「はあああああぁぁ!!」
その雄叫びと共に、その戦いは起こっていた。
その両者共、怪獣を思わせる見た目をしており、純白な鎧で身を纏っているドラゴンであるシャイングレイモン。
そのシャイングレイモンと戦いをくり広げられているのはUSJを襲撃した謎の怪人。
その両者は武器を一切持たず、素手での殴り合いを行っていた。
体格に大きな差がない二人だったが、怪人の力は僅かに上なのか、シャイングレイモンの身体の各部には僅かだが殴られ、凹んでいた。
それでもシャイングレイモンは、長年のプロとしての勘と経験を頼りに、それらの攻撃を僅かなダメージに抑えながら、反撃を行うように真っ直ぐと怪人を殴る。
その殴られた箇所は真っ直ぐと急所を狙っており、普通の怪人ならば、一発受けただけでもすぐに倒れる程の威力を持っていた。
だが、怪人はそのダメージを受けた直前に、瞬く間にダメージを回復し、反撃する。
「アグモンっ」
「下がってろ、ピンキー」
そう言いながら、シャイングレイモンはそのまま怪人を睨む。
それを見ながら、ピンキーの動きは未だに鈍い。
それを見たシャイングレイモンは
「さっきの話の続きだったな。
ランキングを目指さないのは確かに僕の考えだ。
だけど、決してランキング上位を目指すのは悪い事じゃない」
「えっ、それは」
そうシャイングレイモンは息を整える。
「ランキング上位を目指すというのは、ヒーローとして正しい姿を探す為でもある。
助けを求める声を、声にならない悲鳴を見逃さない、決して誰も見捨てない。
そんな、トップヒーローは、普通のヒーローでは決して越えられない壁を乗り越える。
その象徴が彼らなんだ」
そう言い、シャイングレイモンは拳を強く握り締める。
「俺は俺自身が正しいと思えるヒーロー像がある。
だけど、誰もがそれが見える訳じゃない。
だから、ランキングはそれを知る為の、ヒーロー像を見つける為の物なんだ」
そのシャイングレイモンの言葉と共に、ピンキーこと芦戸は友人である切島が目指しているのが紅頼雄斗である事を。
そして、切島のように、ランキングにいるヒーロー、そのランキング上位を目指しているヒーローを見て、ヒーローを目指しているのを。
「だからこそ、ヒーローは負けないよ!!」
それを合図に、怪人は巨大化した腕をシャイングレイモンに向けて放った。
それに対して、シャイングレイモンは巨大な翼を広げて、その光のエネルギーを拳に集めた。
「行くぜ!!グロリアスバースト!!」
その言葉と共に本来ならば光線として放つ技を殴り、放った。
かつてUSJでオールマイトのデトロイトスマッシュと互角であった拳だったが
「ガアアァァ!!」
グロリアスバーストの一撃を受けた怪人は瞬く間に吹き飛ばされ、近くのビルにめり込んだ。
「ふぅ」
それと共に、シャイングレイモンはそのままアグモンへと姿を戻した。
「なんとかなったか」
そう言いながら、アグモンはそのまま汗を拭う。
「アグモンさん!」
「ほら、ピンキー。
まだ、油断はできないよ。
現場の救助とか、やる事は一杯なんだから」
「っはい!!」
その言葉と共にアグモンはピンキーと共に、再び現場を向かう。
未だに混乱が収まらない町の人々を救う為に。
アグモンの進化系統は
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ウォーグレイモン
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シャイングレイモン
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ビクトリーグレイモン
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ブリッツグレイモン
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エンシェントグレイモン