雄英入学初日俺とレイ子は波動先輩と一緒に登校していた。
登校するだけなのにレイ子は右腕、波動先輩は左腕に抱きついている。
女子に抱きつかれてるだけでも恥ずかしいのに二人とも美少女といっても過言ではないので、尚更恥ずかしく周りの視線がキツイ。
あの後なんとかレイ子の誤解を解いたが、レイ子は未だに波動先輩を恨めしそうに見つめていた。
波動先輩はそんなことすら気にせず俺の腕に抱きついていた。
「じゃ、私三年の教室行くから〜二人とも元気でね〜」
隣でレイ子はブツブツ何か言っていた。
呪いでもかかるんじゃないかな…
「レイ子、怖い。」
ビクッ
レイ子は泣きそうになっていたので、
また頭を撫でてあげると、可愛らしく微笑んだ。
やっぱ、チョロい。
「えーっと、俺はA組だな!」
「私も、A組!良かった〜!一緒だね!」
知ってる人と一緒なのは嬉しい。でも原作だとレイ子はB組だったよな?まあいちいち気にしなくてもいいか
そのまま案内通りに教室まで辿り着きドアを開ける
「机なら足をかけるな!雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか!?」
「思わねーよてめーどこ中だよ端役が!」
爆豪と飯田が怒鳴りあってた。
知っていたのだが間近で見てみるとうるさいことこの上ない。正直どうでもいいので、座席表を見て自分の席に座る。ちなみに隣はレイ子でした。やったね!
「ハイ、静かになるまで10秒かかりました。時間は有限君たちは合理性に欠くね。担任の相澤消太だ。宜しくね」
いつの間にか騒動は収束していて担任の相澤先生が入口に立っていた。
彼がA組の担任だということに皆驚きを隠せなかった。
相澤先生が寝袋の中から体操服を取り出すと
「早速だがこれ来てグラウンドに出ろ」
・・・・
グラウンドに連れ出された俺たち。よく見るとB組もいた。B組の担任ブラドキングも相澤先生の隣にいた。
「個性把握テストォ!?」
何人かが叫んだ。
「入学式はガイダンスは!?」
「ヒーローになるならそんな無駄な行事でる暇ないよ」
原作読んでて思ったけどよく通ったよなあ
何人かが不満を言ってると
担任が俺に向かってボールを投げてきた。
「主席の空野、中学の時ソフトボール投げの記録何mだった」
「72m」
爆豪と物間が睨めつけてくるが気にしないでおこう
「じゃあ個性を使って投げてみろ。円から出なきゃなにしてもいいから」
んじゃまあ
「変身!」
『カメンライド、ディケイド!』
俺はディケイドに変身した。
「変身した!」
「あれって……!!」
驚くのはまだ早い
『カメンライド、ゴースト!』
『レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』
「更に変わった!」
「幽霊!?」
『フォームライド、ゴースト、ニュートン!』
『カイガン!ニュートン!リンゴが落下~!引き寄せまっか~!』
ゴーストニュートン魂にフォームチェンジする。
「まだあんのかよ!」
「ニュートンって……」
相澤は
(これがこいつの個性ディケイドか?個性届には変身すると書いてあったがいったい……それに入試の時とは違う姿もそうだがニュートンというのは……)
俺はボールを左手の引力で引き寄せて空中で解除すると
「オラァァ!!」
振りかぶった右手の斥力を最大放出した
斥力を受けたボールは空の彼方へ飛んでいった。
「……記録∞」
「「「ハァァァァァ!!?」」」
驚くと同時に
「∞ってマジかよ!!?」
「個性思いっきり使えるんだ!!すげー面白そう!!」
「やっぱりヒーロー科は違うな!」
騒ぎ出す生徒だが
「面白そう……?ヒーローになるための3年間を……そんな腹積もりで過ごす気かい……?」
相澤先生は気に入らなかったのか淡々と話しだして
「よし、トータル成績最下位の者は除籍処分としよう」
辺りが静まりかえった。まあ初日から急展開だからな。俺だって知ってなかったら驚くし
当然麗日お茶子を筆頭として抗議の声が上がったが
「"plus ultra"さ 全力で乗り越えて来い」
ブラド先生は慣れているのか溜息を吐いていた。
50m走
<カメンライド、ファイズ!>
赤いラインが身体に走り、光とともに仮面ライダーファイズへと姿が変わる
<フォームライド、ファイズ!アクセル!>
胸部の装甲『フルメタルラング』が肩に展開されて、赤いフォトンストリームが銀色に変色する。
「準備はいいか?」
「いつでもいけます」
『よーいスタート』
『スタートアップ』
合図が聞こえた後俺は一気に駆け抜けた。
「……記録0.0029秒」
辺りが静まり返っていた。
「やりすぎだよ〜真司」
レイ子がそう言うが俺だって1位と取りたいし
飯田が得意分野だけにものすごく落ち込んでいた
握力
バキッ!
「先生ー壊れちゃいました」
相澤先生は唖然としていた
「…記録∞」
「凄すぎや〜」
立ち幅跳び
『フォームライド、オーズ、タジャドル!』
『タ〜ジャ〜ドルゥ〜!』
「……空野、それはいつまで飛べる?」
「一週間は行けますが?」
「……記録∞」
「「「「「…………」」」」」
反復横跳び
『カメンライド、フォーゼ!』
ここはフォーゼの番だ
『アタックライド、ホッピング!』
ホッピングの弾力を活かして記録320回
ボール投げ
俺はやったのでパス
座って休憩していると
「ねえねえちょっと!」
「うん?」
「そのベルトやっぱりそうだ。入試の時、助けてくれたの君でしょ?あの時はありがとうね!」
「ああ、あの時の……」
「私は拳藤一佳!B組だけど宜しくな!」
「ああ、よろしく拳藤」
俺が手を差し出すと拳藤もその手を握り返してくれたのだが拳藤の顔が赤かった。
ふと後ろから悪寒を感じたので振り向くとレイ子がジト目で睨んでいた。
一体何がレイ子を怒らせたんだ!?
と内心で怖がっていると『ドパァン!!!』空気を切る轟音が鳴り響き音の鳴った方を見てみると緑谷が指を犠牲にして705mという記録を出していた。
やっとヒーローらしい記録出たな。
まあでも緑谷の指はボロボロになっていたが
その後は爆豪が緑谷に向かって突っ込んでいったが原作通り相澤先生に止められた
「ったく……!何度も個性使わせるな……!俺はドライアイなんだ!」
(個性すごいのに勿体ない!)
やっぱりすごいな。抹消は
でも死神から聞いた話だが俺の個性は干渉されないらしい
要するに相澤先生の抹消は勿論、オールフォーワンからも奪われず、物間のコピーでもコピーできない
指を負傷している俺は緑谷のところへ行くと
「緑谷ちょっと指見せてみろ」
「えっ空野くん、何で?」
「いいからいいから」
『アタックライド、リカバー!』
「指が治ってる!?」
皆声に出して驚き相澤先生すら驚いていた。
その後長座体前屈はルナ・ジョーカーで1mを超える記録を出し、上体起こしは普通にやって、最後の持久走は『アタックライド、ガタックエクステンダー!』
ガタックの専用機、ガタックエクステンダーを出して1位になりました。
「じゃあこれにてテストは終了な。トータルは各種目のポイントを合計したものなんだが……一名可笑しなやつがいるが気にしないように。口頭で説明すんのは面倒なんで一括表示するから」
そして結果が表示されたが俺が一位だった。
で、レイ子が五位だった。レイ子の方を見ると嬉しそうに手を振ってくれた。
可愛いなあ!もう!
爆豪や轟、上鳴や峰田が俺のことを、睨みつけていた。
まあ理由は上鳴や峰田は嫉妬、爆豪は単純に自分より上なのが気に食わないのと轟は……
ちなみに最下位は緑谷ですごい落ち込んでいたが……
「ちなみに除籍は嘘な」
『ハ!!?』
「君らの全力を、引き出すための合理的虚偽」
『ハァーー!!?』
(うん知ってた)
「あんなの嘘に決まってるじゃない……ちょっと考えればわかりますわ……」
とりあえず否定しとこうか
「いや、それは違うよ。八百万さん」
「ど、どういうことですの!!?」
「相澤先生は見込みがなければいくらでも除籍にするつもりだった。その証拠に去年の1クラス、全員が除籍されている」
「ほ、本当ですの!!?」
まあこれも波動先輩に聞いたんだがな
「ほう……知っていたか。まあその通りだ。現段階でおまえらに見込みがあると見たから今回は除籍にしなかったが見込みなしと判断したらすぐに除籍にするからな。俺はブラドのように甘くないぞ」
その後の空気はクラス問わずにすごく重かったがブラド先生が解散の合図を出すと皆、更衣室に戻って着替えて書類やカリキュラムなどを受け取って入学初日は終了した。
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