赤い艦娘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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プロローグ

「提督!ハッチ開きます!」

 

「ついにか!メーター1000時間約41日も4番建造施設が使えなかったからな・・・大淀何が出るか分かるか?」

 

「いえ、資料には有りません。妖精さん達もわからないそうです」

 

「なるほど・・・情報は完全に無しか。失礼の無いように振る舞わなくては」

 

「願わくば出てくる娘の力で現状の打破を祈りたいものです」

 

00:00

 

「ハッチ開きます開くのです」

 

「気をつけるのです」

 

プシュー

 

「熱量以上無しです!」

 

「体温計不備無しです!」

 

「エネルギー量以上確認です!」

 

「提督下がられた方が」

 

「長門・・・いや、大丈夫だろう」

 

妖精さんが多数飛び回りハッチの排熱を行い、長門と大淀は提督を守るようにやや前に出る

 

提督と呼ばれた中年は新たな艦娘が出てくるのを堂々と待つ

 

 

 

 

 

 

「シャア専用ズゴック。御覧いただこう赤い彗星の力を」

 

ハッチから出てきた艦娘の第一印象は赤だった

 

赤い髪色のオカッパ

 

やや童顔の欧州人の顔つき

 

キリッとつり上がった瞳

 

背丈は165位だろうか・・・そこにズゴックと胸に書かれたスクール水着、その上から見たこともない金色の刺繍がされた軍服を羽織るように着ており、白い長手袋をはめていた

 

「おっと失礼仮面をつけさせてもらう」

 

色つきのグラスが嵌め込まれた仮面を頭から被り、更に3つの角のような飾りがついたヘルメットを被り出した

 

「改めましてシャア専用ズゴックだ。貴方が指揮官であっているかね」

 

「あぁ。そうだ」

 

「フム・・・よろしく頼む」

 

右手の長手袋を外したシャアは微笑みながら手を前に出した

 

提督はその手を迷わず右手で握った

 

 

 

 

 

 

 


 

 

深海棲艦と呼ばれる人類の敵が現れたのは何時だったか・・・

 

最初は新種の鮫等と学者などで議論され、船を沈める様になった頃には現代の兵器では費用対効果が合わなくなっていた

 

核使用を容易に踏み切った露西亜(ロシア)と亜米利加(アメリカ)は深海棲艦の大逆襲に合い、アメリカは東西の両海岸都市を、ロシアはウラジオストクやサンクト・ペテルブルグは壊滅、黒海、バルト海の海軍も全滅という寛大な被害を受けた

 

まぁロシアは内陸国家故にそれでもピンピンしていたが

 

ウラジオストク襲撃の余波で中国海岸部、日本、東南アジア諸国も襲撃され世界経済は大恐慌の時のように株価はフリーフォールにヒモ無しバンジー・・・大下落した

 

そんな事からはや数年

 

深海棲艦の技術を解析し、改造人間なんかも戦線投入されてなお戦線が押され、インド洋失陥、東南アジア諸国、オセアニア壊滅、ポルトガル、南アフリカの国家崩壊とジワジワと人類敗北の終末が近づいた時、極東の島国日本が艦娘という対深海棲艦兵器を発見

 

それは人類にあまりに都合が良すぎる存在であり、学者達は艦娘を産み出す機械を夢の機械(ドリームマシン)と命名し、艦娘に無くてはならない妖精達も夢からの者と言われた

 

 

 

 

 

 


 

 

 

「夢が現実になる。つまり深海棲艦も誰かが望んだが為に産み出されたものと仮定することはできないかね?誰だろうかそんな存在を望んだのは・・・一杯いるだろうね。例えば内陸の紛争地帯の子供が遠く離れた場所で争えば良いのに何て言う願い、例えばアメリカの一人勝ちが気に食わない連中例えば・・・キリがない」

 

「大本営とやらに外人が居るとは驚きだ。何者かね?」

 

「シャア専用ズゴックだと長い、シャアと呼ぶが良いね?」

 

「問題はない」

 

「なに、私は元々夢の機械(ドリームマシン)を開発していた企業の日本支部長だっただけだ。こんな騒動がなければ支部長ではなく企業の会長だった可能性もあるがね」

 

「今その企業は?」

 

「勿論存続しているが、規模はだいぶ縮小したよ。なんせどこの国も国家存亡の危機だ。大半の会社が強制的に国営となり、経済も統制に逆戻り」

 

「戦争末期だな降伏できれば楽なものを」

 

「その時は人類は居ないだろうね。まぁ私もこの状態はよろしくない。好きなハンバーガーが全く食べれないからね」

 

「こうして喋っているが、私も一応艦娘だ。戦線に戻り、友軍を助けたいと考えているが武装を早く貰いたいのだがね」

 

「MS何てはじめて聞いた概念だ。妖精さん達も頭を抱えているからもう少し待っていただきたい。強化人間に使用した武器を代用できるか試験してからになる」

 

「なるほど。で、私は結局どこに所属になるのかね?」

 

「あぁ、シャア君を産み出した提督の所に所属だが大本営から頻繁に召集されるだろうね。ま、頑張ってくれよ。私のハンバーガーの為に」

 

「そこは人類存続のためにと言っていただきたいものだが・・・よろしく頼むジオット大将」

 

「あぁ、よろしく」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

提督のいる横須賀に戻ると提督が難しい顔をしていた

 

「どうした提督顔が青いぞ。まるでこの世の終わりのようだが」

 

「これを見て欲しい。戦略が解るなら意味がわからないか」

 

「ほう。・・・ふむ、詰み3手前といった所か。石油の輸送タンカが艦娘、軍艦の護衛の奮闘虚しく4隻轟沈か。なるほどなるほど小笠原諸島なる諸島の半数が占領され、最終防衛線が崩壊か。なるほどなるほど・・・うむ、訂正しよう詰みだ」

 

「艦娘も武装を扱うのに資材や燃料、弾薬がいるのにこちらも枯渇寸前だ・・・くそ!」

 

バンと軍帽を床に叩きつける

 

度重なるストレスからか頭部は薄くなっていた

 

「私を使え戦局がそこまで悪化しているとは思わなかった僅か数日でこれ程とは深海棲艦の性能はよほど高いのだな」

 

「な!」

 

「なに、詰みから不利くらいまでならなんとかしよう。」

 

「何が必要か」

 

「物資を奪ってくる。通信をしたら輸送船で本土まで運んでもらう。時間が勝利の鍵だ」

 

「わかった。どこを狙う?」

 

「台湾。沖縄が落ちる前に台湾の深海棲艦の物資を強奪する」

 

 




駄作を見てくださりありがとうございます

作者が完全にスランプのため最初だけ書いてエターが続いてしまい申し訳ありません
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