戦姫絶唱シンフォギア 俺、参上!   作:ヴェルザ・ダ・ノヴァ

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いよいよあの銀髪ちゃんが登場!
響「ところでイヴェルさん!シンフォギアで好きなキャラって誰ですか!」
いきなり聞きます?ねぇ、それ聞きます?
響「だって気になったんですもん。で、誰なんですか!」
え、ええと。あーッ!もう始まる!それじゃ第五話どうぞ!!
響「逃げないでください!」


鎧VS熊

前回から数日間、響達はノイズ戦に何回も駆り出された。それは一回や二回などではなく一週間に3,4回ほどの回数だ。本来ノイズの発生確率は一般人の生涯で通り魔事件が起こる確率を下回る。つまり現在のノイズ発生率は明らかな異常事態である。そのせいで響達もだいぶ疲弊している。更に響達の日常にもそれは及ぶ。響はまだ学生なため昼間の時は早退などの言い訳が使えるが翼と奏は社会人であり日本が誇るトップアイドルなので仕事を休むわけにもいかずほぼ全ての戦闘を響だけがしているといっても過言ではなかった。その中、響が体力無限バカで飯食って寝れば全快するところが唯一の救いだった。そのおかげで翼達も助かっている。

 

そして響にはあるものが贈られる。電王はライダーなのでバイクに乗ってないと締まらないのだが生憎響はバイクの免許を持っていないしそもそもバイクの免許取得は16歳からなので持っていないのは当然である。モモタロスからそれを聞いた弦十郎は響にちょっとしたご褒美としてバイク免許を発行した。それをもらった響はとても喜んだので弦十郎もモモタロスも嬉しい限りだ。バイクの運転は翼と奏に教わり全て覚えた。

(※ここで『俺の、こそこそ噂話』。翼はバイクの運転教授でバイク飛び降りも教えようとして奏に止められたらしい。)

結果として響の戦闘も飛躍的に戦いやすくなり助かっている。

 

 

 

「たはあ、疲れた〜」

(響!お疲れさんッ!)

響はベッドに顔を埋めて寝ようとしていた。この日は学校が休みにもかかわらず朝っぱらからノイズ出現により出撃、掃討して家に帰ってきた。たまたま未来がいなかったのは幸いだろう。そんな響にキンタロスが労う。

「うん、ありがとね!」

(せやけど最近はノイズが多過ぎやないか?)

「それについては今日の夜ミーティングやるってだから寝かし…て…Zzz」

そのまま響はベッドに意識を落とした。尚、未来が家に帰ってきた時はすごい怒られた。理由はスポーツウェアで寝ていたから。それも汗ダラダラの風邪をひくしシャワーも浴びないで寝たら臭くなるからやめてと言われた。その後シャワーを浴びて響は二課に向かった。

 

「それではこれよりミーティングを始める」

弦十郎の言葉と同時にモニターには街のマップと街に出現したノイズの出現場所が記されていた。

「どう思う?」

「いっぱいですね…」

「つうか出現頻度がおかしぃんだよ。ノイズが出るのは1人の人間が人生で通り魔事件にあう確率を下回ってんだろ?これ、確実におかしぃじゃねえか」

そう言われて弦十郎は険しい顔をして口を開く。

「お前もそう思うか。やはり作為的にノイズが発生してると考えた方が合っているか」

「作為?という事はこのノイズは人が起こしている?」

翼の言葉に弦十郎は頷き肯定する。

「だけどさあ、その目的ってなんだよ?」

「おそらくですがサクリストD《デュランダル》を狙っているとみて間違いないと思います」

「デュランダル?」

するとモニターに保管容器に入れられた刃毀れし錆びた剣が映し出される。

「ここの更に地下、最深部の《アビス》と言われている場所に保管されている《完全聖遺物》だよ」

「完全、聖遺物?」

響は新用語に首を傾げる。そこに奏が説明する。

「ああ。アタシらの使ってるガングニールや天羽々斬のような欠片じゃなく」

「ほぼ全盛期と同じ形のまま発掘された聖遺物で起動すれば装者じゃなくても動かせるという代物だ」

途中から翼が引き継ぎ説明を終える。だが響はそれでも理解していなかった。

「はあああ。響、ぬいぐるみで例えるならシンフォギアが外れたぬいぐるみの目玉とか、完全聖遺物ってのがどこも壊れてない新品同様のぬいぐるみって訳だ」

「あ、なるほど!」

モモタロスは響にわかりやすい例えを用意したが、例えが例えだけに全員が苦笑いを浮かべる。そこへ緒川が時計を見て眼鏡をかける。

「司令、そろそろ」

「ん?もうそんな時間か…」

緒川は翼と奏に顔を向ける。

「今夜はアルバムの打ち合わせなどが入っています」

「え?どういう事?」

1人置いていかれてる響を見て緒川が名刺を取り出して響に渡す。

「表の顔はツヴァイウィングのマネージャーをしています」

「あ、これは結構なものをどうも」

そして緒川とツヴァイウィングの2人は退室していきミーティングは終わりとなった。

 

その翌日も響はノイズ戦に駆り出された。普段なら「またか〜」となるところだが今日の響は若干暴走気味だ。その理由は

(見たかった…未来と一緒に流れ星見たかったああああああああ!!)

「仕方ねぇえだろ!ノイズ出ちまったんだから!」

そう、今日響は未来と流星群を見る約束をしていた、しかも生でだ。こんな貴重な体験をノイズに潰されたのだ響の怒りはよっぽどだろう。それをモモタロスがなだめながらノイズに一閃を放っていく。そこに紫色の玉が飛来しM響にあたり爆発する。

「ぐあっ!どこのどいつだ!?爆弾投げたのは!」

そこにもう一個玉が飛んでくるがそれをM響が叩っ斬り背後で二つの爆発が起こる。そしてM響が玉が飛んできた方向を見るとぶどうを頭に被ったようなノイズが出てくる。

「なんだありゃあ?」

するとノイズは頭から玉をもぎ取り投擲してくるがそれをまたM響が斬り刻む。その隙にノイズは逃げ出した。

「危ねえだろーが!って逃げんなあ!」

M響も後を追い行き止まりにつくもノイズはおらず天井が壊れて夜空がうかんでいる

「クッソ〜!アイツどこ行きやがった!!」

すると上から蒼い彗星が落ちてくる。それは〈天ノ逆鱗〉をノイズへ向けて放っている翼だった。

「はああああああああああああああああッ!!」

そこへ奏も合流する。

「遅かったじゃねえか」

「ワリィワリィ!打ち合わせ手間取って…」

そして2人は翼の元へ向かおうとするがそこにピンクい「ピンクじゃないッ!マゼンタだッ!」ごほんっ、失礼。マゼンタ色の鞭が飛んでくる。

「うわっ!?なんだあ?!」

「おいおい、大して強くもなさそうだな!」

鞭が飛んできた場所には()()()()を装着した少女がいた。顔はバイザーのような物で見えないが明らかに十代なのは確かだ。

「なっ!?それは《ネフシュタンの鎧》!」

緊迫した空気が2人を包む中

「(・・・ねふるわん?)」

「「ネ・フ・シュ・タ・ン!!」」

モモタロスと響がその空気をぶち壊すが少女は気を無理やり取り直す。

「それより、これの出自を使ってんだ〜」

「ああ、2年前ウチ(二課)が失くした大事な物なんだ。返してもらおうか!」

「なら、力ずくで取ってみな!」

そうしてまた奏と少女の間に緊迫した空気が漂う。だが、

「くああああ!おい、ビッチビ野郎!俺を無視すんじゃねえ!!」

耐えられずM響は刀を片手で持ち駆け出すがすぐ鞭で吹き飛ばされるがすぐ体勢を取り直す。

「誰がビッチビだ!そもそもビッチビってなんだよ?!」

「あ゛ぁ゛?んなもん、ビッチのチビでビッチビだ!」

「(ブフゥッww!?アッハハハハハWWWWW!)!」

モモタロスは謎の少女の質問に律儀に答えた結果、奏と響は吹き出し奏は腹を抱えて爆笑している。目に涙が出るほど笑っている。対して少女は胸を除いて肌が見えてる部分全部に血管が浮かんでいる。

「…ふ」

「「(ふ?)」」

すると少女は思い切り鞭をM響に向けて伸ばす。

「ふざけんなああッ!!」

そのまま気持ち荒ぶる少女は大技をM響に向けて連発していく、それによりM響は避けるのにだいぶ消耗している。そこに少女は禁句を言ってしまう。

「泣き喚けっ!!」

「(・・・あっ!?)ばかっ!おめえ、それ言ったら!」

(…泣き…泣く…泣く?)

「泣けるでえええ!!」

(グハァッ!)

モモタロスがはじきだされ響の身体の制御権が強制的にキンタロスに移りK響となる。

「よっしゃ!俺の出番や!!」

そう言うと響はベルトの金色のボタンを押し変身音が流れ出す。そこへK響はベルトにライダーパスをかざす。

アックスフォーム

ソードフォームのヘッドアーマーが消えソードフォームのボディのオーラアーマーが180度入れ替わり金色のオーラアーマーとなる。頭の上に斧が出現し目の部分まで移動すると刃の部分が展開、回転しヘッドアーマーとなる。アックスフォームの完成だ。K響は顎に手を当て首を鳴らす。

「俺の強さに……お前が泣いたッ!」

そう言うとK響はデンガッシャーソードフォームを組み替え変形しデンガッシャーアックスフォームにする。

「誰が泣くかっ!」

少女は鞭をしならせK響に当てようとくるが逆に捕まれ引き寄せられる。

「ふんっ!」

そこに斧の一閃が入り鎧に亀裂が入る。

「なっ!?ネフシュタンの鎧を一撃で?!なんつうパワーだ!」

「なんや?もうこぉへんのか!!」

「んだとおおお!」

少女はその挑発にまんまと乗りK響に近づくが亀裂の入っている部分に更に一閃を振るいそこの部分だけ完全に砕き無防備な腹部が現れる。そこにK響はスマッシュを打ち込み数メートル先に吹き飛ばし少女は数回転がって止まる。

「くっ、いってえ…」

少女はなんとか立ち上がるがここで1つ少女に問題が起こる。

「!?ぐ、うああああ!」

ネフシュタンの鎧が再生を始めたそれも少女の身体を巻き込んでいっている。

「くっ、覚えてろよッ!!」

少女は潮時と感じたのか逃げていった。

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