柱間ァァ!!とマダラァァ!!の魂を宿した男の転生日記   作:ツーと言えばカーな私

9 / 10

速攻で書き上げた約9200文字です。多分、誤字脱字、言い回しのおかしさなど見受けられると思います。



日記 7ページ

 

¥月-日

 

 何故か始まった強化合宿。習慣である日記帳は勿論として、その他諸々の生活用品と筋トレ道具を持ってきてリアス先輩の別荘らしきところに泊まる。

 

 途中の山登りも修行の一環として結構急な坂を上がったんだろうが、俺とイッセーはなんのその。手で逆立ちしながら荷物を足で持って登っていた。案の定、オカルト部の面々からは引かれてた。

 この修行方法はマダラのおっさんが六道仙人と化した時に致命的なダメージを与えたガイという人物が行なっていた修行らしい。なんでそんな事知ってるのか聞いてみれば、俺の精神世界に来る前の黄泉から現世の行く末を眺めていた時にそれをしているのを見かけたんだとか。

 俺が勝てる気がしない人物No.2の六道仙人モードマダラのおっさんに致命的ダメージ…しかも終始圧倒していたとかいうガイって人物凄すぎない?マダラのおっさんが『体術において右に出るものは一人としておらん!』とか『このマダラがお前を最強と呼んでやるッ!!』って言ったんでしょ…。俺もその戦い見てたけど。アレ人間の戦いじゃないでしょう。

 

 まあ、そんな事はさて置き、近くにプライベートビーチがあるリアス先輩はやっぱり魔王の妹なだけあるわ。折角の海なので、烈海王みたく足の回転のみで海の上を走れるか試してみたが、俺の力が馬鹿みたいに大き過ぎるせいで一蹴りしただけで海割りっぽい事が起こってしまった。それによってまた、オカルト部の面々から人間か疑われた。俺も自分を疑っちゃうね。人間離れはひしひしと感じていた事だけれども。因みに、そのあとはチャクラ吸着…もとい魔力吸着で水の上に立ってた。

 

 俺だけ遊んでいる様に見えるが、歴としたこれも修行である。力の制御の言う名の…。

 

 一度修行を終え、悪魔の修行というのが気になったので見に行ってみた。

 リアス先輩、朱乃先輩、小猫ちゃん、木場くん、といった順序で見ていって…それぞれがそれぞれの修行をしている風景を眺めながら、マダラのおっさんが零した一言。

 

 『温いな』

 

 いや、俺もそう感じちゃったけれど、多分それって幼少期から彼らの数十倍厳しい修行をやってたから言える事であって、彼女らも彼女らなりに頑張ってるから…。それになんか小さい子供が必死に頑張ってるようで微笑ましいとも…。

 

 『それで力が付かなければ意味がない。お前の自業自得とはいえ…同じ部員なのだろう?お前が師となって教えてやればどうだ?修行の作法をな』

 『人に教えたことなんてないんだけど…柱間のおっさん式でいい?』

 『あの手の砂利には俺のやり方に限る』

 『あっそう…まあ、やるのは俺だから文句言わないでよ?』

 

 

 ¥月.日

 

 二日目の修行を終えた。リアス先輩たちはよく初日でフルタイム修行したと思う。

 

 まず、俺は俺ではなくなった。マダラのおっさんを参考に、鬼教官も泣いて逃げ出す鬼畜となった。柱間のおっさんからは、弟子に修行をつける時の扉間にも似ていると言われ、それを聞いたマダラのおっさんがなんか気に食わない顔でいたけど。気にしないようにした。2人の仲は浄土でもあまり改善されなかったらしい。

 

 閑話休題。

 

 まず、オカルト部の名前呼びと先輩呼びを無くし、番号なんて大層な名でも呼ばずに、そこらの雑草と同じ扱いにした。ここだけ聞いても酷いな。マダラのおっさんのコピーとはいえ。

 

 午前は座学などという下らない時間に割くな!など厳しい叱責とともに、人格否定し…地獄の様な基礎トレと魔力制御と組手の数々を影分身の俺にやらせていた。(補足程度に、影分身をした際のオカ研のみんなの反応は面白かったといっておく。初めてまともな忍者っぽいことしたから)

 

 リアス先輩には、限界を超える魔力の酷使と制御、朱乃先輩も同様な事をし。小猫ちゃんと木場くんには。ひたすらの組手と限界を越えた先にある筋トレをさせた。悪魔なので通常よりも更に重めな内容になり、正直、昔の俺でもキツイと思ってただろう。というか逃げ出したいとか思ってそう。俺の場合逃げるに逃げれないんだけど。

 

 魔力の制御に関しては、ぶっちゃけ悪魔相手にどうすればいいのか分からなかったし、俺の忍術を教えても付け焼き刃程度なので、力の使い方に新しい発想を加えた程度のものだ。

 例えば、滅びの力とかいうトンデモ攻撃性能の制御がうまくいかないとというので、根性論引っ張り出しで色々な形状に変化させて、汎用性を伸ばした。『やがては時を滅しろ!!』とかなんとかテンションで言ってた記憶がある。何だよ、時を滅しろって。因みに、リアス先輩が悪態ついていたが、そんなのは概念魔法に等しいらしい。世界の理に干渉する魔法なので勿論習得難易度は激ムズの様だ。というか、マジで時間に干渉できるんだ……リアス先輩がまだひよっ子ってレベルでなんか安心したわ…将来的には本当に時間すら滅ぼす可能性があるってことか…。怖っ。本当に魔王の妹に相応しい能力だな。

 

 朱乃先輩は、悪魔の他に違う力の混じり(多分堕天使)を感じたので、それを使え!とか言ったらめっちゃ怖い目つきで睨んできた。全く使う気を見せなかったので、『何か事情があるなら深くは聞かん…だが覚えておけよ。それでお前の手元から大事な友人や仲間が死ぬんだ』とかデリカシー皆無な事を言ってた。本当にごめんなさい。単なる協力者風情が何言ってんだと思いますけど、その目怖かったです。いつも報告書を肩代わりしてくれてるのに…マジですんません。

 

 小猫ちゃんは特性である怪力とタンク性能を伸ばす修行、なんだけれど、仙術の才能がありそうだと俺は見抜いた。だが、流石に仙人モード取得はこの十日間では無理だろう。俺の精神世界を使って一日中フルで修行したとしても無理だ。黒歌でさえ1ヶ月ちょっとかかったからな……やはり筋トレと組手しか方法はない。脳筋すぎないか俺。あーでも、黒歌がいればこの世界特有の仙術を扱えたかもなぁ。でも、ここに黒歌が来ることは不可能なので、諦める他ない。

 

 木場も小猫ちゃんと同様特性伸ばしだ。木場といえばスピードを生かした剣術だが、お手本のビデオに出てきそうなぐらい綺麗な剣筋だったので、相手に動きを読まれやすい弱点がある。早さに頼りすぎという側面が観られたので、戦争で培ったであろうマダラのおっさんや柱間のおっさんをベースとした超実戦向きな俺流剣術を教えた。体に。今の木場には経験が一番必要だろう。

 

 散々痛めつけたと思うが、それでもなお立ち上がり最後の最後まで修行に付き合ってたので凄いと思う。偉い。因みに俺の剣はそこらへんの木の枝を魔力で保護したものである。言っちゃえばただただ硬い枝。それで彼の魔剣と渡り合っていたんだから彼のプライドをさぞかし刺激しただろう。

 最初、それを見た時にムッて感じに顔を顰めてたし、絶対文句あったんだろうな。まあ、バッキバキに折っちゃったけど。やがては俺の適当に作った魔力保護木剣を超える強度の魔剣を作って欲しいと切に願う…まあ、多分すぐに超えられるだろう木場だし。

 

 その結果、出来上がったのは大の字に寝転がってるオカルト部員たちだ。これで俺の精神世界まで入ることにして昼夜問わず修行という状況になったらどうなるのだろう……。多分絶望するんじゃないかな彼女ら。流石に可哀想だし、最初っからそれっていうのも身体と精神を壊す危険性があるのでしないが…というか俺も休日は修行ばっかじゃないしな。最近は息抜き程度に遊んでるし。

 

 因みに、本体である俺とイッセーは寝ていた。勿論、行なっていたのは休息などではなく、柱間のおっさんとマダラのおっさんが相手の厳しい稽古である。彼女たちが頑張っているのに俺たちがそんなじゃいけないだろう。だが、4人分の教官を務めていた俺の影分身を戻さなければ、オカルト部員達の成長具合が分からないので、影分身を消したのだが…流石に俺も疲れきった後だとほぼ丸一日分の経験を4倍にしたものを一気に吸収するのは辛かった。

 肉体は元気だが精神負担がとんでもない…。1日でコレとは先が思いやられる。…俺を比較するとマジでナルトって人すげぇな。

 

 組手メインでやっていた小猫ちゃんや木場はアーシアに治癒を頼み、リアス先輩と朱乃先輩には土下座しに行って、負担をかけぬ様夕飯は全て俺が行った。食材調達から調理から何から何まで。味の方は好評だったので一安心した。…やはりやるべきは親の手伝いよ。

 因みに、この中で一番成長したのはイッセーである。次点でリアス先輩、その次が木場くん。と言った感じだ。一番成長していないのは朱乃先輩だが…。どうしよう、鬼教官モードじゃないともう話せそうにないくらい気まずい。

 

 

 ¥月÷日

 

 強化合宿三日目。これと言ってみんなの成長以外に変わった事はない。

 ただ、今日からアーシアちゃんも鍛えることになった。柱間のおっさん形式で治癒能力の向上を今のところは目指している。彼女から俺に師事をお願いしてきたのは意外だったな。なんでも、自分だけ見ているのは気が収まらないらしく。何かできる事をしたいらしい。すっごい健気で俺また泣いちゃいそうだったよ…。想いを無下にすることも出来ないので、俺は彼女の要求を呑むことにした。

 

 俺の医療忍術と彼女の神器の理屈は大体同じようで、怪我の理解と身体の組織の理解を深めれば治癒時間は早くなった。検証相手は木場、小猫ちゃん、リアス先輩、俺だ。

 だがそれだと、悪魔と人間が同じ身体構造ということになるんだけど……一体どう言うことだ?…まあ、そもそも神器(セイクリッド・ギア)が悪魔にも人にも堕天使にも効果がある『聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)』なので、何とも言えない。そこは聖書の神が作った不思議システムなんだろう。流石にこの世界の不思議物質になると何も分からん。そういう専門家でもないし。

 だけどもしかしたら、俺には術の効果上絶対できない遠隔回復や範囲回復が可能になるかもしれない。アーシアちゃんの神器の回復の理屈は大体医療忍術と同じだけど、根本は全く違うからね。可能性の話だが、もしそれが出来れば彼女は唯一無二のヒーラー…もとい聖女になるだろう。

 

 

 成長率ランキングは今日はリアス先輩が一番、二番はイッセー、三番はほぼ同率でアーシアちゃんと木場。四番は小猫ちゃんで、朱乃先輩は五番…だが、一番低い成長倍率と言っても前と比べれば明らかに強くなってるんだけどね。

 

 

¥月×日

 

 強化合宿四日目。

 

 リアス先輩の滅びの力の制御がだんだんと安定してきた。色々な形状、大きさにして扱うことが可能になった。まだちょっと拙いけど。合格ラインと言ったところ。今度は螺旋丸っぽく凝縮と乱回転の魔力を加えればもっと面白そうだな。ただでさえ扱いの難しい滅びの力と習得難易度が激ムズな螺旋丸の合わせ技は鬼門だが…可能ならばとんでもない威力の技になるだろう。逆に殺傷力高すぎて使い所に困りそうだな……。今度は威力を抑えるための特訓を考えてもいいかもしれない。そっちの方が丁度いい火力に……いやそれは普段使ってる魔力の方で代用すればいいだけの話か。螺旋丸は一撃必殺のカウンター…いや奥の手としての運用方法でいけばいいか。まあ、今回の相手は不死身らしいから使っても問題ないだろう。溜め時間がまだ結構必要だが。

 因みに、レイピアの形で滅びの力を顕現させたリアス先輩は模擬戦をする上じゃ、当たれば1発で負けるという事で中々にスリリングで楽しい戦いだった。レイピア持ちの相手と戦うってことも無かったし良い経験だったと思う。といっても、リアス先輩自体、後方高威力魔法士型なので接近戦には向いてないのがネックだが、近づかれた際の自衛ができる分いいだろう。まあ、そもそも近づかせることのない様な魔力の使い方も今後の課題だろうな。俺風にいうなら影分身の物量で相手を抑え込むとかそんな感じで。……参考にできねぇか。

 朱乃先輩もリアス先輩と同じような課題だ。まあ、そもそも混じってる力を使えばライザー戦に間に合わせる分には十分なんだけどね…。

 

 小猫ちゃんには、怪力綱手姫と同じようなチャクラコントロールもとい、魔力コントロールを身につけてもらうようにした。医療用ではなく、肉体活性用のだが。(というかどっちとも似たようなもん)まあ、流石に小猫ちゃんに初めっからそれをするのも酷なので、単純なチャージ&ファイアを最初は行った。医療忍術自体高度なコントロール力が求められるしね。それに、魔力の総量自体小猫ちゃんは少ないので、最初は単純な方がいいだろう。本人の性格的にも。…短気だから精密なコントロール力を身につけられるか心配だが、特性活かす上で思いつく修行方法がコレしか今のところなかったんだよね。何か他にいい方法があればそれに切り替えるつもりだけど…。まあ、今は頑張ってもろて。

 

 威力調査ということで、試しに軽く魔力をチャージし、高さ10mはありそうな崖をひと殴りしてもらったんだが、見事なまでに崖は崩れた。結構な惨事になってしまったが…まあ、一般人たちには迷惑はかからない範囲なので良しとする。これで破壊力は手に入れただろう。後は彼女に怪力綱手姫並の魔力コントロールを身につけて貰った上で、仙術チャクラを身につければ…俺でも厄介な相手が出来上がるな。経験は俺の方に分があるとはいえ…。多分完全にパワー負けしてるだろうが…面白そうだな。

 

 まあそれは、将来の楽しみにとっておくとして、今の彼女にはチャージ量の向上とチャージ速度の向上、実戦向きな組手の稽古をつけてあげるのが一番だろう。今考えてみても余程の天才じゃない限りあと6日で肉体活性レベルまでの魔力コントロールを会得するのは無理だな。

 

 

 木場は、剣術の稽古もそうだが、そもそもの魔剣が脆すぎるのが分かったので神器を強化中。大事なのはイメージなのかなんなのかよくわからないが…とりあえず俺の木の枝よりは頑丈な魔剣を作ってもらえれば上出来かな。今のところの完成率は6割弱ってところ。その間もバッキバキに折れて行ってるので精神へのダメージが募る募る…すまんな。今回の事が済んだら、3回くらい何か奢るよ。

 

 

 アーシアちゃんも中々に成長が著しい。治療するのに40秒はかかった傷を30秒で治せているのだから。まだ10秒だが、されど10秒。冷静に考えてたった二日でこれは異常。治癒速度が上がったということはその分助けられる命が増えるということ。彼女の神器のコントロール力は中々に良い…と思う。いやちょっと無責任だが、神器となると俺もよく分からん。知識と感覚を教えてるだけだしなぁ。

 

 

 今日の成長率ランキングは前回とほぼ同じなので割愛する。

 

 

¥月+日

 

 強化合宿五日目。

 ほぼ丸一日の修行をみんなよく付いてこれるな…悪魔だからかな。いや、現状で悪魔と評するなら俺だけど。

 

 五日目ともなれば、慣れが生まれたのかほんの少しだけ皆に余裕ができた。修行終わりは大の字で寝転がっていた三日前だが、今では膝に手を置いて息を切らしてるぐらいだ。

 まあ、満身創痍なのは変わらないけど。

 

 リアス先輩と朱乃先輩は天才肌なのか、出来ない事をどんどんと出来る様にしていて素直に感嘆する。というか、リアス先輩は滅びの力の形状化と凝縮を可能にさせてから壁一枚を超えたように成長率が著しい。側から見ててもあの力、すっごいなぁって思ってたし。多分、滅びの力の螺旋丸が出来上がったら、須佐能乎を出して防御しなきゃ防ぎきれない気がする。まあ、普通に当たらなければどうということはないが。今日は水風船を螺旋丸の用量で割るくらいの成長だったがそれでも十分だろう。

 あと、朱乃先輩が開発した雷の鞭が地味にSっ気出てて怖い。そんなん巻きつかれたら焼け死ぬで。あと単純に雷の威力が上昇しているので継続ダメージもヤバイ。それに、今なら最大出力の雷撃で小さな山を蒸発させる事が出来るんじゃないかな。俺の見解だけど。

 下地も出来た事だしその混じった力を使えばいいのになぁ。多分もっと強力になるだろうに。流石にもう触れないが…。

 

 小猫ちゃんも中々にいい怪力を手に入れている。少しだけ溜め時間が必要だが、戦ってる上で気にするほどでもない。フルチャージの1発を今日は試しに見せて貰ったが。思いの外破壊力が凄まじく。悪魔の種族と人間の種族の下地の違いというのを明確に思い知った瞬間である。

 

 木場は魔剣の完成率が8割と言ったところ。剣術はマシになってきてるので順当強化といったところか。まあ、例え完成率が10割になったとしても俺はまだまだもっと硬い木の枝を量産出来るから先は長いな。

 

 マダラのおっさん方式に耐えれてるみんなマジですごいと思うよ俺は…。明日は柱間のおっさん方式で行こうかな。

 飴と鞭は必要だからね。

 

 今日の成長率ランキング1位はイッセー。次点でリアス先輩。3位は小猫ちゃんとアーシアちゃん。4位は朱乃先輩。5位は木場。一位と二位が常に群を抜いてるなぁ……。

 

 

¥月:日

 

 強化合宿六日目。

 みんなから柱間のおっさん方式で行ったら気持ち悪がられたのが地味にショックなんだけど。

 

 あと、今日は危うく小猫ちゃんに日記見られそうになった。普段から何書いてるのか気になって盗んだんだそうだ。いや見られたら色々とまずい。はぐれ悪魔の黒歌のこと書いちゃってるし、柱間のおっさんとかマダラのおっさんとかの情報も書いてるから一般の何も知らない人から見られれば単なる痛いヤツの日記帳として処理されるが、悪魔関係者から見られればマズイ…ならなんで持ってきたんだって話だけど。習慣でなんも考えずに持ってきてしまった自分が悪いなコレ。

 

 いやーにしても意外に小猫ちゃんすばしっこいから捕まえにくかったぁ……。マジで逃げるの上手いし、しかも、イッセーと木場までも俺の日記帳の争奪戦に参加するし…リアス先輩と朱乃先輩は修行の時の仕返しなのか知らんぷりだし…仲間がいねぇよぉ!

 

 本当に危なかった。今の所この日記の中身を知ってるのは、柱間のおっさんとマダラのおっさんはもちろんのこと。いつのまにか盗み見てた黒歌とオーフィスだけだからなぁ。イッセーすらも見たことはないこの日記帳…見られたら悶え死ぬしかねぇ。黒歌に見られた時なんかは暫くの間枕に自分の顔を埋めてた。しかもそれでアイツ弄ってくるんだから……本当に男心に容赦ない。

 イッセーは俺が日記を書いていたということすら初知りだったので、余計躍起になって日記帳を読もうとしてたのがウザかったと書いておく。

 

 

 

 

 

¥月=日

 

 精神的負担に耐えきれなく、三日間くらい書く気力が無かった。また、今日から書く。

 修行効率を上げるためとはいえ、俺の影分身の量を3倍にしたのは流石にキツかった。あと、日記帳の死守。

 だが、その甲斐あって順調に皆んな成長していき、10日目を迎えた。俺もやっと鬼教官をやらずに済む。

 

 それぞれの成長幅を見るなら別人と答えられるのが1名。明らかに強くなったと言えるのが4名だ。

 

 リアス先輩はとんでもないことに螺旋丸を完成させた。

 九日目にして、螺旋丸を魔力で完成させたのは控えめに言って頭おかしいと俺は思う。滅びの力を加えるのは流石に無理だったけど。…俺の見立てでは、多く見積もっても三日もあれば出来るようになると思う。

 修行期間が十日のみと短かったのもあり、かなり厳しくやったのもあるが…リアス先輩の才能が本当に頭おかしい。俺は写輪眼なんていうチート眼があるから一瞬で真似れたけど、その力に頼らないでやるとクッソ難しい技なのに……。

 流石にまだ制御が難しく、遠距離攻撃へと転用出来そうにないが…それは仙人モードに頼るか、相当な努力をしないとまだ無理だろう。

 まあ、そもそも螺旋丸なんていう制御技術の塊みたいな技を覚えたので、リアス先輩は大分滅びの力を扱えるようになったようだ。元々あった遠隔攻撃性能に拍車が掛かっている。

 

 リアス先輩は別人級と言ってもおかしくない。というか、成長率がイッセーよりも高かったぞこの期間中。

 

 今回二番目に成長したイッセーだが。

 なんと、久し振りに技らしい技を覚えてくれたのだ。これにはドライグのおっさんも喜んでいた。……なんせ一番最初の技が『洋服崩壊(ドレスブレイク)』だしな。伝説級の防具だろうが問答問わず丸裸状態にするある意味強力だが使う相手によっては変態的な技。…というか使用者がイッセーだからいけない…。

 

 そして、その技というのがドラグ・ソボールを象徴する主人公、空孫悟が使用する『ドラゴン波』と、その下位互換だが発生速度の速いオリジナル技の『ドラゴンショット』である。豪気玉まで覚えようとか言ってたが…あれは清い心を持ってないとそもそも成立しないので諦めた様だ。逆にどうしてそれを使おうとしたんだイッセー…お前自覚できる変態だろ。

 『赤龍帝の贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)』だったり、禁手である『赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)』とか、普通に今使ってる奴でも色々凄いんだけどね。

 ドライグのおっさん曰く、まだ上があるらしいのでそこを今は目指している。確か漢字起こしすると『覇龍』とかいう厨二臭いがシンプルでカッコいい名前だった気がする。何でも、ドライグのおっさんの力を一時的にでも100%引き出せるんだとか。

 まあ、代償が酷いらしいので、もっと安定的に使えるようにしたいとは言っていたな。それにはイッセー自身の強化がまだ必要だと言っていたが…先は遠いなぁ。

 

 そして、三番目に成長したのが小猫ちゃん。

 得意の怪力は更に強化され、恐るべきちびっ子になった。特にチャージが一瞬で行えるようになったので、適当な一撃でも必殺の一撃である。単純に身体能力も多少上がったので順当強化と言ったところか。やはり筋トレは偉大。

 今後は妖力やら仙術も織り交ぜていけたら彼女はもっと強くなるだろう。何せ、黒歌の仙術も通常状態で相手するなら俺でも結構厄介だったからなぁ。これで高度な魔力コントロールを身につけて肉体活性できればさらに強くなるんだが…この期間では流石に無理があった。

 

 四番目は木場。純粋に剣の腕と身体能力。後は読み合いにも強くなった。魔剣の耐久性については合格ラインを優に越している。まあ、初期よりも硬い木の枝で相手をしたので、新たな目標は既にあるんだけど。ぶっちゃければ、小猫ちゃんとそんなに倍率は変わらん。強くなったことは確かである。

 

 5番目は朱乃先輩。一番成長率は低いが、明らかに強くなっている。最大出力なら一つの山くらいなら蒸発させられる雷を手に入れたからな…本当に全身全霊の力を込めなきゃいけないけど。あと、純粋に俺があまり得意でない魔力の物質化に成功しているのも大きい。雷の鞭はそっからの派生だ。いや、本当に魔力を武器に付与する程度だったらお茶の子さいさいだけど、魔力だけで武器の形状を作って維持するの難しいんだよな。瞳術の須佐能乎は別枠。

 

 成長倍率最下位とはいえ、この人は未だオカ研の中じゃNo.2の強さなんだよなぁ。(俺とイッセーは除く)

 

 番外でアーシアだが…治癒能力自体は既に俺を上回っただろう。成長率ランキングでいえば木場と小猫ちゃんの間くらいだな。遠隔回復や範囲回復は流石に無理だったが…それは今後の課題だろう。というか、俺自身あまり師匠らしいこともしてなかったしな…アーシアちゃんに至っては。神器に詳しい有識者が入ればいいんだけど…まあ無い者ねだりはしてもしょうがない。

 

 

 

 

 それにしても……精神負担がデカすぎたなこの期間…。ちょっと、黒歌と戯れないと俺がやっていけない……。

 

 




修行パートだけれど…リアスπ先の成長が著し過ぎる……。面白がって書いたらコレだよ…。

主人公が螺旋丸を使える理由は、マダラが使えるためです。コピー能力がウリの写輪眼ですからね、尾獣の力を練りこんだ特別製以外にも、螺旋丸はナルト達との決戦でよく見ていたでしょうし、使えるでしょう。そこからオリ主に伝染したという感じです。

因みに、イッセーも使えます。イッセーさん全然描写されてないけど、基本忍術である分身の術や、火遁系統の技は扱えます。ただ、そんなの使っても圧倒的上位互換であるマダラと主人公が居る為、使っても意味がなくなってるだけです…。
赤龍帝の籠手を使えばマシになるんですけどね。

『カフェリナ』様、誤字報告ありがとうございます!

日記形式ではなく、小説形式が読みたいという方、居ますか?

  • 読みたい
  • 読みたくない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。