散して崩れ落ちた。
『終了~~!!』
分身を解除すると同時に終了の放送がされたので俺はそのまま会場を後にした
・・・・
試験が終わり会場の外で待ってるとレイ子が駆け寄ってきた。
「終わった?」
「終わったからここにいるんだろうが」
レイ子と途中まで一緒に帰って、その後一週間が経つと雄英から封筒が、届けられた。
中を開いてみると小さな機械があった。
スイッチを押すと
『私が投影された!』
「うわっ!!」
勢いよくオールマイトが映し出された。
『えっ何で私がいるかだってら?それはだね。何と!この春から私は雄英に勤めることになったからだよ!』
まあ知ってるんだけどね。
『さて、空野少年、試験結果だが、筆記の方は特に問題ナシ!実技の方だが敵ポイントは120pt!!これだけでも首席合格なのだが、我々が見ているのは敵ポイントだけではあしからず!!敵ポイントと同時に我々が見ているのはレスキューポイント!君のレスキューポイントは20ポイント!堂々の首席合格だ!!来いよ空野少年!ここが君のヒーローアカデミアだ!!』
「しゃあああ!!!」
高々とガッツポーズをしていたら
レイ子から電話が来た。
『真司、どうだった?』
電話越しでもわかるほど興奮していた。おそらくレイ子も合格したのだろう。
「おう!首席合格だぜ!」
『わっ、凄い!!おめでと!ちなみに私は6位だよ。』
やっぱり合格してたんだな。
「それじゃ、おやすみ」
『うん♪おやすみ』
電話を、切ると俺は外へ出て近くの公園に向かっていた。
未だ、興奮が冷めない。
転生して、個性を鍛え続けた甲斐があったってもんだ。
そう感慨に浸ってると
「ねえねえ〜君なにボ〜ッとしてるの。なに考えてたか教えて?教えて?」
後ろを振り向くと水色ロングヘアーのどこか幼さを感じるがとても美人な女子がいた。
「そういうあなたも何者ですか〜」
ちょっとふざけて返してみる。名前も知っているんだけどさ
「ムッ!質問に質問で返さないでよ〜」
ムッと頬っぺを膨らましたのが可愛くてドキッとなってしまい顔が赤くなる
「私は波動ねじれ!雄英高校の二年生だよ。今度三年生になるの♪」
ちょっと不機嫌になりながらも波動先輩、ねじれちゃんは質問に答えてくれた
失礼だけどこんなに幼そうなのに先輩なのはやっぱりビックリだな
「俺は空野真司。今度雄英に入学する一年生です。よろしくお願いします。波動先輩。」
「後輩だったの〜!ねえねえ君の個性って何何?」
その後、波動先輩がしつこく聞いてきたので個性のことやお互いのことも話していたら
「そうなんだ!ねえねえ!私の住んでるところ近いからさ!一緒に登校しようよ!」
そう言ってくる波動先輩。でも正直レイ子に誤解されそう…
「すみません。え〜っと」
「ねえねえ、駄目?」
そう言って上目遣いで俺に頼んでくる波動先輩。
その子供のような純粋な目辞めて!断れないから!
「分かりました…一緒に行きましょう。」
「やったー!真司くんありがとー!」
そう言って抱きついてくる波動先輩。ちょっ、辞めて!当たってる、当たってるから!
なんとか波動先輩を引き剥がそうとしてたら
「真司、これどういう状態?」
なぜだかレイ子が立ってた。
マズイ、非常にマズイ。
微笑んでるけど目が笑ってないから余計に怖い!
「ねえ、説明して♪」
「ぎゃあああーーーー!!!」
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