俺と愉快な先輩達の青春紛争劇 Re:   作:邪セリヌンティウス

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書きだめしてたのを1日ずつ落としました。
他意はありません。


八幡「(天使)戸塚」 彩加「先輩だよっ!」

 

 

……あれは、俺が骨折入院から退院して学校に復帰した時の話である。

 

俺は案の定クラスではボッチになっていた。まぁ、高校生にもなれば一月もあればクラス内カーストやグループも確立して途中からその集団に入れる可能性があるのは転校生やイケメン美人に限られる。全く、復学した生徒に優しくない。

 

俺は昼だけでも安寧が欲しかった為、1人で過ごせる場所を探そうとした。しかし探索の時間はそう長くは掛からなかった。

 

テニスコートが脇目に見える風通しのいい場所を見つけた。ここが第一候補である。ここ以外にも何処かいい場所があるだろうかと思いつつ外、主にテニスコートの方に目を向けた。その時俺の体全身に青いイナズマが走り渡った。

 

テニスコートには1人でテニスの練習をしているとある『女子』生徒が見えた。サラサラの銀髪で髪型はショート、背は推定ではあるが小柄なものの愛らしい顔をしている。そして、その女子生徒を見た俺の感想はというと

 

 

八幡「(天使って実在するんだな……)」

 

 

この一言である。

よし、ここを俺のベストプレイス。全て遠き理想郷~アヴァロン~と名付けよう。

 

この日から俺は雨天時以外の昼を此処で過ごすことにしたのだった。

 

 

 

 

時は経ち今は6月上旬、夏が近づき生徒達の制服も夏服になった頃。由比ヶ浜先輩の突然の奉仕部入部に驚いていたが早くも2週間は経ったのだ。時の流れは早いし慣れというのも恐ろしいものである。

 

今日も今日とて昼はベストプレイスでの食事を楽しむ。購買で売ってるパンを食べながらテニスコートの女子生徒を眺める。こんな素晴らしい時間を与えてくれて本当にありがとう。と、何処にもいない神様にお祈りを捧げる。勿論心の中で…

 

 

??「あれー?ハッチーじゃん!なーにしてんの?こんな所で」

 

 

誰だ、俺の全て遠き理想郷に踏み込む不届き者は!……って、

 

 

八幡「なんだ、由比ヶ浜先輩か。」

 

結衣「なんだってなんだし!気になったから声掛けただけだもん!」

 

八幡「あー、そーっすねー。そうなんですかー」

 

結衣「そこ!軽く受け流さない!」

 

八幡「で、由比ヶ浜先輩はどうしてここに?」

 

結衣「あ、えっとね!罰ゲーム!」

 

八幡「俺と話す事が罰ゲームだなんて…友人関係って脆いんすね…はぁ」

 

結衣「ち、違うよ!罰ゲームでジュース買いに来ただけだよ!」

 

八幡「なんだ…そうだったんですね、心臓止まるかと思った……」

 

 

友達になって2週間で絶交させられたのかと思った。いや、ほんと。まぢ、病んだ、リスカしょ…ってくらい落ち込んだ。吸血鬼に魅入られた修羅良木さんではないけれど人間強度が下がってしまったのかもしれない。

 

 

結衣「なんでハッチー教室でお昼食べないの?」

 

八幡「…普通に考えれば分かるでしょ。俺、ボッチ、友達、0。OK?」

 

結衣「お、おーけー…じゃないし!あ、あたしと友達じゃん……」

 

八幡「いや、同学年の友達のこと言ってたんですけど。」

 

結衣「ふぇ!?い、いやー!分かってたし?うん!ちょー知ってたから!」

 

八幡「(分かってねぇな、これ)」

 

結衣「だとしても何でここなの?」

 

八幡「それは…」

 

 

ここで食べる理由がテニスコートにいる女子生徒を眺めながら、とか言えないしなんてでまかせを言おうか悩んだその時。

 

 

 

 

 

??「あれ?由比ヶ浜さん?」

 

 

て、て、て、て、ててて天使来たァァァァ!

 

 

結衣「うん?…あ!彩ちゃん!よっす!」

 

??「うん!よっす」

 

八幡「(可愛い…)」

 

??「ここで何してるの?」

 

結衣「えっとね、ハッチーとお話してたの!」

 

??「ハッチー?」

 

 

そして天使が俺の方を向け、笑顔を見せる。何これ、何この気持ちぃ…天に召されちゃう!

 

 

八幡「ひ、比企谷八幡…です。1年B組っす」

 

??「あ!じゃあ僕の後輩君だね!初めまして!戸塚彩加です。由比ヶ浜さんと同じF組だよ。」

 

 

戸塚彩加先輩って言うのか…いい名前だ。天はこの女神に素晴らしい名前を授けたらしい。この素晴らしい女神に祝福を!

 

目の前の女神に魅了された俺はスっと立ち上がり彼女の前で膝を着き、彼女の左手をすくい上げる。この間わずか1秒。

そして意を決した俺は人生で初めてと言っていい程のキリッとさせた目で彼女を捕らえる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「毎日俺の為に味噌汁を作ってください!赤出汁がいいです!俺…一生懸命働くのでよろしくお願いします!!!」

 

 

 

 

 

『世界が止まったような感覚』と、言うのを今回初めて体験した。そして俺の目の前にいる戸塚先輩と何故か俺の全て遠き理想郷にいる由比ヶ浜先輩、二人共とても驚いていた。

 

 

結衣「ハ、ハ、ハハハハハッチー…?えっと、その、ハッチーはそういう趣味なの?」

 

 

そういう趣味?男子が女子を好きになる事は普通なのではないのだろうか?

 

 

彩加「え、えっと…比企谷君?」

 

八幡「は、はい!」

 

彩加「アハハ…僕…男の子……なんだけど」

 

 

オトコノコ?男の娘?OTOKONOKO?…男の子!?

 

 

八幡「嘘……だろ………?」

 

彩加「じゃあ、証拠…見る?」

 

八幡「い、いえ。そこまでしなくても…大丈夫です……俺は、大丈夫、ですので」

 

結衣「まさかハッチー、彩ちゃんの事女の子だと思ってたの?」

 

 

いや、普通見た目だけで男って分かるわけないだろ…ちくしょう!俺は昼に飯を食べながら女子生徒じゃなく男子生徒を眺めていたのか…!騙しやがって!絶てぇ許さん!いや、可愛いから許しちゃいますけど。

なるほどな…だから由比ヶ浜先輩は趣味を疑ったのか、ハハッいい気味だ。男にプロポーズしちゃったじゃん。

 

 

八幡「戸塚先輩…お気を悪くしたのでしたらすみませんでした…女子だと思い…」

 

彩加「う、ううん!いいよ!大丈夫。それにしても比企谷君って…」

 

八幡「…?」

 

彩加「い、意外と…情熱的……なんだね。」

 

八幡「 」

 

結衣「ハッチーの霊圧が…消えた……!?」

 

 

 

 

雪乃「で、そこで灰になってる後輩は何があったのかしら?」

 

八幡「…」

 

雪乃「ちょっと?先輩の話を聞いてる?」

 

八幡「…」

 

雪乃「…あ、あの。無視されると困るのだけれど」

 

八幡「…」

 

雪乃「比企谷君?…だ、大丈夫?」

 

結衣「やっはろー!」

 

雪乃「ゆ、由比ヶ浜さん!比企谷君が!比企谷君がピクリとも動かないの!どうしましょう!?」

 

結衣「ゆ、ゆきのん…落ち着いて…ハッチーは今、きっと己の信念と戦ってるだけだよ……辛い、とても辛い戦いになるかもだけど…」

 

雪乃「…貴方は何を言っているの?」

 

結衣「まぁ、そっとしてあげよ?」

 

雪乃「え、えぇ…そうね。」

 

 

ーーーー

ーー

 

 

八幡「……ハッ!ここは!?」

 

 

昼休みまでの出来事なら覚えてるがそのあとの記憶が全くと言っていい程無かった。しかも今いる場所は俺の部屋、そして時刻は6:35。そう、由比ヶ浜先輩のダークマターを体に摂取して以来2度目のこの出来事である。また、1日経ってしまった。

 

 

八幡「…まじかぁ」

 

 

そう呟くと廊下の方でドドドドドとこちらに向かってくる足音が聞こえてくる。そして、その足音は俺の部屋の前で止まり、ドカン!とドアを開けた後、足音の主が俺に向かってダイブしてきた。今回は単純に回避を忘れていた。

 

 

小町「はちまーーーーん!!大丈夫?お姉ちゃんがわかる!?もう!びっくりしちゃったんだよ!昨日帰ってきたと思ったら灰になってるし霊圧が消えてるし!そのまま部屋行っちゃうしで!心配したんだから!あ、朝ごはん出来てるよ!それとも先にお風呂入って汗流しちゃう?それとも、こ・ま・ち?」

 

 

またも、というか前回も似たようなマシンガンをぶつけてきた小町姉である。今日も今日とて可愛い神姉さまだ。

 

 

八幡「小町姉…俺寝起きだから…うるさい」

 

小町「むぅ…うるさいとは何よ!うるさいとは!…あれ?八幡!なんか『女子生徒だと思ってた人に告白したら男子生徒で精神的に来るものがあったけどなんとか開き直って今日も一日頑張るぞい!』って目をしてるね!」

 

 

…いや、どんな目だよ。

 

 

 

 

 

 

小町「八幡!忘れ物は?言い忘れた事は?小町との熱いベーゼは?」

 

八幡「最後のは、うん。まだいいや…あ、言い忘れた事なら」

 

 

俺はガチャと家の扉を開けながら

 

 

八幡「2週間くらい前に友達出来た。」

 

 

その言葉と共に扉を閉じる。家からは驚きの声とその後すぐ「今日は赤飯だー!」と騒いでる家族の声が聞こえた。いや、それは違うだろ

家族は今日も元気です。

 

 

 

 

 

 

 

今日の体育は1年2年合同で行われるらしい。『先輩からスポーツの技術を教えてもらう』みたいなのがテーマになってるらしいが、生憎俺は文化部だししかも二人共女子だし。知ってる先輩に男子がいないから今回の体育はいつも通り壁打ちになるのでは、と思っていた矢先の事だった。誰かに肩を叩かれ振り向くと

 

 

彩加「あはっ!引っかかった!」

 

 

俺の頬に指を埋め悪戯に笑う天使…もとい戸塚先輩がいた。いや、これで女じゃないって絶対わからないだろ。天は二物を与えずって言葉はあるけど、その前に戸塚先輩にイチモツを与えるんじゃない!駄目神!

 

 

八幡「と、戸塚先輩。どうしたんすか?」

 

彩加「今日の体育、合同でしょ?それで比企谷君とやってみたいなって思って、駄目だった?」

 

八幡「いえ!全然ダメじゃないです!今すぐやりましょう!」

 

彩加「うん!よろしく!」

 

 

神よ、たまにはいい働きするじゃねぇか。

 

 

戸塚先輩とラリーの練習をしているとコートの向こう側から戸塚先輩に話しかけられた。

 

 

彩加「比企谷君!テニス上手いね!中学の時何かやってたの?」

 

八幡「いえ、中学の時は帰宅部でした。」

 

彩加「それなのにこんなに出来るなんて凄いよ!尊敬しちゃうなぁ〜」

 

 

戸塚先輩に褒められた!物凄く嬉しい!まぁ、男なんだけど…

 

その後数分ラリーを続け、1度休憩を取るためにベンチへ行く。戸塚が隣に座るが距離感が…なんというか、その……とても近くていいと思います。

 

 

彩加「えっと、比企谷君!相談があるんだけど…いいかな?」

 

八幡「え、まぁ。大丈夫ですけど」

 

彩加「あの、比企谷君さえ良ければ…その」

 

八幡「…ゴクリンコ」

 

 

なんだ、この雰囲気…何か一大決心して話すみたいなこの流れ。さては!昨日はああ言ったけどやっぱり味噌汁作ってくれる的な?あれですか!

 

 

彩加「テニス部に入ってくれないかな!」

 

 

うん、知ってた。少しの希望でも持ってしまった俺の罪を許してください。…って待てよ?テニス部に入る事であの論理武装女から逃げられるのでは?これは神が垂れ流した素晴らしい糸なのでは…!?

 

 

八幡「ま、前向きに検討させていただきます」

 

彩加「本当!?」

 

 

よし!これを理由に奉仕部を抜けられる!そして戸塚先輩と…戸塚先輩との部活をおおおおお!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪乃「却下」

 

八幡「なん…だと………!?」

 

雪乃「当然でしょ?平塚先生に依頼された貴方の件まだ解決してないもの。」

 

八幡「忘れてたけどここに入れられた理由確かそんなのだった気がする…」

 

雪乃「ふふっ、つまりそういう事よ。残念ね、でもいいじゃない?私みたいな可愛い女子と一緒に部活出来るもの。役得と言うやつよ。」

 

八幡「可愛くても性格に難ありすぎて誰も嬉しがらねぇよ…板女」

 

雪乃「何か言ったかしらホモ企谷君?」

 

八幡「はぁ?」

 

雪乃「聞いたわよ、貴方女子生徒だと思ってプロポーズした相手が実は男子生徒だったんですって?ならば私みたいな美少女に興味を持たなくなるのもわかるわ。ふふっ、哀れね」

 

八幡「おい!それ結構気にしてたんだぞ?雪ノ下先輩が胸の大きさを気にするくらいには気にしてたまであるからな!」

 

雪乃「なんですって!?私はまだ遺伝的に大きくなる可能性はあるわ!貴方と一緒にしないで」

 

八幡「いーや、一緒だね。そんな大きくなるなんてことないから、有り得ねぇ。望み薄」

 

雪乃「何よ、殺る気?」

 

八幡「そっちからふっかけたんだろうが、でもまぁ、受けてたちますよ。」

 

 

雪ノ下先輩とのキャットファイトを始めようとした丁度その時、勢い良く部室の扉が開く。

 

 

結衣「やっはろー!ってなにやってんの!?ちょっと!喧嘩はダメだよ!」

 

雪乃・八幡「「由比ヶ浜さん(先輩)!!邪魔しないで!!!」」

 

結衣「ヒッ!ご、ごめんなさい!!!って違うでしょ!依頼人連れてきたから今はだーーめーー!!!」

 

 

由比ヶ浜先輩に止められ我に返る俺と雪ノ下先輩。マジで喧嘩になる所だったわ。あぶねぇ…というかこんな時に依頼人?

 

 

彩加「えっと、もう…大丈夫かな?」

 

八幡「と、ととととちゅか先輩!?」

 

彩加「あれ?比企谷君、どうしてここに?」

 

 

 

 

 

由比ヶ浜先輩が連れてきた依頼人とは戸塚先輩の事だったのか…良かった、まだ今日は戸塚先輩が見られるのか…由比ヶ浜先輩やるじゃないっすか!さすが俺の友達!

 

 

八幡「えっと、その俺ここの部員なんすよ…」

 

彩加「あっ!そうだったんだ…じゃあごめんね?無理な相談しちゃったよね?」

 

八幡「いえ!全然!!俺でよければ是非「ダメよ」…」

 

雪乃「さっきも言ったでしょう?却下、と。」

 

八幡「チッ」

 

雪乃「貴方今舌打ち…」

 

八幡「してません。」

 

雪乃「いえ、確かに聞こえたわ。貴方今舌打ちしたでしょう?」

 

八幡「してませんから。耳大丈夫ですか?」

 

雪乃「比企谷君…いい加減に」

 

結衣「ストップ!ストップ!二人の世界に入らない!」

 

雪乃・八幡「「入ってない!」」

 

結衣「ワーオ、イキピッタリィ」

 

雪乃「それで、戸塚君。奉仕部にはなんの御用で?」

 

彩加「あ、えっとね。テニス部を…僕を強くして欲しいの。僕が強くなって皆を引っ張っていけば皆ついてきてくれると思うんだ。だから、お願いします!」

 

雪乃「…そう、多の為に強くなるという事ね。分かったわ。その依頼引き受けます。」

 

八幡「で、雪ノ下先輩。受けるのはいいんすけどどうやって鍛えるんすか?」

 

雪乃「簡単よ?死ぬまで走って、死ぬまで筋トレ、死ぬまでラリーに限るわ」

 

彩加「え、僕死んじゃうの?」

 

八幡「ちょ!馬鹿!論理武装女!天使を殺すんじゃない!いくら人間には超回復の効果があるからって!」

 

雪乃「馬鹿とは何よ、馬鹿とは。貴方の方が…」

 

八幡「戸塚先輩、今やってる練習メニューありますか?」

 

彩加「うん、あるけど」

 

雪乃「貴方はそうやって私の事をm…」

 

八幡「今やってる内容からある程度候補を上げてそれを中心にやる、みたいな感じでやってみませんか?」

 

彩加「うん!それなら僕でも出来そうかも!」

 

結衣「そうと決まれば練習しよー!」

 

 

 

雪乃「…私の話を聞きなさいよ」プルプル

 

 

 

 

その後、俺たちと戸塚先輩は基礎体力の向上からスキルの向上まで幅広く、かつ効率的に練習を進めた。

 

 

八幡「雪ノ下先輩、なんで走らないんすか?」

 

雪乃「私は指示したりサポートする事に徹するわ。」

 

八幡「あぁ、走らないんじゃなく走れないんですね。体力無いから」

 

雪乃「…なんですって?」

 

八幡「あれ、違いました?てっきりすぐバテて醜態を晒したくないから走りたくないと思ってましたが」

 

雪乃「…いいわ、貴方の安い挑発に仕方がなく乗ってあげるわ。心優しい先輩に感謝しなさい?」

 

八幡「へぇへぇ。」

 

 

この後死にそうな顔をした雪ノ下先輩がベンチに横たわる姿を見ることになるが予想通りだった為スルーする事に。

 

 

 

 

戸塚先輩強化週間が始まり3日、4日が過ぎ、放課後だけでなく昼休みも使って練習していたある日。スキル強化と題して難しいショットを返す練習をしていた。最初は雪ノ下先輩の指摘がありながらもなんとかついて行った戸塚先輩だが、数をこなすと共に当然のように疲労が増していく。そして、

 

 

彩加「グッッ!!」

 

結衣「さ、彩ちゃん!!大丈夫!?」

 

彩加「大丈夫、擦りむいただけだから。」

 

雪乃「…戸塚君、まだやるつもり?」

 

彩加「うん、みんな付き合ってくれるし、それにここでやめたら身に付くものも身に付けられない気がする!」

 

雪乃「…そう、じゃあそこのベンチに座って待ってなさい。救急箱を取りに行くわ。」

 

彩加「え…うん。ありがと」

 

 

ほう、雪ノ下先輩も優しい所あるんだな。暴虐無尽の冷徹論理武装女と思ってたけど優しさは持ち備えてるらしい。俺にもその優しさ少し分けてくれ…

 

 

結衣「ゆきのんが戻ってきたらまた頑張ろうね、彩ちゃん!」

 

彩加「うん!由比ヶ浜さんも比企谷君も手伝ってくれてありがとね!」

 

八幡「…うっす」

 

 

戸塚先輩を鍛えてる期間こんな暖かい空間が続いていけば…そう思っていた。

 

しかし、これが所謂フラグ回収というものになり、暖かな空間に絶大なヒビを入れることになった。

 

 

 

 

 

???「あー!テニスしてんじゃん!あーしもテニスしたーい!」

 

??「そうだね、僕達もテニスで遊ぼうか」

 

 

 

 

スクールカーストのトップに生きるリア充が進撃してきた。助けてイェーガー……

 

 

 

 

 




【設定】
・戸塚彩加 (天使)
由比ヶ浜結衣と同じクラスにいる天使。
よく女子と間違えられてしまうが本当は男…本当だよ?
慕ってくれる後輩(比企谷八幡)が出来たためテニスの練習に一段と気合を入れている。
…可愛い
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