ありふれない騎士団で世界最強・リメイク 作:ムリエル・オルタ
それにしても、小中高は休校。大学は卒業式も中止だったりと、日本も混乱してますね。パンデミック迄秒読みとかやめて(やめて)
悪い方向に考えると気が滅入るし、いい方向に考えましょう。
小説書き放題!
うん…無理☆
結果だけ言えばヴィルヘルムの独立して動くことは認められなかった。聖教教会と王国からしてみればまだ育ち切っていない勇者の補助としてメルドの武器を一方的に破壊できるヴィルヘルムには抜けて欲しくないのだ。ヴィルヘルムも異世界の知識は皆無であり、渋々従っているが何か理由を付けて離脱しようとしている。
そして、そんなヴィルヘルムを他所に王国と聖教教会は勇者やその仲間のレベル上げのためにオルクス大迷宮へと向かおうとしていた。ヴィルヘルムもそれに同行することになっている。最初は拒否したが愛子先生や香織に雫、そして龍太郎等に頼まれ渋々一緒に行動することになっていた。
オルクス大迷宮、全百層からなると推定されている迷宮であり階層が下がれば下がる程強くなる魔物や魔物の生態など謎が多く殆ど謎に満ちている迷宮だ。そんな場所にまだ弱い勇者たちを連れて行くのにはヴィルヘルムははたはた疑問だったがなんでも階層ごとに魔物は居ても上には滅多に上がって来ない為安全であり、トラップ等もあるため訓練に最適という回答が返ってきた。
メルド率いる騎士団員複数名と共に、オルクス大迷宮へ挑戦する冒険者達のための宿場町ホルアドに到着した。今回は新兵訓練によく利用するようで王国直営の宿屋があり、そこに泊まる。その日は町に到着したのが遅かったためそのまま皆部屋で休む様にとメルドから言われ就寝時間まで思い思いに少ない休憩を楽しんでいた。
そんな中ヴィルヘルムは眠ることなく月明かり照らす庭に立っていた。眠れないと言う訳ではない。彼にとって夜こそが本来の居場所であり日光の出ている時こそが就寝時間なのだ。
「明日が戦闘訓練ねぇ…………。私としては新兵の御守りは勘弁なんですけどねぇ」
誰も居ない庭で普段通りのチンピラ風の口調では無く、私的な口調で独り言ちる。ヴィルヘルムに精神が寄せられているからと言っても元々の人間が居る状態ではあくまでもガワだけ似せている様なものだ。最も、ヴィルヘルムの人生を体験している彼をガワだけ似ている偽物を断ずることが出来るのかは謎であるが。
「この世界に来て現状どの体でも創造はしてませんから能力的にも全盛期とは言い難い。そもそも、ラインハルト卿を流出段階で戦う必要のある敵が居るのかそこが疑問ですし、とりあえずこの気色の悪い視線を殺すために一度
そう言いながら様々な格闘術を行うヴィルヘルム。CQC、マーシャルアーツ、システマ、多岐にわたる格闘術を行いながら考えは別の方向へと向いている。その考えが既知であろうとも考えずにはいられない。ラインハルトとして流出するか否か。そもそも、自身が覇道神なのかすら分からない。ヴィルヘルムが自覚するのは自身が世界の異物である事。自覚すれば寿命の概念が無くなり、まだ存命してようがしてまいが聖槍十三騎士団に
「取り合えず、ベイでの訓練はこれでいいでしょう。問題なく創造ができる人物…………汎用性は誰にも負けませんね、聖槍十三騎士団が五席櫻井螢、変換」
周囲に誰も居ないのを確認してヴィルヘルムは自らの技能を使う。体がヴィルヘルムから櫻井螢に変わる。その手に持っているのは聖遺物
「
自らを炎に変える。それがこの聖遺物
創造はそこまで長く持続することは出来ない。覇道型なら持って数分が良いところだ。最も、螢の創造は求道覇道と違い内に求めるものであり持続時間は数時間に及ぶ。だからと言って数時間ぶっ通しで行うのは余りにも非効率だ。明日は実地訓練が待っている事もあり螢は早々に創造を終わらせ、もう一度ヴィルヘルムに戻る。肩や首を回しながら一応寝る為に宛がわれた部屋に向かう。その途中でバッタリとネグリジェ姿の香織と会った。
「あ、ヴィルヘルム君。まだ起きてたの?」
「それはこっちのセリフだ。白崎はまだ寝てねぇのか?」
疑問に疑問で返され香織はつい笑みを浮かべる。ヴィルヘルムは怪訝そうな目で香織を見る。そして、歩いてきた方向を見た後に、ニヤニヤと笑いだした。
「それに、白崎の部屋は真逆だろう?……………夜這いか?」
「夜這い!?違うよ!?ただ、ちょっと不安な夢を見ちゃってね。その夢に出てきたのがクラスメイトだったから……こんな訳の分からない世界に来て知っている人を失うのは嫌だからね、ちょっと話をしてたの」
中身を多少ぼかしてはいるが香織の表情は不安そうだった。ヴィルヘルムはどうしたものかと頭を掻く。そこまで親しいつもりもない相手に慰められるのはどうなのだろうと思いつつ、此処で慰めなければ後々何かしら面倒事が起きそうな気もしていた。
「あー、なんだ。その不安が何か俺は知らねぇが安心しろよ。白崎が思っている事が起きねぇようにしてやるよ」
「そっか、ありがと。それと、おやすみなさい!」
ヴィルヘルムの言葉に香織は微笑を浮かべそのまま自室への道を歩いて行った。それを見ながらヴィルヘルムは明日は何か起きそうだと、面倒臭そうに欠伸した。
そしてその予感は的中してしまった。
書いてる人は同じなのに、あとがき欄のテンションが可笑しい?当たり前だろオラァン!