人間嫌いな少女は人間の為に戦えるのか?【再投稿】   作:マイスイートザナディウム

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はいどうも〜マイスイートザナディウムです。

コロナによる高熱から開放されて漸く投稿出来ました。

今回はレジーナの特訓風景に加え、一人の新たなプリキュアを出しました。

前編後編に分けましたが…分けるほどの内容でも無かったかも…

それではどうぞ!


第十二話【光堕ちプリキュアの試練!前編】

ドォォォォン

 

土煙が上がり、中からレジーナが飛び出した。

 

レジーナ「ハァ…ハァ…ハァ」

 

レジーナが呼吸を整えている時−−−

 

ブォン

 

土煙が勢いよく晴れた。

 

それはキュアビートが力強く跳躍した際に起きた風によるものだった。

 

レジーナ「ッ!」

 

ビート「まだまだ行くわよ!」

 

ビートは自身のアイテムであるラブギターロッドを構える。

 

ビート『ビートソニック!』

 

ギュイィィン

 

ラブギターロッドから響き鳴るギター音と共に、ビートの周りに音符の形をした光弾が作られる。

 

光弾はレジーナに向けて発射された。

 

レジーナ「ちぃ」

 

レジーナは放たれた光弾を一個ずつ、自身の右手から放たれる光弾で撃ち落としていく。

 

フィナーレ「一点に集中し過ぎだ」

 

トン

 

隙を突いて、フィナーレがレジーナの懐に飛んだ。

 

レジーナ「ッ」

 

フィナーレ「ハァ!!」

 

ドスン

 

フィナーレがレジーナの顎に蹴りを入れる。

 

レジーナ「ガハッ」

 

顎を蹴られ若干宙に浮くレジーナ。

 

フィナーレ「……ハァ!」

 

ドスン

 

フィナーレはそのままレジーナの腹部に回し蹴りを叩き込んだ。

 

レジーナ「ガッ」

 

フィナーレの回し蹴りを諸に受けたレジーナは地面に叩き付けられる。

 

レジーナ「ガハッ…ゲホッ」

 

フィナーレ「………」

 

地面に叩き付けられ、その場で蹲るレジーナを見てフィナーレは顔を顰めた。

 

コスモ「それ以上やらないならどきなさい」

 

フィナーレ「ッ!」

 

フィナーレが後ろを向くと、そこにはプリキュアレインボーパフュームを構えるコスモがいた。

 

フィナーレ「おいまさか!?」

 

コスモ『プリキュア・コスモシャイニング!』

 

フィナーレの嫌な予感が的中した。

 

コスモは容赦なく蹲るレジーナに向けてコスモシャイニングを放ったのだ。

 

フィナーレ「クッ」

 

フィナーレはすかさず専用アイテムであるクリーミーフルーレを取り出した。

 

フィナーレ『プリキュア・フィナーレ・ブーケ!』

 

フィナーレはクリーミーフルーレをコスモに向け、フィナーレ・ブーケを放った。

 

そしてコスモシャイニングとフィナーレ・ブーケがぶつかり合い、相殺された。

 

フィナーレ「やりすぎだ!!」

 

フィナーレは怒りの形相でそのままコスモに詰め寄った。

 

コスモ「何よ、ゼロが手加減無しでやれって言ってたじゃない」

 

フィナーレ「限度というものがあるだろう!!あのまま私が相殺させなければ最悪死んでたぞ!!」

 

コスモ「敵とやり合うみたいにって言ってたじゃない」

 

コスモも興味なさそうに言うものなのでフィナーレの逆鱗に触れていた。

 

フィナーレ「お前と言う奴は!」

 

ビート「ちょっと二人共!?」

 

今にも掴み掛かりそうなフィナーレの間にビートが止めに入った。

 

ビート「喧嘩なんか辞めなよ、フィナーレも落ち着いて」

 

コスモ「別に私は喧嘩なんかしてないし…こっちが勝手に突っ掛かって来ただけだから」

 

フィナーレ「なんだと!?」

 

ビート「あぁもうだからぁ!」

 

レジーナ「ゲホゲホ…何やってんのよ」

 

レジーナがフラフラになりながらも立ち上がった。

 

瑠璃Z「おいおい…何喧嘩してんだ?」

 

そこにパッション,スカーレット,マシェリ,アムールを連れて瑠璃Zがやって来た。

 

ビート「あぁゼロ…」

 

フィナーレ「丁度いい…ゼロ殿…私はこのやり方に些か疑問がある」

 

先程までコスモに掴み掛かりそうな勢いだったフィナーレが瑠璃Zに言う。

 

瑠璃Z「疑問?なんだ?」

 

フィナーレ「プリキュア三人掛かりで彼女を攻撃する事になんの意味がある?こんなの…まるで……」

 

アムール「修行というより…虐めに近いかと」

 

マシェリ「虐め!?プリキュアが虐めなんてそんな!?」

 

瑠璃Z「まぁ…傍から見たらそうだろうな」

 

瑠璃Zが話し始める。

 

瑠璃Z「…俺の師匠の修行内容を簡易化して更に優しくした内容にしてるんだが……人間にはキツイよな普通」

 

パッション「……優しく?」

 

スカーレット「…数人のプリキュア相手にひたすら組手をする事が優しくですの?」

 

コスモ「…やっぱり超人揃いよね…M78星雲人って…」

 

瑠璃Z「まぁ正直な話…これくらいはやってもらわなきゃ困る…魔王獣ってのはそれくらい厄介なんだ…()()()()()()()()()とは別物だが…普段の俺なら問題ないんだが…今はプリキュアだからな……」

 

瑠璃Zの話に若干ついていけない者がいた。

 

マシェリ(此処良く見ると夕焼けみたいで綺麗なのです)

 

瑠璃Z「まぁとにかく…あんた達はこのままレジーナと組手をしてもらいたい…その方が手っ取り早いからな」

 

レジーナ「……良いわよ…やってやろうじゃない!!」

 

レジーナはまだ折れていなかった。

 

瑠璃Z「その粋だ…次はパッションとスカーレット…アムールにマシェリ四人と組手だ」

 

コスモ「あっそ…じゃあ私はそこら辺に居るから」

 

コスモは興味なさそうにその場から後にした。

 

フィナーレ「なっ!?おい!」

 

ビート「まぁまぁ…」

 

フィナーレを宥めながらビート達二人もコスモを追った。

 

瑠璃Z「それじゃ…頼んだぜ」

 

マシェリ「アムール」

 

アムール「はい…」

 

マシェリとアムールが構えた。

 

スカーレット「気乗りはしませんが…」

 

パッション「精一杯やるわ」

 

スカーレットとパッションも構えた。

 

レジーナ「……かかって来なさい!!」

 

レジーナはほとんどヤケになって叫んだ。

 

 

 

雪菜「……」

 

場所は変わって、叶雪菜は現在とある場所に来ていた。

 

雪菜「全ての時間を司る神殿…時間神殿…ここにあるのね…忘却の果てに闇に落ちたプリキュアの魂が…」

 

雪菜はこの時間神殿に眠る魂を回収しにやって来たのだ。

 

雪菜「美里…まさかジャグラーの所に行ってたとはね…まぁいずれはマガオロチ様の魅了に気付くと思うけど…それにしても自由のプリキュアに鉄槌のプリキュア…どのプリキュアも文明を破壊出来るプリキュア…」

 

雪菜は時間神殿の中心部へと入っていく。

 

雪菜「マガオロチ様の障害となる者は排除しないとね…その為には戦力が必要…サデス達じゃ心許ないし…戦力として加えるには丁度いい」

 

時間神殿の中心部に辿り着いた雪菜はシャドーリングを手にする。

 

雪菜「さぁ…マガオロチ様の闇の力で蘇りなさい!人々の記憶を守護してきた壊れし記憶の番人よ!!」

 

シャドーリングから強大なマイナスエネルギーが放たれ、時間神殿を包み込んだ。

 

そして中心部にマイナスエネルギーが集まりだし、人型の靄が生まれた。

 

雪菜「フフフ」

 

ドュン

 

靄が弾け飛ぶと一人の少女になった。

 

「……ここは…」

 

雪菜「おはよう…気分はどうかしら?」

 

「……誰だ?」

 

少女は雪菜を見つめながら言った。

 

雪菜「私は叶雪菜…偉大なるマガオロチ様の忠実なる下僕よ」

 

「…マガ…オロチ……記憶にある…創造神に生み出された古の魔物だ…現在は封印されていると記憶している」

 

雪菜「そうね…いずれこの世界はマガオロチ様の物となる…あなたも働いて貰うわよ……キュアロスト」

 

その少女…キュアロストは不思議そうな顔をした。

 

ロスト「理解に苦しむ…何故私が古の魔物の為に働かなきゃならない?」

 

雪菜「あなたが復活出来たのはマガオロチ様の御力だからよ」

 

ロスト「古の魔物の?」

 

雪菜「えぇそう…あなたが今私と話せるのはマガオロチ様のおかげなのよ」

 

ロスト「……そうか」

 

ロストは考える素振りを見せた。

 

ロスト「……分かった…では働くとしよう」

 

雪菜「えぇ…いずれあなたも分かるわよ…マガオロチ様素晴らしさを…その強さ、神々しさをね」

 

ロスト「強さに関しては理解している…地球が誕生してから刻まれていた悪しき記憶…トラウマと呼ぶべき物が刻まれているからな」

 

雪菜「……流石は時間と記憶を司るプリキュアね」

 

雪菜は若干驚いていた。

 

ロスト「当然だ…時間とは記憶だ…記憶が存在する限り時間が止まることは無い…それが世界の摂理であり全てだ」

 

雪菜はロストを連れて時間神殿を後にした。

 

 

 




はいということでフィナーレとコスモの関係が劣悪な事に…

本家と性格が多少違うかもですが温かい目で見てもらえるとありがたいです。

そして雪菜の陣営にのうちさんのアイディアであるキュアロストを登場させました。

案を下さったのうちさん、ありがとうございます!

自分なりにロストを作ってしまいましたが…良かったかな?

勝手に時間と記憶を司るプリキュアとして書いてしまったが…まぁ敵としては良いかな。

さてデリシャスパーティブリキュアも終わり、ひろがるスカイプリキュアが始まりますね!

二十周年に相応しく新たな事に挑戦してて良いですよね!

主人公がブループリキュアで異界人のキュアスカイ。

ボーイッシュな女の子かと思ったら史上初のレギュラー男の娘だったキュアウィング。

史上初の新成人プリキュア、キュアバタフライ。

いやぁ楽しみですな!


さてさて次回!

レジーナの課された試練!

光堕ちプリキュア達との特訓でレジーナに新たな力が…

そして現れた新たなプリキュア、キュアロストがオーブ達に牙を剥く。

次回、人間嫌いな少女は人間の為に戦えるのか?【再投稿】

第十三話【光堕ちプリキュアの試練!後編】

お楽しみに!!


それでは!

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