晴れた青空の下リディアン音楽院は今日も平お
「立花さん!!」
前言撤回、今日も怒鳴り声が響いている。
教室の1つで今響は教師に怒られていた。遅刻とその理由が原因である。その理由とは
「ニャ〜ン」
このネコである。響は今朝登校中に気に登ってそのまま降りられなくなったネコを助け遅刻になりそうだったのでバッグにネコを入れ学校に連れてきたのだ。そのネコがバッグから出て教師の前で捕まえてこうなった訳である。
「はわわわ。え、えっと」
(響。僕に替わって)
(お、お願いします!ウラさん)
響はそう頼むと首をガクンと倒す。
「立花さん?」
するとスッと首を起こした。そこには蒼のメッシュが入りメガネをかけた響がいた。中にいるのはもちろんウラタロスである。
「先生、申し訳ございませんでした。でも私は木の高い場所に登り降りられなくなったこのネコさんがどうしても可哀想で見ていられなくなってしまって。助けるのに手こずりなんとか助けたものの遅刻になりそうになり、それでも諦めず走ったんです。ですが工事中などの不運が重なりそして気づいたらこのネコさんを連れてきてしまって」
「も、もうわかりました!だからやめてください!」
流石は演技上手なウラタロスである。彼にかかればこれぐらいの事は簡単で、先生もそのとてつもなく辛そうで泣きそうな表情に耐えられなくなり許してしまう。
「次は気をつけてくださいね」
そう言って教師は授業を始めた。
「でも、アンタって凄いよねえ!」
今、響は昼休みで未来とリディアンで友達になった〈板場弓美」〈寺島詩織〉〈安藤創世〉と昼食中であった。
「響さんは何か演劇をやっていたのですか?」
「あれ?テラジ知らないの?ビッキーは多重人格なんだよ」
寺島の質問に安藤が答える。それを聞いて寺島は悲しそうな顔をした。それを見て響は尋ねる。
「あれ?どうしたの?」
「多重人格とは辛い事があった時に起こる事と聞いています。響さんは何か辛い事があったのではと思って」
「え?べ、別に大丈夫だよ!アハハ…」
寺島の言葉に響は苦笑いしながらそうかえした。
その夜、どこかの山でノイズが発生した。その時間稼ぎの為に現在、一課が担当しているが普通の銃弾や砲弾ではすり抜けて防がれてしまう。
「どうすれば…」
誰かがそう言った時だった。どこからか近未来的な警笛音が聞こえ隊員の数名が上を見上げると
「で、電車が出てきた!?」
時の砂漠からデンライナーゴウカが現れ地面に車体をつけて止まる。ドアが開くと3人の人影が降りてきた。翼と奏ともう1人響である。
「それじゃやりますか!」
「「はい!ええ!」」
〈Imyuteus amenohabakiri tron〉
〈Croitzal ronzell gungnnir zizzl〉
「変身ッ!」
〈ソードフォーム〉
「俺、参上!!」
M響は変身後に決めポーズをとりながら決めゼリフを言って腰についてるデンガッシャーを組み立ててデンガッシャーソードモードにしてノイズへかけていく。
「いくぜいくぜいくぜ!!」
それに翼と奏もついていきそれぞれ武器を振るいノイズを倒していく。
「おい!翼!」
「助かる!」
M響が中腰になり両手を組んで出しそこを翼が足を乗せM響が上に飛ばし上げる。
「はああああああぁぁぁぁぁ─────!!」
〈千ノ落涙」
翼はその技で空から剣の雨を降らしノイズを串刺しにする。それを見てM響は大型へ駆けていきながらパスをベルトにかざしエネルギーチャージをする。
〈フルチャージ〉
大型の一歩手前で止まり
「俺の必殺技……パート3!!」
そう言ってデンガッシャーの刃先を分離させV字右側から斬り同じことを左側から斬り最後に上段から一気に斬り下ろしノイズは爆散し灰となった。
「へへっ、決まったぜ!」
そう言って親指で鼻部分を撫でる仕草をする。そこに響が話しかける。
(モモさん!時間時間!)
「え?やべえええええええええええ!?」
そう言ってすぐデンライナーに乗り込み帰っていった。
翌日、
この日は響と未来は食堂で昼食をしていた。
「自衛隊、特異災害対策機動部による避難誘導は完了しており被害は最小限に抑えられた、だって」
未来が新聞の記事をネットで読み上げる中響はドンドン飯を胃袋に入れていく。ギャ○曽根もビックリの速度である。
「ここから近いね」
「そうだね」
響はこう言っているが内心冷や汗が滝のように流れ出る思いである。なんせそこに
そこへ
「ねぇ、『風鳴翼』よ!」「芸能人オーラ出まくりね!」
などの言葉が聞こえて来る。そして響の肩を誰かが軽く叩く。
「はい?」
「やあ、響」
背後にいたのは翼だった。それに響はビックリして立ち上がる、背筋もピーンと伸ばして。
「こ、こんにちは!翼さん!」
そう言って頭をさげる。
「いやこれを渡しに来ただけだが?」
その手には紙袋が2つほどあった。
「なんです?これ」
「洋菓子だ。この前、番組で貰い過ぎてな」
そう言って響に渡して「それでは!」と言って去っていった。響は取り敢えずその紙袋をロッカーに入れに行くが、それを見ていた未来含めたいろんな人が響に対して
(((なんでそんなに風鳴翼と仲が良いんだ!?)))
と思っていた。
「響って翼さんと知り合いなの?」
夕暮れ時教室で未来の課題が終わるのを待っていた響はその言葉に目を泳がす。
「実は偶然知り合って馬が合って仲良くなって…あ!そういえば今日はツヴァイウィングのCD発売日!ちょっと私行ってくる!」
「え!?響!?」
響は未来の視線に耐えられず逃走していった。
もうすぐ夜になりそうな道を響は走っている。その手には紙袋が握られており中には数量限定CDが入っている。だが響の表情は暗かった。
「ううん、未来に悪いことしちゃったな…」
(ま、後で謝ってやりゃいいじゃねえか)
そんな事を話していると突然警報がなる。その音は響達が何回も聞いたことのある音。この音が示す物それすなわち
「(…ノイズッ!!)いくよ!モモさ「キャアアアアアアアアア!!」!?」
そう言って響はベルトを出そうとするが悲鳴が聞こえそこへ駆けて行く。駆けつけた先には1人の少女がノイズに襲われていた。響はその少女の元へ走り寄り片手で持ち上げてそのまま持って逃げる。その時に響は腕時計を見て時間を確認する。時計には、
16:05:17
と書かれていた。尚、響の腕時計は針が回る方のヤツです。
閑話休題。
響は時間を確認するとドアを探し走った。その間泣く少女をあやしながら探していた。
16:14:49
「あ!あったあああ!!」
響はやっと扉を見つけてそこへ駆けていき辿り着くとカウントダウンを始める。
16:16:6
「あと、10,9,8,…」
「お姉ちゃん?どうしたの?」
少女は突然カウントダウンを始めた響を見つめ涙目で首を傾げる。それでも響はカウントダウンをやめない。
「3,2,1!今!」
カウントダウンが終わり響は扉を開けて入りすぐ扉を閉じる。扉の先には時の砂漠が広がっており真前にはデンライナーが停車している。響は少女目線になるようにかがんで
「もう大丈夫!あの列車に乗ってれば後で迎えにくるからね!」
「ぜったい?」
「絶対!」
そう言って響はさっきの扉から出ていく。その先には無数のノイズがひしめき合っていた。
「いくよ、モモさん!」
響はそう言って手にライダーパス、腰にデンオウベルトを巻いて1番上の赤いボタンを押して変身音が流れ出す。
「変身ッ!!」
そう言ってライダーパスをデンオウベルトにかざす。
〈ソードフォーム〉
響はプラットフォームとなりその上に赤いソードフォームのオーラアーマーが装着され最後に頭の上に桃のような仮面が装着、目の部分まで移動し縦に割れて固定され変身が完了する。そして響、否M響は右手親指で自分を指差す。
「俺…参上!!」
そして一気に右手を右後ろ上に持っていき左手を前に出し決めポーズが決まる。そして腰のデンガッシャーを取り外し合体させデンガッシャーソードフォームにする。
「いいか、ノイズ共。俺に前フリはねぇ。最初っから最後までクライマックスだああ!!」
そう言って剣を上段に構え突撃していき一気に振り下ろしノイズを斬る。その返しで斬り上げ更にノイズを斬る。しかしなかなか数が減らない。
(ボックがっやる〜!)
「え!?待てっ!リュウタ!」
止めようとするも強引にモモタロスは追い出されリュウタロスが入りR響となる。R響はデンオウベルトの1番下の紫のボタンを押され変身音が流れる。そこにライダーパスをベルトにかざした。
〈ガンフォーム〉
するとソードフォームのオーラアーマーが上に展開変形され紫色のオーラアーマーが姿を表す。最後に頭の上に龍の模型のようなものが現れ目の部分まで移動し龍を彷彿させる仮面に変形しフォームチェンジが完了する。そしてR響はノイズを右手で指差し
「君たち吹き飛ばすけどいいよね?答えは聞いてないっ!」
と言って手に持つデンガッシャーソードフォームを組み替えてデンガッシャーガンフォームに変えて撃ちまくる。
「ほらほら〜」
リュウタロス、完全にノイズに舐めプしていた。4人の中で1番火力が高いのはリュウタロスなのだが、おまけにリュウタロスはクソAIMなため二次被害が半端ない。(ちなみに二課が頭を悩ませてる案件の一つだ。)
そこへバイクが二台駆けつけてくる。乗っているのは毎度お馴染み風鳴翼と天羽奏である。翼達はシンフォギアを纏うための聖詠を歌うが奏はちゃんとバイクから降りるのだが翼はバイクから飛びバイクを犠牲にする。そのままシンフォギアを纏い〈蒼ノ一閃〉を大型に放ち着地する。
「すまん、おくれた!」
「おいおい…あと何台バイクを駄目にするの?」
「わーい!翼お姉ちゃん!」
その所業に奏は肩を落として苦笑いしR響は抱きつく。翼はそれを引き剥がし奏と共にノイズに向かっていく。R響はライダーパスをベルトにかざしエネルギーをチャージする。
〈フルチャージ〉
そして銃を両手で構えて撃つ。その威力でノイズは木端微塵となった。その後響はデンライナーから少女を迎えにいき母親に引き渡す。
「それじゃ、お疲れ様でした!」
そう言って響は寮へ帰っていった。尚、時間は夜でノイズに襲われたのもあり未来にものすごい怒られたのはまた別の話である
さぁ次回は銀色の鎧をつけたあの子が登場!