鬼提督は今日も艦娘らを泣かす《完結》   作:室賀小史郎

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高雄視点です。

思いついたので早速アップしました♪


うちは俗に言う"ブラック"なんだそうで……

 

 私のお慕いする鬼月提督には酷い噂が囁かれている。

 でも確かにその通りなのかもしれません。

 

 その1

『トップを維持するために提督は艦娘たちに厳しいノルマを日々申し付けている』

 

「敵の輸送船団の殲滅が今回の主な任務だ。だがついでに護衛に就いている空母群も屠ってこい。今向かえば丁度良くあの海域は天気が荒れて視界が悪くなるからな。しかしその海域には潜水艦も確認されているため、編成は旗艦を五十鈴に命ずる――」

 

「いいわ、任せなさい♪」

 

「その相棒役に阿武隈――」

 

「は、はい、いつでも準備OKです」

 

「随伴艦として初霜――」

 

「お任せください!」

 

「潮――」

 

「が、頑張りますっ」

 

「陽炎――」

 

「腕が鳴るわ♪」

 

「霞――」

 

「出てやろうじゃない」

 

「いつも告げているが、逃げ帰ってくることは許さん。まして俺の指揮下で轟沈なんてものもさせん。しかしそれは何も難しいことではない。いつものようにお前たちが凱旋してくればいいだけのことだ。俺はいつまでもお前たちの凱旋を鎮守府で待っている」

 

『はっ!』

 

 提督の言葉に彼女たちは涙を流しながらも、力強い敬礼と瞳を返した。

 皆がそれだけ提督のことを信頼し、必ず帰って来れると確信しているから。

 その証拠にみんなして願掛けやおまじないみたいに、提督にほんのひと時だけハグをして順に執務室から退室していく。

 

 普段から落ち着いているのに、この時だけは鼻歌まで歌って上機嫌の五十鈴ちゃん。

 火照った頬を両手で押さえつつ、ニヤケ顔の阿武隈ちゃん。

 やる気と提督への愛に使命感を燃え上がらせる初霜ちゃん。

 2日ぶりに提督とハグが出来たことが嬉し過ぎてデレデレしちゃってる潮ちゃん。

 帰ったら妹たちに自慢してやろ♪と嬉しそうに笑って零す陽炎ちゃん。

 クズクズクズと照れ隠ししつつも、その涙で濡れた瞳にハートマークを浮かべてキラキラしてる霞ちゃん。

 

 みんな提督のために日々の過酷な生きて戻るというノルマをこなすのである。

 

 ◇◇◇◇◇◇

 

 その2

『パワハラなんかも日常茶飯事で、艦娘たちはいつも涙を流しているに違いない』

 

「お前たちの代わりなんてうちにはいくらでもいるんだ。さっさと有給使って自堕落な休暇を過ごせっ、馬鹿者共が!」

 

「で、でも若葉はまだ働けるぞっ」

「ふ、吹雪も大丈夫です!」

「朝潮もです! 有給なんていりません!」

「雷になんでも頼っていいのよ、司令官!」

 

「ふざけたことをほざくな! なんのために駆逐艦の数を揃えていると思っている! 一番辛い任務が重なるお前たちが一番休みやすいようにしてるのが分からんのか!」

 

 提督の一喝に有給休暇命令を言い渡されるためだけに呼び出された四人は泣き出します。

 それでも提督のハラスメントは止まりません。

 

「若葉、あとで長官官舎にこいつらとがん首並べて来るんだ! そうしたらコーラとポテチをキメながらスマ〇ラ大会だからなっ! スプ〇大会でも昼寝大会でもなんでもいいっ! 他に暇してる奴らも集めて来るんだ、分かったか!?」

「わ、分かった……♡」

 

 若葉ちゃんは早速提督による愛の先制魚雷でメンタルをやられます。その証拠にお目々がハートですもの。

 

「吹雪と朝潮、お前たちはその時俺の膝上に乗れ! こうでもしないとお前らは『物分りのいいお姉ちゃん』が板についてしまっていて雛鳥のように甘えることも出来ないのだからな!」

『は、はいぃ……♡』

 

 吹雪ちゃんと朝潮ちゃんも揃って目をハートにして陥落ですわ。あの愛の急降下爆撃に何人の子たちが沈んだか。

 

「そして雷! そんなに尽くしたいのであればお前は俺の背中に張り付いていろ! 毛布の代わりをお前にさせてやる! 光栄に思うがいい!」

「いやぁん、司令官ったらぁ、だ・い・た・ん♡」

 

 当然、雷ちゃんも堕ちます。なんたって大好きな提督の肉布団命令ですもの。暫くみんなに自慢してしまう程の名誉ですわ。

 

 それに今日の執務はほぼ終わっているという提督の有能さも相まって、みんな提督には文句も言えないのです。

 

 ◇◇◇◇◇◇

 

 その3

『プライベートなんてあってないようなもの。特にあの鬼の前では』

 

「お前らはここで何をしている?」

「え、それは、今日から艦隊の皆さんに提供する艦娘焼き(人形焼きの艦娘版)を作るためです」

「早く焼き始めないと皆さんの休憩時間に間に合いませんから」

「ふざけるな!」

『っ』

 

 提督の一喝に間宮さんも伊良湖さんも萎縮しました。

 

「お前たち明け方まで試行錯誤していて碌に寝ていないだろうが! 俺が代わりに用意してやるから、お前たちは大人しく宿舎で寝ていろ!」

「しかし火加減や配分が!」

「そうです! これは伊良湖たちでないと!」

「俺を見くびるのもいい加減にしろ! お前たちの行動なんて全て把握済みだ! 加えて既に中に入れるつぶあん、こしあん、うぐいすあん! ついでにカスタードクリームとチョコクリームも用意してきた! だからさっさと寝ろ! それで遅くまで手伝ってくれた秋津洲、瑞穂、速吸、神威を安心させてやれ! それが今のお前たちの任務だ!」

『提督……♡』

 

 はい、泣き出しました。そして堕ちました。こんな愛の絨毯爆撃に耐えられる艦娘なんていませんから。

 見てください、あの間宮さんと伊良湖さんの目。完全にメス堕ちしてます。鬼の圧倒的な(愛の)力の前に堕とされたメスのニオイがプンプンしてます。

 

 ◇◇◇◇◇◇

 

 その4

『鬼のことだから艦娘たちひとりひとりの個人情報まで網羅して、弱みを握っている』(在籍艦娘数200人超え)

 

「今日はお前の大切な日だな。これをやる」

 

「え、あの……提督、今日は私、祥鳳の進水日でも戦没日でもありませんよ?」

「提督〜、祥鳳のこと忘れちゃったの? いくら提督でも瑞鳳怒るよ?」

 

「戯けたことを吐かすな。今日はお前が航空母艦として生まれ変わった大切な竣工日だろう。自分のことも把握出来ていないのか?」

 

「提督……♡」

「わぁ……♡」

 

 まさに祥鳳さんからトゥンクという音が聞こえました。攻撃範囲が広くて瑞鳳さんにも被弾してますけどね。

 

「さっさと受け取れ」

「はい、ありがとうございます!」

「たかだか牡丹を模したかんざしぐらいで大袈裟な奴だ」

 

 何ヶ月も前から知り合いの職人さんに頼んでいたのを私は知っています。一つうん万円もするみたいです。本人は貯まるだけの金を減らすいい機会だとか言い訳していました。

 

「あの、こんな高価なものを二つも頂いてよろしいのですか?」

「もう一つは瑞鳳にだ。勘違いするな」

「どうして、私の分まで?」

「そんなことも分からないのか、嘆かわしい」

『???』

「たった二人だけの姉妹なのだろう。お揃いの品くらい持っておけ。お前たちの髪に似合う物をわざわざ選んで来たんだからな」

『っ♡』

 

 堕ちました。また堕ちましたよ。本当に撃墜王も真っ青な弾幕ですよ。提督の愛の対空砲火の前に彼女たちの艦載機がことごとく。

 終いには泣き出してたくさんの涙と笑顔を残して、二人は仲良く手を繋いで執務室をあとにしました。

 

 ◇◇◇◇◇◇

 

 その5

『鬼であるからして、失敗したら全て艦娘たちに責任を押し付けているだろう』

 

「榛名、MVPを取れました! 提督のお陰です!」

「見事な采配でした、司令。比叡は司令のお陰で凱旋出来ましたっ!」

 

 榛名さんと比叡さんは別々で旗艦として出撃し、揃ってMVPを獲得。

 当然、二人は提督に最大限の感謝を伝えたのですが、

 

「俺のせいにするな。全てはお前たちが頑張った結果だろうが……お前たちに限らず、誰もがすぐに俺のお陰だなんだと言ってくるが、お前たちはそれ程なまでに自信が欠落しているのか?」

 

 そんな言葉は鬼の提督に響きません。

 

「提督……♡」

「司令……♡」

 

 なので榛名さんもあの比叡さんでさえ、自信を持てと激励という愛の三式弾の前に涙して目をハートにさせます。

 

「お前たちはどれだけ俺を心配させれば気が済むんだ? お前たちは誇り高き金剛型戦艦だろう!? 違うのか!」

『違いませんっ!♡』

「なら結果はお前たちの成果だろう!」

『はいっ!♡』

 

 嗚呼、どうしてこうも提督は鬼なのでしょうか。

 

 ◇◇◇◇◇◇

 

 かく言う私自身も……。

 

 ◇いつもの夕方◇

 

「む、もう定時か……高雄、命令だ。本日はもう上がれ」

「はい、お疲れ様でした」

「うむ。俺は無能だから残業しなくてはならん。すまんな命令で。しかしそうでもしないと素直に上がり難いだろう」

「いいえ、そんなことありませんわ♡」

 

 どんなに仕事が押していても、鬼は他人を寄せ付けない。

 いつも遅くまで残り、艦娘たちには英気を養うように命令を下す。

 

 鬼だ。

 

 ◇いつもの朝方◇

 

「おはようございます、提督。本日もよろしくお願いします」

「まだ〇七〇〇前だぞ! いつも言っているのに、どうしてそうもこんな早くから執務室に来るんだ! 掃除が終わる〇八三〇過ぎに来い!」

「執務室のお掃除なら私も……提督の秘書艦ですし」

「お前の手を借りずとも手伝いなら妖精さんたちだけで事足りる! 邪魔だし、お前は綺麗なんだから無駄なダイエットなんかせずに食堂で好きなキャラメルマキアートでも飲んでこい! それとも今日は少し気温が高いからバニラクリームフラペチーノでもいいだろうな!」

「…………分かりました♡」

 

 朝になって少しでも手伝おうとしても、鬼は他人を寄せ付けない。

 邪魔と言いつつ、相手を褒め、好みまで的確に攻めてくる。

 

 まさに鬼だ。

 

 そんな鬼のような提督だからこそ―――

 

「ヘイ、テイトク! 今日もバーニングラブデスヨー!♡ 朝一のモーニングティーをご馳走しマース!♡」

「て、提督が倒れて嫌でも休めるように、私と扶桑姉様が不幸を移してあげますっ♡ べ、別に姉様と提督を不幸サンドにしたいだけで、姉妹で提督を二人占めするためじゃありませんからっ♡」

「不束者ですが、山城共々末永く侍らせて頂きますね♡」

「提督、共に瑞雲の調整をしてくれる約束だったよな?♡ 忘れてたら承知しないぞ?♡」

「日向とも約束してたの〜? 提督ぅ、二人っきりって約束したのに〜! 提督の意地悪ぅ♡」

 

 戦艦たちに好かれ―――

 

「提督、やりました。ご褒美に3分間のハグカッコキツめと頭ナデナデを要求します……私の顔に何か付いていて?」

「やだやだやだぁ! 提督と一緒にランチ食べたいのぉ! いいでしょ提督ぅ!」

「提督さん、加賀さんには及ばなかったけど、私だって頑張ったんだから、ハグの2分くらいしてもいいんじゃない?」

「ふ、不幸にも転んでしまったので、この大鳳にいたいのいたいの飛んでけってしてください♡」

「今度いい酒手に入れっからさぁ、そん時はこの隼鷹さんとの時間を作れよ?♡」

「ち、千歳お姉が提督提督ってうるさいから、今度部屋に来てよね!♡ 提督が間違いを犯さないように千代田もその時は監視に付いてくからっ!♡」

 

 空母たちに好かれ―――

 

「新しいハーブティーが手に入りましたの。よって午後はこの熊野とのティータイムを過ごす時間を差し上げますわ♡」

「利根姉さんと演習で大車輪の活躍が出来ました♡ ですのでそのティータイム時には利根姉さんが背中で筑摩はお膝を貸してくださいね♡」

「し、司令官さん、羽黒も射撃訓練で最高記録が出たので……えっと、手を繋いでお散歩してくださいっ♡」

「提督!♡ この足柄特製のカツ丼を今度食べさせてあげるわ!♡ そして私とケッ―妙高に拳で沈められる―」

「司令官、また青葉に独占インタビューさせてください♡ 皆さん司令官のことを知りたがってますから♡ 勿論、その時は青葉と衣笠がサービスします♡」

 

 重巡洋艦たちに好かれ―――

 

「司令官、今度一緒にランニングしようよ!♡ 五十鈴たちも提督と走りたがってるもん!♡ ね、約束♡」

「北上さんがあなたとお昼寝したいんですって。だから都合のつく日は私に連絡してください。女には色々と準備があるんです!♡」

「提督〜、今度天龍ちゃんと下着買いに街に行くから〜、ボディガードとして付いて来てねぇ♡ 天龍ちゃんも提督が来ないと行かないって駄々捏ねちゃうからぁ♡」

「提督、そろそろこの香取と鹿島の復習が必要な頃合いではないかしら?♡ 基礎固めは万全でないと♡ 鹿島と共にお声がかかるのを心よりお待ちしていますね♡」

 

 様々な巡洋艦たちに好かれ―――

 

「司令官さん、電も司令官さんとゲームしたいのですぅ♡」

「しれぇ!♡ 雪風、また沈みませんでした!♡ ご褒美に一緒に寝てください!♡」

「このク……ソ格好いい提督っ、いつも頑張ってる褒美として今度この曙の抱きまくらになれる権利をあげるから都合のいい日にあたしらの部屋に来なさい!♡」

「提督おっそーい! そんなんじゃ島風の提督でいられないよー! そんなのやだからもっと頑張ってー!♡」

「司令官って可愛いよね!♡」

 

 駆逐艦たちに好かれ―――

 

「司令、択捉とお菓子作りしてください♡ 将来のために!♡」

「しむしゅしゅしゅ〜、司令、今度クナたちと遊園地行ってくるから、お土産期待しててください♡ (お土産は占守たちでしゅ……なんちゃって♡)」

「提督! 大東と日振で肩たたきしてやるよ!♡ 何ならお風呂でもマッサージしてやろうか?♡」

「御蔵はもう提督じゃないと頑張れません。ですので、ちょっとだけ抱っこしてください♡」

 

 海防艦たちに好かれ―――

 

「提督っ! イムヤのこと嫌いになったの!? そうじゃないならもっと出撃させてよ! 提督のために頑張るから!♡」

「提督〜、ゴーヤもろーちゃんみたいに抱っこしてほしいでち♡ 出来ればお風呂の中でもお布団の中でも♡」

「提督が好きって言ってくれたから、ニムの煮っころがし食べて♡」

「この前は酔ってキスしてごめんね〜♡ イヨちゃん、好きな人の前だとキス魔になっちゃうみたいでさ〜♡」

 

 潜水艦たちに好かれ―――

 

「アトミラール、コーヒーを入れたんだ。このグラーフ特製のとびきり苦いブラックだ。飲んでくれ♡」

「優秀過ぎるのも困ったものね。このビスマルクの隣に立つに相応しいことを誇りなさい♡」

「姉さんがいつも世話になってるわ。助かってる。だからそのお礼にローマの特別なピッツァをご馳走させて♡」

「ザラ姉様に隠れてワインいつもご馳走様ぁ♡ 今夜はそのお礼に私が美味しいパスタご馳走しますぅ♡」

「んふふ、いつも遊んでくれてありがと♡ 今夜はグレカーレちゃんが抱きまくらになってあげてもいいよー♡」

「リシュリューの愛を込めたフレンチ、堪能したくない?♡」

「ゴト、あなたとケッコンしたいなぁ♡ ねね、今度一緒に二人の脱いだやつをお洗濯しない?♡」

「ダーリン! 今夜こそジャーヴィスとジェーナスを両手に抱えて寝てよね! もう1か月も我慢してるんだから!♡」

「余はアドミラルだから真の力を発揮している……だからいつまでも余の隣にいてくれ♡」

「ハァイ、提督♡ サラ、今日も可愛いですか?♡ 提督のためだけに可愛く進化してるんですよ♡」

「どうしていつも私の先手を行くのよ! 有能過ぎてこのコロラドが遅れを取るだなんて……しっかりと責任取りなさいよね!♡」

「もう、このアトランタを放っておくとか意味分かんない。あなたのせいで夜の楽しいこと(徹夜ゲーム)覚えちゃったんだから、責任取って♡」

 

 海外の艦娘たちに好かれ―――

 

「提督、高雄ばかりずるいわ♡ 愛宕にも甘えてぇ♡」

「提督よぉ、ゴンサレスくんもいいけどよぉ、摩耶様のことも抱っこしていいんだぞ?♡」

「司令官さん、今晩はこの鳥海にディナーを作らせてください♡ あ、勿論そのまま私たちのお部屋でお泊まりコースですから♡」

 

 ―――私の妹たちにも好かれています。

 

 そう、他人が言う鬼とは鬼であっても、愛をばら撒く狂愛な鬼なのです。

 みんながその鬼を慕い、愛し、それでいて―――

 

「…………俺はまた今日も多くの艦娘たちを泣かせてしまった。なのにみんな健気に俺に話し掛けてくれる……より大切にしなくては!」

 

 ―――鬼は見当違いなことばかり並べています。

 

 うちがブラックだと言うなら言えばいい。

 私たちはこんなにも上官に愛してもらえる職場を離れる気は無いのだから。

 みんな好きでここにいるのだから、それは自由でしょう。

 だから、他人も自由にうちを好きに言えばいい。

 無論、何と言われようが私たちは鬼がいるここを死ぬ気で守りますので―――。




読んで頂き本当にありがとうございました!

あれ? 投稿遅いはずなんじゃないの?
と思ったそこのあなた!
ごめんね(´・ω・`)
ポンと浮かんじゃったの。

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